ふたりでボードゲーム

2人プレイできるボードゲームを紹介していくブログです。

2015年12月

第 I 世代のおすすめカードをまとめました。

【Tavern / Theater / Altar / Baths 】
連鎖を狙えるカードはおススメです。
コストがかからない、勝利点を稼げる点もいいですね。

第 II / III 世代の山を見てから決めてもよいです。

【GlassWorks / Press 】
ガラスとパピルスを序盤で入手できれば、七不思議も建てやすいです。

【Stone Reserve / Clay Reserve / Wood Reserve 】
黄色建物はコインを多く入手できるので、相手を邪魔した時に多くのコインを貰えるようになります。
また第 I 世代はコインで建設できる建物が多いので、特に有効です。

軍事関連建物は…まぁ進歩トークン次第で取っていけばいいと思います。
3枚取られたら、1枚取り返す( or 邪魔をする)程度で良いのではないでしょうか。

またコスト4の七不思議であれば第 I 世代に建設してもいいかもしれません。
2回行動の七不思議はもったいないかもしれませんが…





 

七不思議カードを評価していきます。
私は軍事力への評価が低いので、軍事力を上げるカードはそれなりの評価になります。

【ピラミッド】
○効果
⇒勝利点9

勝利点は一番高いが、その他の効果がない。
石が安いor入手しやすいのであれば積極的に建てる。

○対ピラミッド
⇒石のコストを上げる or 石を生産しにくくする

【マウソロス霊廟】
○効果
⇒捨て札から1枚任意で建てることができる
勝利点2

世代IIIに入れば効果が高い。
汎用性が高いので、プレイヤーのセンス次第とも言えます。
高い勝利点を狙ってもよいし、軍事力カードでトドメを刺すこともできます。
一方でコストが5必要なので、計画的な運用が必要です。

○対マウソロス霊廟
⇒軍事力に注意

【巨人像】
○効果
⇒軍事力+2、勝利点2

コスト4に 見合っているとは思えません。
軍事力を上げる進歩トークンが出ていれば、多少軍事的勝利も狙いやすいので、その時だけ取ればいいでしょう。

○対巨人像
⇒軍事力に注意

【ペイライエウス】おススメ
○効果
⇒ガラスかパピルスを生産
すぐに2回目の手番
勝利点2

コスト4で色々できるので、器用なカードです。
序盤に建設すればガラス/パピルスを生産する能力を有効に使え、終盤であれば2連続手番で効果の高いカードを連続入手できます。

私は連続手番カードが好きなので、おススメしたいです。

○対ペイライエウス
⇒ドラフト時に入手する 

【大図書館】
○効果
⇒進歩トークン3枚中、1枚を入手できる
勝利点4

コスト5なので、進歩トークン次第といったところでしょう。
個人的には青建物のコストを下げるトークンか七不思議のコストを下げるトークンが残っていれば使ってもよい気がします。軍事力を上げるトークンは明らかに相手が警戒するので、取っても邪魔されるでしょう。

