ふたりでボードゲーム

2人プレイできるボードゲームを紹介していくブログです。

2016年03月

約1ヶ月後にトワイライトストラグル日本語版が発売になります。
といっても2人プレイで3時間以上かかる大作ですから、気軽にポチっとしたところで、引越しの時にツイッターで

”トワイライトストラグル日本語版売ります、未開封9K”

とか書くのが関の山でしょう。

2人で3時間以上かかる、ということはどういう意味か?を考えると

「相手と3時間向かい合わなくてはいけない」

ということに他なりません。

つまりオープンゲーム会で
「はじめまして、じゃあトワイライトストラグル始めましょうか?」
とは絶対にならないわけです。

よほどボードゲーム好きの暇人(ニート、学生、社内ニート)が周りにいる、あるいは
「トワイライトストラグル出るんだ〜前から興味あったんだよね♡」と言ってくれる恋人(妻でも可)がいなくてはいけません。

そしてもう一つ重要な点があります。
題材が東西冷戦ということです。

東西冷戦とは今から2世代は昔の世界情勢でしょうか。
今がISとヨーロッパ各国の戦争時代だとすれば、その前の時代が9.11から始まるイスラムとアメリカの対立。
あーその前に湾岸戦争があるので、もう3世代以上前の世界情勢かもしれません。

簡単に説明すると

WWII以降に社会主義のソ連と民主主義のアメリカが何かにつけて競い合う

時代がありました。
これを東西冷戦時代と呼びます。

2大国家は武力以外にも様々なジャンルで競い合いました。
宇宙開発を中心とした科学技術は勿論、オリンピックにおけるメダルの数、果てはチェスの国際戦。
つまり何かにつけ因縁をつけていたわけです。

トワイライトストラグルは武力を重視した冷戦ゲームです。
歴史的背景を知らないとただのお勉強ゲームで思い入れも湧いてこないでしょう。
素直にNipponを買っている方がマシです。

また最大の懸念点はメインボードの質です。
ボードがペラペラなので、改善されているかを確認してから買うのが大人の流儀でしょう。
➡ボードはがっしりしているので心配いりません。
 

2015年度もあとわずか、ということで今のうちに買っておくと後悔しないゲームを挙げていきます。

1.エルグランデビックボックス
⇒言わずと知れた名作。
適度なカード運がある基本セットが初心者とやる分にはおススメです。
王と参謀は巷で高い評価ですが、

手札を最初に選ぶ

という行為が難し過ぎると思います。

2.チグリスユーフラテス
⇒言わずと知れた名作その2。
細かいルールは多いものの、タイルを置くだけです。
インストでコツを教えて上げると幸せになれますね。

3.逃げゾンビ
⇒1回再販されてますけど、2度目はありますかね?
フィギュアがたくさんついてくるので、ゾンビのジオラマを作る時に重宝します。

4.インペリアルセトラーズ
⇒あまり売れていないのが可哀想になる、傑作文明発展カードゲームです。
ネイションズの1プレイ(3時間)で4種類の文明全てをプレイできるかもしれません。

ブルームーンやアンドロイドネットランナーなどの大作に霞んでしまいがちです。
しかし適度なカード運と戦略のバランスは素晴らしいです。

5.バベル
⇒バトルラインの再販は話題になるのに、なぜこちらは話題にならないのでしょうか?
やはり一発で決まるゲーム性が評価されない、ということでしょうか。
こういうゲームこそ潔さを旨とする日本人向けではないかと思います。
あとイノベーションとか。

さて2016年度はどんな楽しいゲームがリリースされるのでしょうか。
個人的には協力ゲームをあまりプレイしないので、アンドールをプレイしてみたいですね。


 

ゲームの重さでいうとこんな感じを受けます。
運の要素はポーカー>バトルライン>麻雀という感じでしょうか。
まあどっちにしても運の要素は高いゲームですね。

バトルラインが一部で人気なのは
①程々の心理戦を楽しめる
②技術は存在するが、それよりも手札運が大きい 

という2点でしょう。

①はとても重要な要素です。
私のよく読む海外のレビューサイトで孫子兵法のレビューでは欠点として

”すべてのプレイヤーが心理戦が得意なわけではない”

と書いてあります。

まさにその通りだと思います。
効率を求めるボードゲームの理にプラスして相手の心を読む、ということは難しいのです。

心理戦の要素があると、オープン会だと立ちにくくなる印象があります。
それはバッティング要素のあるゲームやブラフ要素のあるゲームは何回も同じ人間とプレイして初めて良さがわかるからだと思います。

