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船を取らないと餓死する、ということはないんだけど借金地獄に陥る楽しいゲーム、ルアーブル。

せっかく拡張込みで再販になったにもかかわらず、なんの話題にものぼらないまま月日が流れました。
私はルアーブルというゲームに日本人が愛してやまない潔さを感じます。

【ここが日本人向けその1】拡張(も殆ど)ナシ!!
いいじゃないですか、昨今の拡張ありきのバランス調整を無視していて。
まあ洛陽の門も拡張は出ていないですけど…

【ここが日本人向けその2】出来ることが単純!!
ルアーブルはできることが2種類しかありません。

資源を取るか、建物アクションをするか

アルルの丘はできることが、パッと見て、10種類*2(夏と冬)くらいあります。
これでは妻から

で、なにすればいいの?

と言われるだけですが、ルアーブルは違います。

資源を取るか、建物アクションをするか

しかもこれだけで、かなりゲームに奥行を持たせています。
木造平屋建築を彷彿とさせますね。

多分違う

【ここが日本人向けその3】魚を生で食べる文化
ルアーブルではそこらへんのゲームと違い、ほぼすべての食材は加工しなければ食料になりません。
しかし魚だけは、そのまま食べれるのです。つまり

刺身で食べる

ということですね。
これだけで、親日的なゲームと言えるでしょう。

まあ1人プレイもできる点も本当に日本人向けだと思いますよ。
人知れず練習して、努力のあとをみせずに華麗に勝つ(夢を見る)。
ちょっと古いのと、初見だと確実に借金地獄に陥るので、オープン会向けではないです。

しかし昨今のWhat’s your game作品に代表されるようなやることが多すぎて混乱することもないですし、プレイすればするだけ上手くなる?(ランダム要素がないから)のは、ちょっとアブストラクトっぽくて楽しいです。