妻激怒「なぜ私の路線をとる!!」

人の思いはどうすれば伝わるのでしょう?

1000の言葉もボードゲームの1手に劣ることがあります。
1手とは、かくも重いもの。

そう考えると、チケットトゥライド北欧の国々で真ん中の路線を取っていく私のプレイングは妻に言わせれば

卑劣そのもの

ということで、じゃあこの目標をどうやって達成すればいいんだ、と目標カードを見せたところ

①(スカンジナビア半島の東側を指差して)ぐるっと回れ

②オススメのボードゲームならもっと楽しませるように、自分だけが得をするようにプレイするな

というのです。
いや、悪徳タクシーだってそんなに遠回りしないっすよ、リアス式海岸観光ツアーじゃあるまいし。

まあ、そんな言い訳は取り付く島はないわけで(スカンジナビア半島は島だらけです)、チケットトゥライド北欧の国々はマンモスと一緒に永久凍土(←これはロシアかな?)に埋葬されることになりました。
未来人が発掘したときに、なぜこのゲームが埋められていたかわかるように、英語、日本語、チャイ語でメモを残して庭に埋めます。




 
チケットトゥライド北欧の国々は、なかなかの名作だと思っていましたが、間違いでした。



本物の名作です。



BGGでやたら高い順位も納得です。
闘争心むき出しのアングロサクソンにはたまらんでしょう、これ。
逆にちょっと悩ましいゲームがプレイしたい、くらいの軽い気持ちならばプレイしない方が良いでしょう。マジで空気が悪くなりますからね笑

とはいうのも、結局カード運と目標カード運ですが、テクニックでかなり緩和できます。
たとえば最初の目標カードで高額ルートしかなかったり全然違う目標ルートばかりだったら(かなり低い確率ですが) 、その時点で勝つのは難しいかもしれません。
しかしその苦難に打ち勝つことが、箱絵のサンタの服装をした鉄道会社社員の矜持だと、教えてくれています(大げさ)

まあシステムはチケットトゥライドですから、システムフェチのボードゲームマニアには理解できないことだと思います。セーフティネットもありません。

でも所詮システムはシステムですから。

システムが好きなら、AIとプレイしてればいい、ということになります。
私は人間とプレイしたい、だからシステムなど私にとってはどうでもいいことです。