○対大図書館
⇒軍事力を上げるトークンを取りそうなときだけ注意しておく。

【大灯台】
○効果
⇒木、石、レンガをどれか一つ生産
勝利点4

コスト4で序盤に生産できれば有利に進めますが、序盤でパピルス2は大きな出費になりそうです。

○対大灯台
⇒パピルスを生産しにくくする

【キルクスマクシムス】
○効果
⇒灰色カード破壊、軍事力+1、勝利点

コスト4で灰色カードを破壊しますが、使いどころは限られそうです。
ギルド数で負けそうな時に使いますか…

○対キルクスマクシムス
⇒いちおう軍事力に注意

【スフィンクス】おススメ
○効果
⇒すぐ2回目の手番、勝利点6

コスト4のわりに勝利点と効果が高いのでおススメです。
終盤に使用した方が効果が高いですが、急場で相手の邪魔をするときにも効果的です 

○対スフィンクス
⇒ガラスを生産しにくくする

【空中庭園】おススメ
○効果
⇒お金6、すぐに2回目の手番、勝利点3

スフィンクスに似ていますが、もらえるのがお金です。
まあ勝利点がいいか、ガラスがいいか、お金がいいかで使い分けましょう。

○対空中庭園
⇒ ドラフト時に入手する

【アッピア街道】
○効果
⇒お金+3、相手のお金-3、すぐに2回目の手番、勝利点3

コストが5なので、ちょっと使い勝手が悪いかもしれません。

○ 対アッピア街道
⇒軍事力に注意

【ゼウス像】
○効果
⇒茶色カード破壊、軍事力1、勝利点3

コスト5の割に茶色カード破壊だけなので、序盤に建てれれば建てても良いですかね…
しかし序盤にパピルス2はツラい気がします。

○対ゼウス像
⇒パピルスを生産しにくくする

【アルテミス神殿】
○効果
⇒お金12、すぐに2回目の手番

これは勝利点がないので、プレイヤーのセンスが問われます。
お金12があれば、多少無理して建てても連続手番なので、色々なことができます。
相手の邪魔をするもよし、青カードで勝利点を稼ぐもよしなので、汎用性が高いです。
コストが4なのも魅力でしょう。

○対アルテミス神殿
⇒軍事力に注意

一覧を作ってみて、ちょっとコスト5の方が使い勝手が悪いのは気のせいでしょうか…
個人的には2連続手番がプレイの幅を広げそうなので、おススメします。

 

【概要】 
アルゼンチンの大平原を舞台にした陣取りゲーム。

【こんな人におススメ】
・陣取りが好き

・アルゼンチンに旅行に行ってきたばかり

・動物のカードを見ると興奮する

・将来は牧場主になりたいと密かに思っている

評価;B

面白さ(☆1〜3) ☆3
⇒ルールは一見すると複雑ですが、勝利点とお金の2種類の価値の流れが理解できれば、簡単です。
2軸構造の陣取りはあまりないので、このゲーム独自の面白さ、といえるでしょう。

内容物(☆有無) ☆1
⇒両面ボードはお得感があります。

入手(☆有無) ☆0
⇒今は入手しにくいです。

合計 ☆4

自由な場所に陣取りするのではなく、ランダムに配られるカードに依存するので、多少の腕はカバーできます。

お金を稼ぐ⇒陣地を取る⇒勝利点を得る⇒お金を稼ぐ⇒…

という流れを理解できていないと、勝利することが難しいです。

このゲームは動物を市場に繋げる(=お金を稼ぐ)ゲームではなく、土地を広げる(勝利点を獲得)ゲームです。

土地はランダムですが、お金を余分に支払うことで、ある程度選択することができます。
そして点を効率よく稼ぐためにハチエンダや池を購入していきます。

4人プレイだとかなり窮屈ですが、2人ですと広々とプレイできます。
しかし、相手を放置しすぎると、手札運のゲームになってくる可能性もあるので、しっかりと邪魔(笑)をしましょう。

【プレイのコツ】 
○早めにハチエンダを取る
➡ハチエンダは土地・動物の長さに応じて勝利点を増やすことができます。
数が有限ですので、早く取りましょう

○草原をいつ使用するか考える
➡草原は数少ない中央に広げることができる土地です。
単に市場に接続する手助けだけで使用するにはもったいないです。
相手の近くで使い、中央進出を邪魔したり、自分の土地を連結させるために使いましょう。

○池の使い方
➡池の特殊な使い方として相手の邪魔をすることができます。
どこにでも置けるため市場への連結を阻止できるのです。

この方法は勝利点を相手に与えるようなものなので、十分に注意しましょう。

ハチエンダはお金でカードを買い、カードを使い陣取りを行っていくゲームです。
基本的には動物でお金を稼ぎ、稼いだお金で土地を買い勝利点を増やしていきます。

流れが若干分かりにくいのですが、慣れてしまえばどうということはありません。
このように2種類の価値で行う陣取りは大変珍しいような気がします。
囲碁でも地だけが価値基準ですから…

なんか凄い陣取りのような気がするんですが、気のせいでしょうか?
 

