ふたりでボードゲーム

2人プレイできるボードゲームを紹介していくブログです。

毎日12時更新


左から枝分かれする人生

さてヤマタイが発売になりました(何年前?)
ニコボドで☆3ですから、プレイする価値なし?

かと思えば、そんなことはなく、なかなか良いゲームだと思います。
ファイブトライブズもそうですが、アブストラクト風味がかなり強いので実力差がかなり出るのは注意が必要です。
また

下手の考え休むに似たり

ということを露骨に想起させるゲーム性ですから、プレイするときは注意しましょう。
そして

長考するプレイヤーほどプライドが高い

ということも考えたうえで、舐めプをせずに首を切り落とす優しさがあることも覚えておいたほうが良いでしょう。

さてヤマタイ単体でプレイするとそんなに悪くない出来ですが、ファイブトライブズと比べると見劣りします。
理由を考えてみるとやはり初期盤面の不自由さにあるところでしょう。

最初は打てる箇所がすくなく徐々に増えていくパターンです。
一方ファイブトライブズは最初選択肢が多く徐々に少なるパターンです。

私はどちらかといえば最初選べる手が多いほうが窮屈さを感じないので、好きです。
まあここら辺は好みの問題でしょう。

どちらも日本ではあまり流通していないので、輸入するとよさそうです。






基本はNE

さてついにラムズ対 ペイトリオッツが始まりますね。

やはり今回の対決のポイントはずばり

ディフェンス

です。

どちらもハイパーオフェンスを持っていますからいかにスリーアンドアウトの回数を増やすか?が重要になります。
またラムズはキッカーが怪我をしている、という情報もあるのが気になるところです。

私はどちらも応援していますが、ラムズに頑張って欲しいと思います。
まあペイトリオッツは近年稀に見るレギュラー勢ぞろいなので、勝つのは難しいかもですが・・・ 


日本語の説明書の読解難易度が、英語読解より高い

さてコストパフォーマンスと場所的におススメしたいのがクトゥルフレルムズです。
こちらはスターレルムズのクトゥルフ風味ですが、かなり良く出来ています!!
なによりカードが110枚程度なので、持ち運びも簡単ですから、屋外プレイ向きです。

クトゥルフゲームらしいおどろおどろしい雰囲気は殆ど感じない、スタイリッシュアメコミ風味(どんな味?)ですから、ギリ子供でもプレイ出来そうです。
マンションオブマッドネスやエルドリッチホラーは子供には渋すぎる絵ですから…

そういう意味でもファミリーゲームっぽいですが、基本はスターレルムズなので、デッキ構築ゲームの入門に如何でしょうか?



カード背面が日本語全開でダサい?確かに!!
なのでスリーブをつけてお気に入りカードを背中に入れて見えなくなるようにしましょう。
スリーブは88x63mmです。

 
最近は無料アプリでもあるので、試しにプレイしてみてもいいかもしれません。




局面が読みにくい(というか読めない)

唐突ですがグランドオーストリアホテルがあまりに面白いので是非おすすめしたいです。

①皇帝の課題とゲームの目標を組み合わせると3000パターン以上!!
➡1000回遊んでもすべてのパターンを遊び尽くせません!
これなら拡張は必要ありません。


②カードとサイコロの組み合わせなので、長期的展望が役にたたない。
➡短期的展望の集合体によって構成されるゲームですから、経験がものを言います。
毎回シチュエーションが変わっても知識は残る、ということです。

知識例

○お金がなくなると何もできなくなるので、よほどのことがない限りドケチに振舞った方が楽にプレイできる

○初級者スタッフカードが実はパターンが違う

○仮にすべてのアクションで顧客カードをとっても14しか部屋は埋まらないので、実現すること/しないことを分別する

さてグランドオーストリアホテルは多数のスタッフカードの存在から

良いカードを引いた方が勝ちなんだろ、コンボゲー乙!!

と思われがちですが、誤解です。

グランドオーストリアホテルは

ありとあらゆる行動が最終的に高いレートで勝利点に換算される

珍しいタイプのゲームです。

お金も1円1勝利点、生産した飲食物も1個1点です。
どんな戦法でもも2人プレイでは差がつきにくくなっています。

じゃあゲーム中の勝利点を稼ぐアクションは意味ないか?
といえばそんなことはなくて、ゲーム中では勝利点を稼ぐアクションは概ねお金に対して1.5倍で換算されるので、単にお金を稼ぐよりは、勝利点行動の方が得になります。

しかしゲーム中の勝利点は他のアクションを生み出さないのに対して、お金はすべてのアクションの基本になりますから、とてもお金が重要なゲームです。

そしてインタラクションがない、と思われがちですが、相手にどうしてもあげたくない顧客カードを高値で買い取ることができるので、これをインタラクションと呼ばずなにがインタラクションなんだ?ということです。

グランドオーストリアホテルは貴重なお金というリソースを毎回変わるアクションの強弱を見極めつつ、8割自分、2割相手をみながら、やり繰りしていく、自己研鑽型ボードゲームです。
もちろんカードの運で負けることもあるかもしれませんが、大局観を誤った自分が悪いといえます。

2人でも時間がかかるゲームですが少しずつプレイして上手くなりたいですね。

【概要】
宇宙を舞台に文明を発展させていく(=勝利点)カードゲーム。

【こんな人におススメ】

・2人でまったりプレイ

・宇宙にロマンを感じる

・宇宙飛行士よりもSFが好き

・とりあえず面白いゲームがやりたい!!

・旅行に重めのカードゲームを持っていきたい

評価;A

面白さ(☆1〜3) ☆3
⇒自分が行うアクションを選択するプエルトリコやサンファンの宇宙版。
宇宙サンファンとも呼ばれています。
短時間の割に考えることが多く、適度に手札運もあるので、初心者から熟練者まで楽しめそうです。

内容物(☆有無) ☆1
⇒カードと得点チップだけですが、値段はほどほどです。

入手(☆有無) ☆1
⇒どこでも買えます、アプリなら

合計 ☆5

自分が選択したアクションを相手も行うことができる、というプエルトリコで開発されたシステムをSFに応用したカードゲームです。
カードの記号がやたらと多くて意味がわかりにくいですが、◇、○(黒)、○(赤)の3種類のカードを並べていくだけと 考えると簡単になります。
半分くらいのカードに注釈があるので、一枚一枚を確認していくと時間がかかりますが、半分くらいのカードは捨ててしまうので、最初とりあえずプレイしてみて徐々に知識を増やしていくと良いでしょう。
というか、アイコンが複雑なので、どうせ覚えることはできません。

【プレイのコツ】
・とりあえず通しでプレイしてみる

・初心者が最初に選ぶ惑星は
⇒軍事能力(赤丸)を上げるカードをが良いでしょう。
このゲームで取れる戦法は大まかに軍事型と生産消費型がありますが、 初心者には軍事型がおススメです。

軍事型は手札運に依存する点がありますが、手札さえ揃えば早く展開できるのであまり考えることがありません(軍事カードは軍事力があるカードでしか出せない。生産消費型は手札を捨てさえすればいつでもカードを出せる)。
初心者には軍事型を教えて、手札でもおまけしてあげると良いでしょう。

やり込みがいがありそうなゲームです。
カードの枚数がやたら多いので、コンボなどを考えるとキリがなさそうですが、程よく手札運もあるので、のんびり楽しめます。

あと箱の中身がスカスカなので、圧縮すれば十分携帯可能です。
 

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