ふたりでボードゲーム

2人プレイできるボードゲームを紹介していくブログです。

2016年11月


まったく別のゲームです

さて突然ですが、私は会社の飲み会がとても苦手です。
端的にいえば、金払ってまでなんで仕事の話しなきゃいけないの?
って思うわけですよ、それだったら趣味のボードゲームの話をしていたほうが楽しいです。

しかしサラリーマンに歓送迎会はつきもので、趣味は囲碁とか言うと

将棋はしないの?

とか頓珍漢なことを言われるわけです。

囲碁と将棋はまったく別のゲームです(当たり前)

将棋は10の220乗程度しかゲームのパターンはありません。
囲碁は10の360乗以上も盤面のパターンがあるらしいですよ。
あっ、オセロでも10の60乗もあるんですね、知りませんでした。
もしかすると囲碁や将棋を一括りで見るのは

無量大数以上のパターンから最適解と思われる手を選択するゲーム性が似ている
という一点だけで見ているのかもしれませんね。





 


本当にお得なものを買おう!

クリスマス商戦がもうすぐ始まりますね。
まあボードゲーマーにとっては毎日がクリスマスなわけで、どんどんポチポチ買っていきたいわけです。

しかし財力と場所には限界がある…というわけで、宣伝文句に踊らされないボードゲームの見つけ方を考えてみました

①レビューの点はアテにせず、内容確認のために使う
⇒ジョーコでボノか…買うか!!とか、メモで8点か…買うか!!
では駿河屋のいいカモでしょう。
レビューは点を見るためではなく、ゲームルールの把握だけに使います。

②類似ゲームが稼働しているかを考える
⇒そのトワイライトストラグルが稼働したか?を心の中で思い返してみましょう。
稼働しませんでしたね。
それではスルージエイジズも稼働することはないでしょう。

③安いゲームには裏がある
⇒大安売りのゲームに傑作なし。
シニョーリエはよいゲームですが、名作とか傑作と呼ばれる部類か?BGGの100位以内に入るか?と問われたら

No

と答えるでしょう。
安いから買うのではなく、買いたいから買うようにします。

まあ仕事とか忙しくなると、脳が疲労して辛抱が効かなくなるわけですが、そんな時は家にある積みゲーのことを考えるか、積んでいるゲームの説明書を読むと購入意欲がなくなる(というかルールを読んだゲームをプレイしたくなる)のでおススメです。





戦争こそ我が性(たち)

これほど直接攻撃を全面に出したゲームも滅多にありません。
しかし酷評する意見が目立ちません、これがBGGの威光でしょうか
普段直接攻撃するボードゲームをけなすボードゲーマーでも

やっぱり日本語されるとイイね!(戦争なしルールしかやらないけど

となります。
スルージエイジズに普通のマルチゲームにない特徴としては投了でしょう。

投了すると勿論投了したプレイヤーはプレイできませんが、他のプレイヤーからの搾取の対象にもなりにくくなります。
つまりキングメーカーになることを回避できます。

この投了システムはとても理にかなっています。
負けたら投了するだけで、他のプレイヤーはゲームを継続することができますし、投了したプレイヤーは別のゲームをプレイすればいいわけです。

実は(攻撃的な内容は無視すると)オープン会でお試しプレイしてもいいかもしれませんね。
生殺与奪されても、責任は持てませんが…



 



一度くらいはオープン会、というものに行ってみたい気がします。
私は家族や友達としかやらないので、必然的に2人プレイばかりになります。

そこで友達を連れて一度行ってみたい気がするわけですよ、オープン会に。
しかしやはり心配されるのが、

レアなゲームを持っていくとなくなるんじゃないか?

とかです。

まあ影も形もなくなるってことはなさそうですが、欠品くらいはありそうです。
例えば我ら人民なんてかなり細かいパーツだらけで、数えてからしまわないと確実に無くしそうです。

というわけで、仮に欠品しても痛くなさそう、そして楽しめそうなゲームを持っていくことにしましょう。

○ワードバスケット
⇒既にカードに折り目らしきものが見えるのは、きっと気のせい‥

○ナゲッツ
⇒部品が細かいのが難点ですが、入手しやすいですし

○ヘルマゴール
⇒和訳が付いていないので、誰も触らないでしょう。

○ギルドホール(ギルドマスター)
⇒プレイしてみると面白いんですけど、人気ないです。

なんか途中から人気のない作品ばかりあげてました。
まあ無くなっても後悔しない作品が無難ということで。
 


呼んだ?