7ワンダーの2人専用ゲーム。

【こんな人にオススメ】
七不思議大好き!

オリエンタルよりもヨーロッパが好き

手が小さいので、大きいカードはちょっと…


文明発展系ぽいですが、手順で出来ることは大きく分けると2種類なので、初心者でもプレイしやすいです。

資源管理もシビアではないので、気軽にプレイできます。
また勝利点を稼ぐゲームなのでハンデもつけやすいです。
カードも印象派っぽい油絵調?で、ぱっと見、綺麗です。

ルールはWebで読んでもらうとして、かいつまんで説明すると

①カードを所定の並べ方でツリー状に並べる。裏と表のカードがあり、全てはわからないようになっている

②カードを取り、建てるかコインにする

③勝利点が多い方が勝ち。
ただし特定のカードを集めると即座に勝敗が決まる(科学的勝利、軍事的勝利)


【プレイのコツ】

カードを覚える
➡上達するには覚えることが一番でしょう。
一部カードが裏返しになっているとはいえ、カードを知っている方が有利です。

赤と緑はほどほどに
➡軍事は24マス分、科学は14枚しかないので、よほど一方的にならない限り、負けることはありません。


資源コンボを考えるのが楽しいゲームです。
ルールは簡単ですが上達するにはカードを覚える必要があるので、ちょっとハードルが高いかもです。
カードが小さい点を除けば不満な点もないです。

自分の欲しいカードがバレると邪魔される仕組みになっています。そこで二択(あっちもこっちもあげたくない、でも両方は邪魔できない)を強要するような文明発展が必要になるでしょう。

【間違えやすいルール】
建物が生み出すお金は1回

ギルドの勝利点は建てたプレイヤーではなく、色が多いプレイヤー

インペリアルセトラーズでは、文明毎に専用カードと共通カードを使用します。

ドロー回数が少ないので、すべてのカードが1ゲームで出ません。
しかしカードの全容を知ることで、ある程度戦略を決めることができます。

日本専用カード
1.武者だまり
⇒2略奪で無条件で敵設備を除去する

序盤で出ると、(相手が)ほぼツみっぽい気がするのは気のせいでしょうか。
少なくともやる気を削ぐには十分なカードかと思います。
日本としては真っ先にサムライを配置して守るべき建物

2.田んぼ、農家
⇒食料を生産する
他の文明にはない食料を生産する建物。
序盤に引ければ、積極的に貿易収入に回し、岩や略奪、カードを得るようにしましょう。
また馬小屋や街道は食料を消費するので、上手く回せれば勝利点や相手の邪魔ができます。

3.神社
⇒資源を置くことで、ゲーム終了時に勝利点になる。
換金率は1資源につき最大0.8勝利点なので、良くはない。
しかし余剰資源を12個まで注ぎ込め、除去することが出来ないので、強力なカードです。
入手したら、建てるようにしましょう。

4.大鳥居
⇒手札を捨てることで勝利点になる。
神社ほど強くはないが、人が余りがちになる場合は人⇒手札のコンボで勝利点にできる。
こちらも除去できない。 

5.刀匠、相撲部屋
⇒略奪アイコンアップ。
刀匠は岩、相撲部屋は人と食料が必要です。
日本は岩を集めにくく、強力な施設では必要になるので、刀匠を貿易収入(岩)として使用するのもよいです。

6.忍者
⇒人で相手の貿易収入を減らす
使い道が限られるので、貿易収入(略奪)として使用した方が良いと思うんですが…
相手が積極的に貿易収入で稼いでいるようであれば建てましょう。

