ふたりでボードゲーム

2人プレイできるボードゲームを紹介していくブログです。

2015年10月

久しぶりに逃げゾンビをプレイしてみたところ、やたらと面白く、感心しました。

このゲームは、サイコロを振って出た目に応じた3種類の距離にあるゾンビを倒したり、ランダムに引いてくるカードにより得点を稼いだりゾンビを増減させる、という至極わかりやすいゲームです。流行のサイコロふりなおしシステムも完備しております。

最終的には得点を競いますが、プレイヤーが死ぬとすべてパァになる、というチキンレース要素もあります。

ゾンビテトリスとも比喩される内容ですが、テトリスと異なる点はサイコロの目次第のゲーム内容、プレイヤーの判断2割、サイコロ6割、カード2割といったところでしょう。

このゲームではゾンビをフィギュアで表現しているのですが、その点がとても素晴らしいです。

サイコロで武器の目を出し、その数の分だけゾンビフィギュアを取り除く。
これだけで、雰囲気がまるで違います。実際に戦っているような感覚に陥ります。

同じくサイコロゲーのグリード(➡古すぎます )は酒のみながらチョコレートを賭けたりすると盛り上がりますが、大人がシラフでプレイするにはつらいくらいシンプル過ぎる内容になっています。

フィギュアの有無だけで、プレイ感覚が変わるということは、ルールを読んだだけではわからないことで、実際に何度もプレイして初めてわかることではないでしょうか?

私は研究した分だけ成果がでるゲームが好きですが、こういう雰囲気&運ゲーもなかなか良いものです。もしかしたらカジノのバカラのように出目の偏りを記憶しておけば、プレイヤーの腕を反映できる……んですかね?

時にはサイコロに身を委ねるのは心地よいので、テーマが嫌でなければ…というか日本ではかなりマイナスなテーマ&絵柄ですが、再販されるようなのでプレイしてみると良いでしょう。


もし気に入らなければフィギュアだけでも1/48くらいのジオラマに使うと良いです、ゾンビVS戦車ということで。

 

ボードゲームを購入するとき、迷ったら…私の場合、BGGを参考にすることが多いです。

こんなゲームはBGGで評価が高かったゲームです。

グラスロード紹介はこちら

ジャイプル紹介はこちら

ファイブトライブス紹介はこちら

ポリス紹介はこちら

BGGとはBrowse Board Gamesの略で、殆どすべてのボードゲームを網羅しているサイトです。

英語のサイトなので、ちょっと抵抗がありますが、簡単です。

TOPページにアクセスしてBrowse⇒database⇒gamesを選ぶだけで、投稿者によるレビューランキングが確認できます。

またベストなプレイ人数なども確認することができるので便利です。 

【なぜBGGなのか?】
日本語のゲームブログやツイッターでの評判が参考にならない理由は、プレイ回数不足に原因があります。

昨今のゲームはシステムが複雑化しており、1回や2回のプレイではとてもシステムを理解できません。

将棋や囲碁のルールは簡単ですが、ルールだけではプレイできないのと同じです。
昨今の流行りのゲームは、悪く言えば一見さんお断りなゲームが多いのです。

私はやり込みがいのあるゲームが好きなので、プレイ回数の母数が少ないゲームレビューでは参考にならないです。 

というわけで投稿者が多いBGGを利用するのが一番手っ取り早いのです。


【BGGを利用する注意点】
・アメリカバイアスがかかっている
⇒トワイライトストラグル(冷戦がモチーフ)が1位を取る時点で、アメリカバイアスが かかっています。
これは、ボードゲームという遊びにおける評価が、テーマと密接に関係しているからです。

2015年度の国際ゲーマーズ賞で”我ら人民”が投票で大賞を獲得しました。
我ら人民は良いゲームですが、 冷戦下の西ドイツと東ドイツをテーマにしている時点でドイツ人には高評価をつけやすい作品になっていることは間違いありません。
逆に日本人が見ても、イベントカードの殆どを理解できないので、魅力は半減してしまうでしょう。