運ゲー、はヘビーボードゲーマーほどネガティブな意味で使うことばです。 
確かにアブストラクトやそれに近い近年の重ゲーにはほとんどない要素です。

しかし実は運ゲーほど心理戦がアツくなるゲームはありません。
そりゃ手札や次に出るダイスの目なんてイカサマしない限りコントロールできませんからね。
自分と相手との心理戦しかないわけです。

麻雀にしろポーカーにしろブラックジャックにしても心理戦がメインです。
というわけで運が強めの心理戦がアツいゲームを挙げていきます。

◯ デュエル
➡1〜5のカードを出すだけのお仕事です。
カウンティングも大切ですが、やはり相手の心理を読むことの方が大切でしょう。
こちらがシンプルすぎるなら、王と道化でも良いでしょう。

◯バトルライン
⇒ポーカーと麻雀のあいのこ?というわけではありませんが、やはり運要素が強いですね。

◯ブルームーン
➡自分と相手のカードを覚えることは必須ですが、勝負どころを見切ることも大切ですね。

◯ラ
⇒こちらは相手よりもラ(タイル)と競うかんじでしょうか?相手は居て居ないようなものですね。

心理戦が激しいゲームは劇薬なので寝る前の服用は控えた方が良いでしょう。 

 


で、私はいつ再販されるんですか?

さてボードゲームマニアのアイデンティティといえばコレクションです。
たとえプレイで負けたとしても

本棚にあるアレア・コレクションを眺める 

だけで、ハァハァできるからです。

そして来年度のアレアから出るのはなんとノートルダムとドラゴンイヤーの10周年版です。
これは、なかなかキツいラインナップです。

コレクターとして、数字マニアとしては1から全ての番号を揃える必要があるわけですが、同じタイトルが入ってきます。
同じタイトルのボードゲームが棚に並ぶ、まるで老人が間違えて2個あるゲームを買ったみたいです、本当にありがとうございました。
しかしマニアである以上、買わなくてはいけないわけです。ここに葛藤があります。

また、他の不満点として「俺しか持っていなかったレアゲームを他人が所有する」という敗北感です。
別にいいゲームは世間に広がればいいと思うのが一般的な感覚ですが、所有が主たるアイデンティティであるボードゲームマニアには耐えられないのでしょう。

というわけで来年は是非ノートルダムとドラゴンイヤーで楽しく過ごしたいですね。


呼んだ?

とりあえず見た目で散々な言われようの王と道化ですが

見た目なんて飾り

なので、とりあえずルールを読んでみることにしました。
なるほど、コマが4種類あって、そのうち決着をつけるコマは2個あるわけですね。

決着をつけるコマを自分の陣地に引き込んだほうが勝ち、ってことはデュエルと反対の動きってことですね。
デュエルは純粋に数字の大小だけだったのですが、こちらはコマに3種類の効果があるので(決着をつけるコマは単なる指標に過ぎない)意外と考えることが多そうです。

ただし相変わらず手札はランダムなので、定石とかよりも相手の動きを読む事が大事になってくるので、心理戦重視になりそうです。
つまり、いつものクニチーゲーってことですな。

ところでグループSNEはどんなに評判が悪くても絵を変えないですね。
私は結構好きなんですけど、逆にこういう絵が嫌いな方は、動物がよっぽど嫌いなんでしょうね。
私は「ダーウィンがきた!!」とか毎週見ているくらいなので、動物にはあまり抵抗ないです。

ただし買うか?と言われると話は別で、つまり妻に隠しながら入手するのはハードルが高いわけですが、そのリスクを取るほど上等な作品か?と問われれば、BGG6.3なので

それならラプトルを買うか…でもラプトルってマス目の数を数えるのが面倒そうだから将棋っぽいかなぁ…じゃあ囲碁でいいか

となってしまうわけです。

ところでラプトルって人気あるんですかね?
なんかヨドバシカメラだと在庫がないところとかあるんですけど…



 


まだ見ぬ中古ボードゲームを求めて

ゲームマーケットでも東京ボードゲームコレクションでもいいですけど、今やこのようなイベントで掘り出し物的な中古ボードゲームを買うのは難しい状況です。

そりゃこれだけボードゲームが話題になればコレクターも増えるでしょう。
そして中古のボードゲームは増えないので(コレクターは出さないから)、中古ボードゲームに品は流れない、というわけです。
というわけでレアな中古ボードゲームが欲しくなったらどうするか?を考えてみました。

◯ボードゲームカフェでプレイして満足
 ➡幽霊の正体みたり枯れ尾花
実際にプレイしてみたら今のゲームの方が面白いじゃん
ということはよくあります。

◯ヤフオク
⇒ぼったくられないように注意が必要ですね。

◯DIY
⇒BGGだとコンポーネントが書いてあるので、参考にできますね。




まぁリラックスしようよ

ボードゲームはプレイするもの、議論はPUBでするもの、と相場はきまっています。
しかしトワイライトストラグルはBGG1位にふさわしかったか?を議論するならまだしも

盗賊市場が面白いか?

