だから販路を増やすために、お前ら量販店で買うな!!←ファッ!!

さていつの時代にも小売店とディスカウントショップの諍いは絶えません。
街の模型屋もゲーム屋も、すべてヨドバシカメラとAmazonに潰されましたからね。
定価販売が基本の小売店にしてみれば、たしかに予約時から大幅値引きの駿河屋やヨドバシカメラは悪かもしれません。

しかし私たちは消費者なので、商売人のことを気にしても仕方ありません。
商売人の二枚舌にひっかからないことが、なによりも重要だと思います。

たしかに

①エラッタは出荷数が増えれば解決
②出荷数が増えるには多くの販売経路が必要
③販売経路として小売店を残すには量販店は悪

という3段論法はなりたちますが、②のところが問題です。

出荷数が増えるために何故多くの販路が必要でしょうか?
街中のそこかしこでボードゲームが売っていることが出荷数に影響を与えるのでしょうか?

たとえばテレビゲームは街のゲーム屋さんが消滅しつつありますが、それがテレビゲームのプレイ人口が減った原因とは思えません。
原因は競合コンテンツの存在や、自由になる時間の減少など色々考えられます。
消費者だってアホではありませんから、小売店で買えないからボードゲームをやめる、とはならないでしょう。
趣味を止める理由はつまらなくなったから、これしかありません。

今すべての娯楽コンテンツで発生している事象は、少ないパイを如何に取り入れるか?という他のジャンルとの奪い合いだと思います。

ボードゲームはビデオゲーム、モバイルゲーム、動画コンテンツ、広くいえば趣味となりうるすべてのコンテンツと競合し、パイを増やさなければ、出荷数が増えることはないでしょう。
小売店に必要なことは、量販店と少ないパイを奪い合うのではなく、小売店も量販店と価格以外で差別化することでパイ全体を増やすことではないでしょうか?

さてじゃあ、量販店の安売りは悪か?といわれるとそんなことはありません。
何故なら今の時代においてボードゲームは高すぎるコンテンツだからです。
ボードゲームマニアにとっては貴重なボードゲームも、ボードゲーマーではない人にとってはただの箱、ただの板にすぎません。そして一箱に5000円以上かけることにはやはり抵抗感があるのでしょう。
そういった意味で出来るだけ安価に消費者に提供することはボードゲームの裾野を増やすためには必要かと思います。

まあ実際にここ数年ボードゲームは取り上げられたりしますが、体感ではそんなにプレイ人口が増えている印象はありません。正確にはプレイ人口は増えているけど、ボードゲームをお買い上げしているはマニアと転売ヤーで、自分で買ってまでプレイするというプレイヤーはそんなに多くない感じも受けます。
そんなプレイヤーに訴求するには安価しかない、だとしたらボードゲーマーとしてはすこし寂しい気もしますが、わざわざ金払ってまで、頭脳を酷使したい、という方の方が珍しいのかもしれません……

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