また明らかに日本人の好みと異なる点もあることは考慮したほうが良いでしょう。

パッと思いつくところで、
①長時間ゲームがマイナス要素にならない

②英語表記がマイナス要素にならない

③直接攻撃がマイナス要素にならない

④SF(特にスターウォーズ)やファンタジーをテーマにすると評価が上がる

などは考慮した方が良いでしょう。

しかしこのような欠点は些細なものです。
何故なら自分で①〜④のフィルタをかけた上で、レビューを確認すればいいからです。

また書いてあるレビューは英語ですが、ヨーロッパ人の書いた英語は読みやすいので、勉強がてら参考にするのは如何でしょうか?



【 概 要 】
赤、青、黄色のタイルが2枚つながった土地を並べていく陣取り。
同色のタイルが2枚以上繋がると郡になり、自分の建物をおくことができます。
同色の郡同士が接触すると大きい方が勝ち、負けた郡の建物は撤去されます(郡の合併)。
先に建物を置ききった方が勝ちになります。

【こんな人におススメ】

・2人でエンジョイプレイ

・チグユーを妻にプレイして欲しいが、いきなり教えても無理だと思う

・チグユーをプレイするには時間が…

・秦に興味がある、秦に行きたい。しかし時間もお金もない

評価;B

面白さ(☆1〜3) ☆2
⇒簡易チグユー(後述)

内容物(☆有無) ☆1
⇒コンパクトな箱にボードとコマがたくさんあります。

入手(☆有無) ☆1
⇒どこでも買えます

合計 ☆4

簡易チグリスユーフラテスです。

はっきりいえばチグリスユーフラテスをプレイできる環境があれば、そちらの方が面白いです。
しかしチグリスユーフラテスは一朝一夕でプレイできるような簡単なゲームではありません。
何度も書いていますが、将棋や囲碁と同じ類のスキルを要求するゲームです。

一方、秦はルールも少なく、すぐにプレイできます。
これは初心者とプレイする分には大きなメリットでしょう。
オープンなゲーム会に出しても大丈夫です。

【プレイのコツ】
・同色2枚の土地を残す
⇒手札には3枚の土地があります。
同色2枚がつながった土地は置くだけで郡になります。

秦はチグリスユーフラテスと異なり、郡の合併が起きても、大きなダメージにはなりません。
寧ろ自分の手番で建物を置けない方がマイナスになっていきます。

少なくとも3枚の手札のうち、1枚は同色2枚の土地を残すようにしましょう。

・積極的に相手の土地に割り込めるようにしておく
⇒このゲームは手札運と、いかに中立の村に自分の建物を置くか?が重要になります。
相手の郡に割り込むように自分の郡を配置することで中立の村を狙いやすくします。

秦は簡易チグリスユーフラテスですので、ゲームの面白さや奥深さはチグリスユーフラテスに軍配があがります。チグリスユーフラテスが将棋ならば、秦はどうぶつ将棋です

一方で、秦がただのどうぶつ将棋で終わらない側面もあります。
どうぶつ将棋は最善手を打てばどちらが勝つかわかっているゲームですが、秦は違います。

手札がランダムなので、プレイヤーが考察する余地は十分にあります。
またチグリスユーフラテスの1/3程度の時間でプレイできることも魅力でしょう。

なんとなく先手が有利な気がしなくもないので、配置する建物数を少なくすることでハンデをつけましょう。

世の中には暇な学生やニート向けに時間を潰すために作られたようなゲームもあります。
秋の夜長に如何でしょうか?

①金星の商人
宇宙に広がる惑星を巡るスペースすごろく。
基本的には惑星で商品を売買したり、客を乗せて送迎することでお金を稼ぐ単純なゲームです。

フルゲームだと30ラウンド行うので、1人1分でプレイしてもかなり時間がかかります。
3人くらいが限界でしょうか?