なんてどうでもいいことじゃないですかね、大半のボードゲーマーにとっては(BGG6点代前半のゲームですし)
まあ世の中にある多くの諍いは外野から見ればどうでもいいですよ、ってことばかりですけど

さて軽く世相を切ったところで、個人的な印象ではボードゲーマー=お口が達者な(へ)理屈屋みたいな感じです。
なるほど、確かにわざわざ頭を使うゲームをプレイするくらいだから、きっと頭に自信があるのでしょう。
そうなると次はお口が達者になるので、議論が好きなんでしょうね。
しかしボードゲーマーならボードゲームで白黒つけるのが筋というものでしょう。

盗賊市場がクソゲーか名作か、ボードゲームで勝負だ!!

どう転んでも名作にはならないと思います、書いていてバカバカしいです。

というわけで、ボードゲーマーが決着をつけるのにふさわしい、ボードゲーマー版トライアスロンを考えてみました

①スプレンダー(水泳)
⇒まずは手始めに誰もが知っている中級者向けゲームです。
ゲーム内容も洗面器ですし

② レースフォーザギャラクシー(自転車)
⇒やはりレースといえば、レースフォーザギャラクシーが頭をよぎります(古い)
自転車はおそらく出てきませんが(宇宙ですし)、ゲーマーとして身につけておいた方がよい教養でしょう。

③ホワイトチャペル(マラソン)
⇒やはり最後は走って追いかけるゲームが似合っています。
もちろん馬車は使用禁止です(無理)


 


年をとったらそれなりの行動を…

先日、湯呑が割れたので、横浜高島屋に行ったんですよ。
そうしたら、知育ということでマインドラボ(R)がボードゲームの体験会をしていました。

私は心の中で

なんだ、ボ育ての話か…

と悪態をついておりました。
私はボ育てという言葉が嫌いなのです。

しかしせっかくパンフレットを配っているので、読んでみることにしました。
なるほど、ボードゲームを通して

①認知的思考力
②感情的思考力
③社会的思考力

を育てる、というわけですね。
そしてピコーンと直感しました。

「あれ、②と③ができてないのはボードゲームマニアじゃないか…」

②の中には
○間違いを認め、そこから学ぶ
⇒まさに感想戦のことです。

しかしボードゲームマニアの中には戦術議論することを拒む方もいます。
ゲームの寿命が減るから、らしいです。 
つまり感想戦を拒否するプレイヤーは②ができていない(というかしていない)

○極度な感情をコントロールする
○成功または失敗したとき適切に振舞う
⇒これができない大人こどもプレイヤーがいますよね。

ダンジョンロードをプレイしていて不貞腐れた態度を取ったりしていませんか?
また過度に喜んだりして、他人を不愉快にさせるプレイヤーだっていますよね
感情の起伏をコントロールできなければ幼稚園児と変わりません

③の中には
○協力体制を作り、目的を共有化する
⇒協力ゲームが苦手なコミュニケーション不全の大人こどもプレイヤーはいませんか?
意外と協力ゲームが苦手なボードゲームマニアは多いと思います。

つまり、ボ育てとは子供向けではなく大人こどもプレイヤーを揶揄する皮肉だった、ということで腹落ちしました。

間違えた解釈

私はボードゲームはどこまでいってもボードゲームだと思います。
ゲームはゲームということで教育とは別モノ。
しかし確かにゲームを通して①〜③を鍛えることはできると思います。
私は囲碁をプレイしていて、確かに辛抱強くなりました。

ですから、子供たちには色々なゲームに対して、色眼鏡をかけずに、接して欲しい。
そして1プレイ、1プレイを大切にして欲しいのです。
そうしないとボードゲームばかりプレイしているくせに、②や③が未発達の大人になってしまいますからね。


 

パンフレットを読んで、グラビティメイズが一人用のパズルゲームだと知りました。
つまり問題を互いに出し合って解けるか解けないかを、競いあうゲームなんですね。
これなら詰碁でいいんじゃないか… 

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