特定の2人でプレイできる程よい心理戦のゲームは貴重と言えるでしょう。

②2人でプレイする上で技術以外の要素が大きいこともアブストラクト以外のゲームでは重要です。

アブストラクトは純粋な力の勝負です。
腕力もバックグラウンドも関係なく、どちらがゲームをうまくプレイできるか?
それだけです。

しかし2人でひたすらプレイする場合、実力だけで勝負がつくことがいいことか?と考えると
必ずしもYesとは言えないでしょう。

私は真剣勝負が好きですが、勝ち負けは二の次なので、囲碁をプレイすることができます。
しかし勝ち負けに拘る人間が新しいアブストラクトをプレイすることは難しいです。
アブストラクトは大概上達する過程では負け続けるからです。

そう言う意味で負けず嫌いの相手とでも、ほどほどに楽しめるゲーム、というのは貴重だと思います。

ポーカーは一試合が短過ぎる、麻雀は長過ぎるしメンツが集まらない、とお悩みのボードゲーマーにはオススメできます。


 

とりあえずバトルラインをプレイするにあたって覚えておいたほうが良いことをまとめました。

【基本ルール】
①1枚おいて1枚引く

②フラッグを5本、あるいは3本連続で取ると勝ち 

③強さはポーカーのような役で決まる

④勝敗が決まったフラッグの前にカードは置けない

【覚えておいたほうが良い基本的なこと】

①3本目と7本目のフラッグが重要
⇒基本的には3本連続を狙うので、邪魔をされにくいフラッグが重要です。
特に3本目と7本目は両方向に伸ばせるので、優先的に取りたいですね。

②基本的にフラッグの前に1枚出し粘る
⇒バトルラインが洗面器ゲーと言われるのは、フラッグの前にいかにカードを出さないで粘れるかを競うゲームだからでしょう。
2枚カードを出すと狙える役が限られてしまうため、相手が有利になります。
後手のほうが有利なゲームですので、如何に相手にカードを出させるか?が重要になります。

③必ず勝てる場合以外、重要なカードは使わない
⇒役で一番強いのはストレートフラッシュです。
序盤はこれだけを狙い、他の役は極力狙わないようにします。

戦略カードを用いない場合、基本的にはカード運が強いほうが勝ちます。
しかし3本フラッグを得るために全てストレートフラッシュを揃えるのは難しいので、フラッグに重要度をつけて負け試合を作ることも重要になります。
そういう駆け引きはクニチーっぽいですね。

 

やはり再販したからといって、すぐに飛びつく、ではハゼと変わりません。
再販するにあたり確認しておくことも多いでしょう。

①2人プレイをする相手はいるのか?
⇒2人でゲームをプレイする、ということは程々に仲の良い関係の人間がいないと難しいです。
相手がいるか確認してから買いましょう。

②相性を確認する。
⇒当たり前の話ですが、

レアゲー = 面白い 

ではありません。

自分が面白い、と思うゲーム以外は、引越しの時に駿河屋に売るか知り合いにツイッターで呼びかけて売るかイエローサブマリンに売るくらいしか道はありません。

というわけでテストプレイしては如何でしょうか?

バトルラインの中身⇒1から10までの6色(戦術カード除く)

トランプ2組で再現できますね。あとはシールを買えば完璧です。

自作はよくない?

まあ戦術カード込で欲しければ、買えばいいかと思います。

さて私が思うにバトルラインは

いかに有効なカードを場に出さず相手を牽制できるか?

です。

基本的には手札がいいほうが勝つ
そんなゲームなので劣勢の状態でのプレイングがためされます。

バトルライン日本語版が再販になりましたね。

これを機会に多くの人が手に取ると良いですね。

しかし実際再販されてすぐに購入する人はどれくらいいるものですかね?
レアゲーが買えるようになっても、そんなに話題に上らない気がします。
フードチェーンマグネイト日本語版もそうです。