この手のゲームは桃鉄のような、コンピュータゲームが楽かもしれません。
宇宙テーマのゲームがやりたい場合はプレイすると良いでしょう。

②囲碁19路
囲碁は19路ですと概ね150から250手前後打ちます。
一手30秒でも2時間程度はかかるので最近では9路、13路が流行るようです。
まあ負けそうであれば、投了すればいいですし、気が楽ですね。 

③シャーロックホームズ
10の怪事件

1人プレイ可能なゲームブック。

出来るだけ少ない証言で謎を解こうとすると結構考える時間が必要です。
付箋紙があると情報を整理しやすいです(エレメンタリー方式)

ホームズの回答をみると意外と無茶な推理をしているので、少年少女の気持ちを持った方がよいです。
確かにシャーロックホームズには冷静に考えると無茶な事件も結構あります。

時間がかかるゲームは基本的に敬遠されがちです。時間がかかる上に負けてしまっては時間の無駄に感じるからです。
初心者がプレイするアグリコラ最後の30分は無駄に屈辱的な時間というわけです。

今回紹介したゲームはそのような時間が短めなので、初心者向けでしょうか?
囲碁は……途中で投了すればいいです。

【 概要 】
港町を舞台にした商売ゲーム。
建物を建設し、資源効率を良くしてゆくので、拡大再生産の要素もある。
ゲーム終了時にお金の多いプレイヤーの勝ちになります。

【こんな人におススメ】

・2人や3人で真剣プレイ

・時間がいくらかかっても気にしない

・フランスの港町に興味あり!!

・食料問題で悶絶したい!!

評価;A

面白さ(☆1〜3) ☆3
⇒ルールを覚え、一通りプレイできるようになるまで大変ですが、覚えると色々できるようになります。
2人や3人でも十分にプレイできます。

内容物(☆有無) ☆1
⇒ボードとコマがたくさんあります。

入手(☆有無) ☆1
⇒どこでも買えます。

合計 ☆5

プレイヤーは毎回
 
①リソースを取る

②建物を利用する
 
どちらかを行い、お金を稼いでいきます。

このゲームの特徴はラウンド毎に発生する食料供給の必要性です。
多くの食料が必要になるため、慣れるまでは、食べていくだけで精一杯になるでしょう。

【 プレイのコツ 】
•建物の効果を覚える
➡ルールは2つだけですが、建物の種類が多いです。
これを覚えないとゲームにならないでしょう。

•アプリでお試しプレイ
➡アプリのメリットは自動でリソースの処理をしてくれるところでしょう。
このゲームはリソースの種類も多いので、手間がかかりますが、アプリでは一瞬です。

やることは単純ですが、考えどころが多くやり甲斐があります。

建物の効果を把握した上で相手の手を確認しつつ、邪魔をする一方で自分の食いぶちを稼ぐ必要があるので、考える時間が長くなりそうです。

まずはアプリからプレイして、面白そうであれば実物をプレイすると良いでしょう。

【 概要 】
3x3のマスにいる容疑者9人から3人の探偵で真犯人を見つけるMr.Jackの簡易版。




【こんな人におススメ】

・2人でまったりプレイ

・旅行に行くけどトランプは飽きた

・パズルが好き

評価;B

面白さ(☆1〜3) ☆2
⇒Mr.Jackが勝つのは難しいので、若干バランスが悪いです。
詰将棋のようです。

内容物(☆有無) ☆1
⇒コンパクトな箱にボードが詰まっています。

入手(☆有無) ☆1
⇒どこでも買えます

合計 ☆4

推理ゲームというよりはパズルゲームです。
プレイヤーはアクショントークンを投げ、ランダムに出たアクションから選択します。
探偵コマの視線上に犯人がいる場合はラウンド終了時に伝えます。
もしいない場合は探偵の視線上にいる容疑者を外して次のラウンドに進みます。

【プレイのコツ】
・探偵有利のバランス
⇒Mr.Jackが逃げ切るには初期配置も含めた運が必要です。
出たアクションと初期配置次第でいきなり6人の無実が実証されたりするからです。
2人でプレイしても探偵が勝つことばかりですので、Mr.Jackがどれだけ時間(砂時計)を稼げたか?を記録しておくと良いでしょう。