7.大名の居城
⇒サムライを配置した数により勝利点を入手(最大3)
岩2が必要なので、そこまで重要かは残りラウンド数で決めると良いでしょう。
日本は人が余ってくるので、使い道はあります。

8.つくり酒屋、おきや
⇒ピンクの建物数により、金貨、人、勝利点などが得られる。
日本専用建物はピンクの建物だけがコンボの対象になります。
共通建物ではピンクを建てるようにしましょう。

9.お寺
⇒専用カード2枚を見て1枚入手

岩が必要なので、貿易収入(カード)として使用しても良いでしょう。
建てても貰えるカードの枚数は一緒ですし、略奪されるリスクも考えましょう。
(日本は専用建物も略奪の対象になる)

 

エジプトの使い方をあげていきます。

特徴
岩と人が多い
妨害する建物がある

メリット
•金を繰り越せる
➡いつでも資源にできるので、様々な状況に対応しやすい

•勝利点と岩を生み出す専用建物
➡序盤で勝利点を稼げます

•クレオパトラかわいい
➡タイプです 


デメリット
•岩以外を生み出しにくい
➡砂漠ですから

•略奪しにくい
➡砂漠ですから

•連鎖させる専用建物が少ない
➡奴隷で勝利点を稼ぐということでしょう

【基本戦略】
•細かく点を稼ぐ
➡ 奴隷が大事です

•序盤に貿易収入で木、食べ物を得る
➡エ専用建物は岩のみしか生み出さない、といっても過言ではありません。
すこしでも他の資源を得られるようにします。
また専用建物には相手を妨害する強力なカードがあるので、カードを積極的に引くことも大切です。

【対エジプト】
岩以外を生み出す建物を略奪
➡基本です

邪魔されてもいいように得点手段を複数用意
➡枚数は少ないですが、妨害カードが強力なので、可能であれば複数の手段を用意しておきましょう

エジプトはローマ同様にオーソドックスな国です。
有り余る岩の処理に苦労しますが、金をうまく使いましょう。

最近タケノコを改めてプレイしてみて不思議なゲームだと思いました。
なんというか、勝ち負けを超越したプレイヤー全員でパンダと庭番のいる土地を作る、みたいな変な感覚です。

今冬プレイしたゲームで一番面白いのはインペリアルセトラーズです。
しかしプレイしたあと、頭が疲れてボーっとするんです。
これは囲碁も同じです。

しかしタケノコは全く疲れません。
点数を競っているんですが、不思議な時間が流れているのです。

手番の中にサイコロを振る行為が入っているから?

庭番のとぼけた顔?

パンダのつぶらな?瞳?

いや、ヴィヴィッドな竹林でしょう!!
サイケデリックな色の中に、人は心の平穏を見出しているのだと思います。

というわけで、争いと直接攻撃が嫌いなボードゲーマーにはおススメです。

完全に邪魔をできないか?
といえばそうでもなく、庭番とパンダを相手が必要とする位置から引き離すことで嫌がらせをすることもできます。

インペリアルセトラーズの武者だまりに比べれば可愛いものですが。


 

ローマの特徴を挙げていきます。

【プラス要素】
・資材を全種類もらえる
⇒安価な建物を建てやすいです

・略奪アイコンを保管できる
⇒略奪しやすいです

・連鎖で金+勝利点がもらえる専用建物が多い
⇒カードの周りがよければ、どんどん金が手に入ります

【マイナス要素】
・人が少ない
⇒変換を使用しにくいです

・相手を邪魔する専用建物がない
⇒略奪しろ、ということでしょう

【基本戦略】
①バランスが良いが、突出した資源はないので、地道に建物を増やす
⇒基本といえば基本です

②カード不足になりやすい
⇒略奪を使用する回数が増えるので、自然とカード不足に陥りやすいので、対策しましょう
序盤に運良く食料が手に入ったら、貿易収入でカードを選んでも良いです