いざ入手出来るようになるとあまり買う人はいない。

【レアゲーの魔力】

入手できないと必要以上にゲームの評価が上がります。
これは人間の性質です。

入手できない=価値が高い

とミスリードするからです。

しかしボードゲームを楽しむ人間としてそのようなブラフに惑わされたくない。

自分でプレイして自分で価値を見極めたいですね。

【やるべきゲームはいくらでもある】
ヨドバシカメラ町田店に行ったとしましょう。
そこにはやるべきゲームがいくらでも売られています。
カヴェルナ、ルアーブル、ドミニオン、…ガイスター?カタン?は今さらやらなくてもいいかもしれませんが。
レアゲーに手を出すのはそれからでも遅くはなさそうです。

子供に似ている種族です。

【特徴】 
〇4種族のキャラクターカード
⇒種族が合致すると連続でプレイできます。
手札運に左右されやすい、ということです。

〇キャラクターカードの能力が低い
⇒ 力が弱いです、そのかわり…

〇キャラクターカードに特殊能力がある
⇒特定の攻撃力(奇数、偶数)を無力化、手番フェイズに相手カードを捨てさせる、などあります。


〇キャラクターカードが多いかわりにブースターカードがない

〇山札をコントロールするリーダーシップカード

非力なキャラクターカードを連続で出すことでどんどん強くすることができます。
攻められると弱いので、特殊能力で手番を稼ぐ必要があります。


【キャラクターカード】
〇クール団
⇒特定の攻撃力を無力化できます。

〇ノー団 
⇒特殊能力はありませんが、枚数が多いので重複して引きやすいです。

〇天文学者ケサーコパス
⇒ホークスからの増援です。
手札が9枚未満だと9枚まで引けます。
かなり強いカードなので、友情の笛を吹けで取ってきてもよいでしょう。

【リーダーシップ】
〇友情の笛を吹け
⇒好きなカードを引いてこれます。

〇幸運の袋を開け
⇒捨て札から3枚引いてくる

これらをうまく利用することでコンボにできそうです。
まあコンボにしなくても重要そうなカードを引くだけで役にたつでしょう。

キンドはキャラクターカードの使い方に慣れれば面白そうですね。
単体の攻撃力がかなり弱いのでテクニカルです。
 

アンドロイドネットランナーとブルームーンレジェンドを比較してみます。

両作品ともにトレーディングカードゲームを意識した作品ですが実際のプレイ感覚はどうでしょうか?

【ルール】
◯アンドロイドネットランナー
➡プレイヤー同士目的が異なるコーポ、ランナーでプレイします。
コーポは計画書を勝利点にすること、ランナーは計画書をコーポから盗むことを目的とします。

◯ブルームーンレジェンド
➡プレイヤーは9つの種族からひとつを選びます。目標はカードを出して数字の大小を競うだけの簡単なお仕事です。相手より多い回数勝てばよいのです。

ルールの簡明さはブルームーンレジェンドでしょう。初めて同士である程度すすめることができます。

アンドロイドネットランナーは初心者に渡しても、ちんぷんかんぷんです。ルールが複雑で例外処理も多いので、かなり経験が必要です。またカードの使い方も説明なしでは…

トレーディングカードゲーム未経験者には断然ブルームーンレジェンドがよいと思います。


【プレイ感】

◯アンドロイドネットランナー
➡コーポとランナーで全く異なるゲーム性、多数出ているブースターパック、様々な勝利条件などのおかげで多種多様な戦法がとれます。
またデッキ構築により、様々な戦法も取れるので、プレイする前から夢が広がりますね。

◯ブルームーンレジェンド
➡数字が大きい方が勝ち、というシンプルなルールですが、考えどころはあります。
勝つべき戦いと負けるべき戦いの見極めです。
ゲームのキモはコンボではなく、いかに効率よく勝ち負け、トータルで相手を上回るか?ということです。まさにヒリヒリとした心理戦です。

またデッキ構築要素はありますが、カード枚数の上限が30枚、しかも同じカードは1枚のみ。デッキ構築要素はアンドロイドネットランナーの方が大きいでしょう。

【コストパフォーマンス】
ブルームーンレジェンドが圧倒的に良いです。
2箱で同種族対戦も出来ますし!!まあアクアだけ別売りしてくれてもいいですけど!!

アンドロイドネットランナーは拡張をちまちま買っていくとボディーブローのように効いてきますね。

【イラスト】
これは間違いなくアンドロイドネットランナーです。
ブルームーンは何故かキモい種族しかいないので、女子受けが悪すぎます。インペリアルセトラーズのように女子供に媚びたデザインであれば、天下を取っていたのではないでしょうか?

