まさに美術界のドリームチームや!!

さて、秋といえば芸術の秋!!ということで、美術を体感するために旅行に行ってきました。
場所は徳島県鳴門市にある大塚国際美術館です。知らない方のために概要を説明すると、陶板でできた本物と同じサイズの複製を飾ってある美術館です。

「なーんだ本物じゃないのか…」

という方もいると思いますが、展示の数と質がすごいのです。
作品数が1,000点以上あります!!本物をすべて見るとしたら200箇所近い美術館に行く必要があります。

そして作品の中にはシスティーナ礼拝堂まであります。これは圧巻でした。
何故なら本物は暗くてよくわからないところがありますが、大塚国際美術館であれば明るいので、細部まで細かく見ることができるからです。

まあ、これだけ褒めても
「でも本物じゃないでしょ…」という方はいるでしょう。

確かに本物と陶板絵画ですから、似ているものとそうでないものがあることは否定しません。
しかし、それでもやはり名画が1,000点以上ある、という空間は圧巻以外の何ものでもないのです。

そして本物に近い絵をみることで新しい発見があります。
私はゴヤという画家があまり好きではなく、というか「なんで世間では評価が高いのだろうか?」と疑問にすら思っていたのですが、大塚国際美術館で作品群を見たら「あー、ゴヤは天才ですね」といきなり手のひら返しすることになりました、いつかプラド美術館で本物みたいです笑

大塚国際美術館は美術に触れるきっかけには最適です。
ここで色々な画家に出会い、「自分は○○に興味を持ったので、今度は別の作品を見たい」で充分文化的な役割を果たしているといえます。

というわけで、是非多くの方に体感して欲しいですね