・犯人は積極的に見られるようにする(Mr.Jack側)
⇒犯人は適度に探偵に見られるようにしないと容疑者がどんどん減るので、不利になっていきます。
犯人を見えるようにするという感覚は、普通逆のような気がしますが…

・容疑者を絞るようにする(探偵側)
⇒8ラウンド以内に犯人を特定すればよいので、探偵側はある程度容疑者を絞るような動きをします。


携帯性が高いので旅のお供にどうぞ!
 

ラー。
タイルをランダムに引き一定のタイミングで競りを行います。

【こんな人におススメ】

・2〜4人でまったりプレイ

・エジプトにひかれる。でもクニチーにもっとひかれる。

・自分の天運に自信がある、あるいは天運を測ってみたい

評価;B

面白さ(☆1〜3) ☆2
⇒競りゲームですが、ラーの意思(=運)によるところが大きく、ともすれば運ゲーと揶揄される場合もあるかもしれません。面白くなるのもつまらなくなるのもラーのお導きなので、ムラがあります。

内容物(☆有無) ☆1
⇒コンパクトな箱にボードとコマがたくさんあります。

入手(☆有無) ☆1
⇒どこでも買えます

合計 ☆4 

競りを行うタイミング
①ラータイルを引く
②プレイヤーが宣言する
③8枚のラー以外のタイルを引く

競りは言い値ではなく、手元のチップの大小で決定します。
集めたタイルによって減点、加点があります。
一定回数競りを行った後、得点の高いプレイヤーの勝ちです。

【プレイのコツ】

•面白さはラー次第

➡このゲームの面白さはラー次第です。
自分で競りのタイミングを決定できますが、些細なことです。
プレイヤーは神として俯瞰的な視点でプレイします。しかし太陽神であるラータイルの意思(といってもランダムなタイル引ですが)が世界を作っていきます。


•ラーをカウンティング
➡気まぐれなラーですが枚数は決まっています。カウンティングはかなり重要です。

•どこまで譲歩するか?
➡ラーでは様々な種類のタイルが出てきます。全てのタイルで相手を上回ることは不可能なので、相手に譲歩することも重要です。

このゲームはラーの気まぐれに付き合うようなものです。。
面白いか?と聞かれると面白いような気がする、といった感じです。

勝っても負けても自分の実力ではないような気がするのは、長所でも短所でもあります。

【 概 要 】
黄色カード1〜7までを並べます。これが場所を表します。場所を取りあう2人用ゲームです。
プレイヤーは赤か青の1〜9までのカードを持ちます。
好きな番号の黄色いカードの場所に見えないように1枚カードを置きます。
次に相手は直前に相手がおいた場所以外にカードを1枚置きます。2人のカードがおかれたら、カードを表向きにします。
以後その場所にカードをおく時は表向きで置きます。全てのカードを並べ終わったらゲーム終了です。
場所ごとにそれぞれ点数を合計し大きいほうが、その場所をとったことになります。
場所の価値はカードの数値です。

土地の価値の合計が大きい方が勝者です。

【 プレイのコツ】
•負けてよい場所に力を入れない
➡土地は1〜7まであります。15点以上取ると勝ちです。
全てで勝つことはできないので配分を考えておきます。
一度置いたカードは移動できないので、大きい数字のカードはとっておくのが無難でしょう。


•後手有利
➡このゲームは後手が有利です。相手が置いたカードに合わせてカードをだすことができるからです。
そのため、引き分けになった土地は先にカードを置いたプレイヤーのものになります。

相手が先にカードを置いた場所は部分的には後手です。
後手を取れた場所はできるだけ勝てるようにします。

このゲームはバトルラインの原型です。
異なる点は手札運がないため腕の差が出やすいです。
必要であれば点数でハンデをつけても良いでしょう。

気に入ったら本家バトルラインをプレイしてもいいかもしれません。

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