③専用建物のカード運次第で戦法を変える
⇒序盤に植民地を引ければ、早く建てたほうが良いですが、勿論引けるとは限りません。
ローマ専用建物は、悪く言えば器用貧乏です。
専用建物と共通建物のバランス調整が大事になってきます。

どうしようもなければ略奪で泥仕合に持ち込むようにしましょう。

【対ローマ】
①2ラウンドに1回の略奪に備える
⇒ローマは略奪アイコンを貯めることができるため、略奪される可能性が高くなります。
ある程度は我慢しましょう。

日本でプレイする場合は、しっかりとサムライを配置し備えます。 
ローマは勝利点を稼ぐ建物が少ないので略奪に依存した戦法を取る可能性もあるからです。

②ローマの欲しい色を潰す
⇒共通建物をドラフトする際に、ローマが欲しがりそうな色を消すようにします。
ローマの主な収入はコンボによるものです。
多少自分が不利でもローマが有利になる色の建物を与えないようにします

ローマはバランス型の文明で、やや略奪よりです。
略奪NGルールのヴァリアントを採用するときは、選ばないほうが良いでしょう。

また固有の建物はコンボで利益を得られるものが多いので、カード運に依存しますが、ハマると点数を稼ぐことができます。
 

日本の特徴を挙げていきます。

【プラス要素】
・人を多くもらえる(4人)
⇒序盤からカードを補給しやすい

・食料を保管でき、入手しやすい
⇒貿易収入を得やすい

・サムライで略奪を防ぐ
⇒人を各建物に配置することで略奪を防ぎます

【マイナス要素】
・岩が手に入りにくい

・専用建物も略奪の対象になる
⇒よってサムライで防ぐ必要があります

【基本戦略】
①食料で貿易収入アップ
⇒序盤で貿易収入を得るようにしましょう

②木材を序盤で確保
⇒専用建物には木材を使用するものが多いので、序盤は重要です

③略奪をする
⇒生産性がローマやエジプトと比べると劣るので、略奪できるように貿易収入や刀鍛冶で略奪アイコンを強化しておきます

また序盤に

武者だまり
「略奪アイコン2つで相手の建物一つをゲームから除外」

を入手できると、2人プレイの場合かなり有利になるので、使用方法に注意が必要です。
相手によっては詰んでしまう可能性もありますので、ご利用は計画的に。

まあゲーマー相手であれば負かしても大丈夫でしょうし、蛮族であれば対策できるかも?しれません。

【対日本】
①積極的に略奪できるように、アイコンを増やす
⇒蛮族、ローマのように略奪しやすい種族は積極的に略奪しましょう。
そうでなくても常に2つはキープしておいた方が安心です

また略奪先は専用建物を選択するのが無難です。
芸者おけや、農家などは潰しておいた方が良いでしょう。

②どんどん共通の建物を建てる
⇒日本に限ったことではありませんが、共通建物を多くすることで略奪に耐えるようにします。
一見意味のない建物でも建てておけば何かの役にたつこともあります。
相手が間違えて攻撃する可能性もありますし、略奪されても木はもらえます。

日本は防御と貿易収入重視の文明です。
適度に守らないと略奪されすぎるので、重要な建物はサムライで守りましょう。
相手が略奪しないようであれば、人を変換することでどんどん資源やカードに変えます。
一番美しい流れとしては

序盤でカード化⇒(食料で)貿易収入化

するとスムーズに行きそうです。

また食料を確保できる点は序盤で有効ですが(貿易収入を得られる)、終盤は持て余しがちです。
余った食料は建物で勝利点に換算したりすると良いでしょう。
運良く神社を建てることができたら、うまく勝利点に結びつけましょう。

3人以上プレイでは格好の標的になりそうな日本ですが(略奪で勝利点が稼げるため)、2人プレイであれば専用建物が強力なので有利に戦えそうです。

【概要】
4つの文明から好きな文明を選び、建物を建て発展させていくリソース管理&拡大再生産カードゲーム。
51番目の州のリメイクです。

【こんな人におススメ】

・気の合う仲間とまったりプレイ

・Civ系ゲームをやってみたいけど、一つの文明を極めたい

・絵がかわいいのがいいよね

・あんまり実力差がでるとやる気がなくなるので、適度に運があるといいよね

・蛮族大好き!!

