The いいとこ取り

日本でボードゲームを手に入れるとなると、日本語版が出ていない限りはすぐに手に入らなくなる作品が殆どです。
ボードゲームマニアは

棚に全てのゲームを揃える

ことが目的ですから、片っ端から買っていきます。

昨今のSNSメディアの発展で、あたかもボードゲームマニアがそこらじゅうにいるように錯覚します。
数が少ないだけで劣っているように見えてしまうかもしれません。
しかし杞憂に過ぎません。

ボードゲームは相手がいて初めて成り立つゲームです。
マニアはマニアで、初心者は初心者で住み分けすればいいと思います。
まあゲームの腕も伴っているマニアは殆どいませんから、数は初心者でも腕でマニアになればいいんじゃないでしょうか。
囲碁の世界では高い碁盤を持っているよりも腕がいいほうが羨ましがられます。

さてエッセンも終わり、新作がどんどん入ってきます。
ハゼのように片っ端から食いつくのも、もちろん楽しみ方の一つですが、もしボードゲームを始めるのであれば評価がある程度決まっている作品をおススメしたいです。

入手しやすさ、バランスの良さから考えると現状ではマルコポーロの足跡がおススメです。
ミニ拡張が無くても充分成り立ちますし、様々なゲームのエッセンスが含まれているのでボードゲーム勘を養うにはいいんじゃないでしょうか?