【総評】
トレーディングカードゲームをプレイしたいならアンドロイドネットランナー。
すぐに遊べるヒリヒリとした緊張感を味わいたいならブルームーン。

アンドロイドネットランナーは優れたシステムと多くの追加カードを要求する点がトレーディングカードゲームっぽいです。デッキを考えるのも楽しいです。
しかしデッキ構築に重きが置かれているため、相性の悪いデッキに当たると手も足もなく負けるのもトレーディングカードゲームらしさでしょう。

一方ブルームーンレジェンドは一見トレーディングカードゲームですが、手札の回転を早くすることで純粋に戦闘を味わうことができる点が優れています。
コンボを意識して出し惜しみすると負ける、でも出し過ぎると息切れする、というジレンマを存分に味わうことができます。
相手の手札を予測することが求められます。
相性の良くないデッキはありますが、比較的どうにかなるみたいです。しかし捨て札が山札に帰るアクアはかなり強いみたいなので、1強8弱なんですかね??

アクアは素人には使いこなせないみたいですが、どうなんでしょう。

あるいはアクアのカードを他の種族に入れると強くなるのか、色々検討できそうですね。

大地が強力な種族です。

【特徴】 
〇大地の攻撃力が強い

〇ブースターカードが少ない
⇒2枚しかありません。

〇サポートカード”嵐”

ヴァルカの大地版といったところでしょうか。
若干ヴァルカより攻撃力が少ない分、妨害能力が強いです。

【キャラクターカード】
〇メガリット、ルームバン、スラノム
⇒大地の攻撃力が高いので、これらのカードを使用したときは勝ちたいですね

〇 カブカット、バクバット
⇒ブースターカードかサポートカードをプレイするか撤退を選ばせます。
かなり強いカードですが、タイミングを計る必要がありますね。

〇コロノコス
⇒テキストのないキャラクターカードをプレイできない
特殊テキストのないキャラクターカードは多いので、有効です。
慎重に使うのであればカウンティングする必要があります。

〇狂ったカササギ マイク
⇒フリット族と保護アイコン以外防ぐことができません。
相手によっては防ぎようがないので、かなり強いですね。

【サポート】
〇嵐カード
⇒嵐の名前がつくカードは3枚あります。
2枚を場に出した時点で勝利確定です

【リーダーシップ】
〇ドラゴン感銘
⇒キャラクターカードを大地攻撃力8の分だけ捨てることでドラゴンを引き寄せます
いらないキャラクターカードが増えてから使用するとよいでしょう

〇地震誘発
⇒戦闘エリアのカードを全て捨てさせる
かなり強力なので、相手のカードが溜まってから使いましょう

ヴァルカと似た性能ですが、妨害要素がかなり多いです。
一方でブースターカードが殆どないため攻撃力を強化できません。
中級者向けの種族でしょう。
 

鳥に似ている種族です。
しかしブルームーンは全体的に絵がバタ臭いような気がします…
面白いですけど、確実に損してます。

【特徴】 
〇手札に戻るキャラクターカード
⇒キャラクターカードが出せないという事故が起こりにくいです。
一方で…

〇キャラクターカードの能力が低い
⇒ 力が弱いです

〇フリットと保護されたカード以外無効化する能力
⇒特殊能力が強いです。

〇ブースターカードが豊富

非力なキャラクターカードを特殊能力やブースターカードで補いつつ戦う、というテクニカルな種族といえるでしょう。
手札に戻ってくるキャラクターカードを利用して泥仕合にしましょう。

【キャラクターカード】
〇中佐
⇒攻撃力4なので、他の種族であれば特徴のないカードですが、フリットでは重要なカードになります。
絶対に手札に戻します。

〇 各種特殊能力持ち
⇒種族に応じて使い分けましょう

〇高慢な不死鳥フィル
⇒攻撃力0、大地シールド
1ターン引き伸ばせます

【ブースター】
ブースターが全部で11枚あります。
すべてにペアアイコンがついているので2枚まで出せます。
2枚出したときは確実に勝たないと厳しくなるでしょう。

〇昆虫発射
⇒攻撃力は弱いですが、手札に戻ります

〇のろまガス発射
⇒1手遅らせることができます

【リーダーシップ】
〇ドラゴン欺瞞
⇒キャラクターカードを3枚捨て、ドラゴンを1体引き寄せます
使うタイミングが重要です。
いらないキャラクターカードが増えてから使用するとよいでしょう。

 

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