麺は大盛り


2人用ゲームや2人でプレイしているレビューって少ないような気がします。

というわけで理由について考えてみました。

①オープン会で2人プレイをする理由がない
⇒たくさん人がいるのであれば、わざわざ2人でする必要はないですね。

②プレイする相手がない
⇒2人でプレイする、ということはお父さん、お母さんと同居している、配偶者がいる、恋人がプレイしてくれるなどの条件が必要になります。

しかし殆どのボードゲームマニアは、孤独で仮に家族がいても一緒にプレイしてくれません。

つまり2人プレイする環境がないのです。
これではレポートもできません。

③2人ゲームをプレイして負けたら自尊心が耐えられない
⇒ボードゲームマニアの大半はプライドが高いです。
そしてマニアックさがそのプライドに拍車をかけるわけです。

(頭が良い自分だからこそ)この崇高な趣味を理解できる。
そしてボードゲームマニアにとってボードゲーム(だけ)が人生の全てです。

つまり

2人ゲーの負け=ボードゲーマーとしての敗北=人間としての価値の欠損=人格の崩壊

につながるため、プレイすることなど怖くてできないのです。

さてここまで書くと、誇張しすぎのようですが、実は囲碁教室でも同じことが頻繁にあります。
中年になって囲碁を始めても95%はやめてしまいます。

上達する過程の敗北にプライドが耐えられないから

まあ中年で囲碁を始める、となるとそこそこ生活にゆとりがある人ということが想像できます。
普段の生活で困っている人は囲碁など興味をもちません。

そしてある程度生活にゆとりがあるということは、相応の社会地位もあるかもしれません。
そのような人間にとって、敗北したり、間違いを指摘されることは不快なのです。

というわけで、ボードゲーマーとしての尊厳を傷つけない2人ゲームを挙げていきます。

○金星の商人
⇒宇宙を目の前にしたら、ボードゲーマーの尊厳などデブリ以下でしょう。
人類以外の種族を選べば人間としての尊厳も関係なくなります。
おススメはガス人です。

○プリンセスワンダー
⇒萌え絵を前にしたら、人間としての尊厳などコミックとらのあなに捨ててくるしかありません。
2人用ゲームが揃っているので、負けても別のゲームをプレイしましょう。

○古代ローマの新しいゲーム
⇒ローマ帝国を前にしたら、極東の島国魂などカタコンベに埋葬するしかありません。
再販されるので、これを機会に入手すると良いでしょう。
シンプルでありながら、濃い心理戦が楽しめるゲームばかりです。

○インペリアルセトラーズ
⇒負けても手札のせいにしましょう。
確かに手札運は存在します。
まあ上達するには言い訳は邪魔ですが。