やっぱり単純なのが一番??

さて、今年度の拡張で一番の目玉といえば、やはり宝石の煌き 都市でしょう。
ルールはメーカーのHPを見てもイマイチよくわかりませんが、簡単にいえば

シンプルイズベストな宝石の煌きに多少複雑な要素が加わる

という拡張です(すっごく大雑把な認識)。

これは良し悪しだなぁ〜という感じです。

実際テストプレイできそうな拡張は城塞(城塞駒でカード予約のようなことができる)くらいしかないので、時間があるときに試してみるといいでしょう。

【城塞】
脳内でシミュレートしてみると、今までは無駄なカードを買わなかったけど、カードを買うことで予約(のようなこと)ができるようになるので、多少ゲーム速度が上がる、という感じでしょうか。
全体的にインフレ化する傾向の拡張が多いですね。
じゃあそれがいいか?と言われると、宝石の煌きに、そのような複雑さは求められていないような気もします。

例えば特殊能力バリバリの東洋カードが入ると仮定すると、インストしている最中に

「じゃあ追加するカードを全部説明してください」とか

「じゃあ僕にだけカードを見せてください」とか

「(無言でカードを漁る)」になり

インストに時間がかかってしまいます。

5分でインスト、15分のサクサクプレイ、しかもカード運があるので、素人でも勝てる可能性がある枠として唯一無二の存在だった宝石の煌き(スプレンダー)が、どこにでもある中途半端な拡大再生産になってしまう可能性も否定できません。

きっと発売されるやいなや

「ゲーマーにはマストハブの拡張」とか

「ゲーマーには必須の拡張」とか

「持っていて問題ない」とか

色々な感想が出そうですが、私の印象は違っていて、唯一無二の存在が還俗したような虚しさを覚えるわけです。

といってもまだ発売前で、しかもルールもカード内容もわからない状態ですから、ここまで悲観する必要はないですね。きっとこんな悲観的な考えを持ってしまう理由は、四半期が近く、業務が輻輳しているせいだと思います

それに還俗したフィリッポリッピが画家として大成したことを考えると、還俗も悪くないかもしれません。

相変わらずどっちつかずなオチです