評価;A

面白さ(☆1〜3) ☆3
⇒ルールの数は多いですが、殆どカードに書いてあるので、日本語が読めれば簡単に把握できます。
リソース管理と拡大再生産要素があり、ラウンドが進むたびにやれることが増えるのが楽しいです。
直接攻撃要素はありますが、一部の建物しか効果がなく回数制限もあり、大きく戦況を変えることはありません。

寧ろカードの引き運の方が要素として大きいです。

内容物(☆有無) ☆1
⇒トークンとカードだけなので、若干物足りないような気もしますが、やはり和訳は便利です。
劇団の誤植は許容範囲外かなあ?
まあ許せない場合は買わない方向性で。

入手(☆有無) ☆1
⇒どこでも買えます。

合計 ☆5

4種類の文明から1種類を選びランダムに出てくる建物カードをコストを支払い立てていきます。
また建物カードには共通カードと文明固有のカードがあります。

○共通カードの特徴
・コストが安い
・略奪で資源化できる(自分のカードを)

○固有カードの特徴
・コストが高め
・効果が強い
・枚数が少ない

共通カードは弱い反面、略奪でいつでも資源化できるので、使い分けが重要になります。
このゲームは全5ラウンドで行いますが、ラウンド毎に資源の繰越が出来ないのでリソース管理は重要になります。

また文明には以下のような特徴があります

○エジプト
⇒石と人が多く手に入る。
勝利点を稼ぐ建物が多い。
金貨を繰り越せる

エジプト編はこちら

○ローマ
⇒コンボで勝利点と金貨を稼ぐことができる。
コンボ重視なので、手札運が悪いとツラい。
略奪を繰り越せる

ローマ編はこちら

○日本
⇒人が多く手に入る
建物に人(サムライ)を配置することで略奪を防げる
どう見ても中国人にしか見えない
食料を繰り越せる

日本編はこちら

○蛮族
⇒人が多く手に入るかわりに資源は殆ど手に入らない
略奪するたびに勝利点が入る建物が多い
人を繰り越せる

 蛮族はこちら

【プレイのコツ】 
○まずはローマとエジプトでプレイする
➡基本的にはローマが標準的で、エジプトはややクセがあります。
しかし日本と蛮族は全く異なる能力なので、これらの文明は慣れてから使いましょう。

○運の要素が強いので、負けても気にしない
➡文明固有のカードが30枚ありますが、ゲーム全体で10枚程度しか引く機会がありません。
建物の能力でどんどんカードを引くことが出来るようになりますが、全てを引くことは難しいです。
そして文明固有カードには強力なカードが多いので、結局カードの引きが重要になります。
時間はそんなにかからないので、何度もプレイしてみると良いです。

○リソースを余らせない
⇒リソース管理の基本ですが、このゲームでは資源の持ち越しが殆どできないので、より緻密な管理が求められます。

1年前のゲームですが、ようやく和訳がでました。
誤植も(殆ど)ないので、是非たくさん購入して拡張が出るようにしましょう。

カードの引きが結構重要なゲームですので、実力7割で運が3割といった感じです
4種類の文明がありますし、それぞれプレイスタイルが大分違うので、やり込めます。

7wonderデュエルもありますが、カードも多くトークンが立派なのはインペリアルセトラーズなので、まずはこちらから買うと良いでしょう。

3人以上でもプレイできますが、2人あるいは3人がかりで略奪すると容易に1人を沈められそうなので、2人プレイがおススメです。
鬼畜プレイに走らないぬるま湯プレイであれば、3人以上でも楽しめるでしょう。 


 

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