【 概 要 】
 6x5のランダムに敷いたタイルに3個づつミープルを、
これまたランダムに配置して、ミープルを取っていく陣取りゲーム。


魔人編をアップしました


海外での評価は高いが、日本でイマイチな理由として

1.アブストラクトと勘違いされるゲーム性
⇒ランダム要素が多く、
アブストラクトとは呼べません

2.リプレイ性が高いことが利点にならない
⇒日本では固定メンツで一つのゲームを
ヘビーローテーションすることが
少ないので、リプレイ性の高さは
評価に値しません。

3.見た目が濃い
⇒ 絵のバタ臭さでいえばテラミスティカもいい勝負ではないでしょうか…
ヤシの木や宮殿のオブジェクトがよいです。

4.長考するので、テンポが悪くなる
⇒このゲームは初心者ほど長考します。
下手な考え休むに似たりです。
上達すれば時間は短くなります。
また最善手至上主義も問題になりそうです。

このゲームを楽しむには、コツが必要です。
知らないと時間ばかりかかってしまいます。

しかし囲碁や将棋と比べれば遥かに少ない知識で、
楽しくプレイできます。

また2人プレイには2人プレイなりの駆け引きが存在するので
(2人プレイでは連続して手番を回すこともできる)、
2〜4人で様々な楽しみ方ができます。

【プレイのコツ(基本編)】
1.高額領地からミープルを(絶対に)取らない
⇒ミープルがなくなった土地は、次の手番に暗殺を利用することで
取られてしまう可能性があります。

よほどのことがない限り、高額領地からミープルを
取るメリットはないのです。

2.土地と魔人の平均価値は6
⇒平均価値を割ってしまう土地や魔神は極力取らないようにしましょう。
といっても1を実践すると安い土地ばかり取ることになりますが…

3.奴隷は使い切る
⇒奴隷はゲーム終了時に残しても
勝利点に変換できませんので、
使い切るようにします。

4.ミープルを取る順番は?
①赤(高額領地が取れるか?)
②青(4以上取れるか?)
③緑(新しい商品が出ているか?)
白(欲しい魔人がいるか?)の順番で

高額領地が取れる状態であれば赤を選択、
次の青、緑、白は優先度は
プレイヤー次第です。

このゲームは種まき(取ったミープルをタイルに置く)で
盤面が大きく変わり、不確定要素(次の商品や魔人は
何が出るかわからない)が多いので、

最善手がない

という場面が少なくありません。

そこで取り敢えず利益を確定出来る状態①や②を
優先していくとよいでしょう。


以上の4原則でとりあえずスムースに
プレイできます。


特に1は厳守しないと

後手番のプレイヤーをかなり有利にしてしまいますので、

注意しましょう。