呼んだ?
メキシカ新版は結構楽しいですが、同じシリーズとは言っても内容は全然違います。
というわけでルールを読んでみました。
ティカルはめくり運が大きそうなんですが果たして…
【基本ルール】
○キャンプを設営しながらマップを広げていくタイル配置ゲーム
○勝利点は発掘する財宝とピラミッドがメイン
【所感】
「キャンプを設営する」という人間味あふれるアクションと「ランダムに引いた地形タイルを任意の場所に配置する」という神の御業アクションが混在するので、私にとっては気持ちが悪いゲームです。
カルカソンヌはいいですよ、アクションが神視点で統一されていますから。
でもこのティカルや、最近だとアクロティリなんかもそうですが(あれはピックアンドデリバリーは人間、タイルの配置が神)、視点が 混在しているゲームは
「面白い、面白くない」以前に気持ち悪い
という感じです。「あんまり気にするな」といわれても
「じゃあオレは誰だ?」とプレイする前から考え込んでしまうわけですよ。
メキシカのワープは神の御業じゃないかって?
ワープはギリギリ人間技でしょう、セロだったら出来そうですし(適当)
シンプルさという点ではメキシカに軍配が上がりそうです。
遺跡発掘というテーマが好きで複雑なゲームが好みであれば買っても良いでしょう
追記)
このゲームの視点について考えてみると、キャンプの設営=人間と考えていたから、勝手に気持ち悪くなっていました。ルールには探検隊と書いてありますが、私の脳内設定では
「神(自分)を崇拝する信徒を操って、ピラミッドを立てさせていくゲーム」
というところに落ち着けてプレイしようと思います