2017年01月
ティカル新版発売に際してルールを読んでみた
呼んだ?
メキシカ新版は結構楽しいですが、同じシリーズとは言っても内容は全然違います。
というわけでルールを読んでみました。
ティカルはめくり運が大きそうなんですが果たして…
【基本ルール】
○キャンプを設営しながらマップを広げていくタイル配置ゲーム
○勝利点は発掘する財宝とピラミッドがメイン
【所感】
「キャンプを設営する」という人間味あふれるアクションと「ランダムに引いた地形タイルを任意の場所に配置する」という神の御業アクションが混在するので、私にとっては気持ちが悪いゲームです。
カルカソンヌはいいですよ、アクションが神視点で統一されていますから。
でもこのティカルや、最近だとアクロティリなんかもそうですが(あれはピックアンドデリバリーは人間、タイルの配置が神)、視点が 混在しているゲームは
「面白い、面白くない」以前に気持ち悪い
という感じです。「あんまり気にするな」といわれても
「じゃあオレは誰だ?」とプレイする前から考え込んでしまうわけですよ。
メキシカのワープは神の御業じゃないかって?
ワープはギリギリ人間技でしょう、セロだったら出来そうですし(適当)
シンプルさという点ではメキシカに軍配が上がりそうです。
遺跡発掘というテーマが好きで複雑なゲームが好みであれば買っても良いでしょう
追記)
このゲームの視点について考えてみると、キャンプの設営=人間と考えていたから、勝手に気持ち悪くなっていました。ルールには探検隊と書いてありますが、私の脳内設定では
「神(自分)を崇拝する信徒を操って、ピラミッドを立てさせていくゲーム」
というところに落ち着けてプレイしようと思います
3人以上のプレイでモヤモヤするくらいなら、2人でプレイしたほうがいいよ
妻に言わせればロイヤルターフ日本版の箱絵>>>(越えられない壁)>>>アビスらしい
海のおともだち大集合
「ロイヤルターフの箱絵がひどい」
「ボードゲーム棚に入れたくない(多分ボードゲーム用の棚があること自体、世間の常識外) 」
「誰が描いたの?」
「新版の箱絵をオープン会でけなされると、持ってきた人が不快になる」
「まあオレは買わないけど」
「ウィナーズサークル海外版を買おうズ」
SNEは炎上商法が得意で、まあすごくでかい釣り針なんですが、あえて引っかかってみます。
最初に考えるのは
「こんなに色々なボードゲームがあふれているなかで、リメイクのクニチーゲーを売るにはどうすればいいか?」
という点です。
正面突破なら古代ローマの新しいゲームのように原作に近い絵柄で売るのがいいわけですが、数は売れないわけです。
いまさらクニチーのゲームをプレイするのか?ということです。
ゲームマニアはすでに持っているでしょうし、どうせオープン会ではエッセン新作しかたたないでしょう。
となるとやはり炎上して、人目にふれることが重要になってきます。
燃料投下は簡単で、箱絵をダサくするだけです。
製作コストは浮きますし、勝手に宣伝してくれますからね。
パッケージにこだわるボードゲーマーはコレクターしかいませんから、大半の人にとっては
「中身は一緒でしょ」
で終わるので、ネガティブは意見は問題ない、と踏んでいるのでしょう。
っていうかボードゲーマーたるもの箱絵うんぬんではなく、そもそも
「いくらでも新しいシステムのゲームがあるのに、なぜ我々は今更ロイヤルターフをやる必要があるのか?(いや、ない)」
という点を考えるべきかと思います。
15年前のクニチーゲーをなぜ今プレイしなくてはいけないのか?いやない。
それに一家に1セットは「安いから」と言う理由で買ってしまったコロッサルアリーナがあるはずです。
というわけでコロッサルアリーナを崩してから、それでもプレイしたければロイヤルターフをプレイすることをお勧めします。
まぁボードゲームバイアスのかかっていない妻にいわせれば今回のロイヤルターフ日本語版の絵は、アビスよりマシらしいですよ。
というかアビスをプレイする気にはならないらしいです、箱がキモいので。
世間の偏見と戦うこともボードゲーム人生です
ボードゲームの感想をどんどん言うのは趣味の特権!!
プロ酋長
プレイしたボードゲームの感想はどんな小さいことでもいいので、一緒にプレイした面子で話したほうが良いでしょう。自分の好みのゲームの傾向がわかりますし、誤解していた内容も訂正してもらえるかもしれません。
ボードゲームのルールは昨今いくらでも情報が落ちていますが、感想は自分だけのものなのでどんどん言っていきたいですね。
意見を自由に述べる、っていうのは素人だけの特権だと思います。
商売人はやっぱりしがらみとかあるから、難しいところもあるでしょう。
だってボロカスに感想を言ったゲームを売らなきゃいけないなんて、冗談キツすぎますよ
そういえば昔囲碁の本で「自由に打てるのはアマの特権」って書いてあるのを思い出しました。
たしかにプロは、その1手で数千万円が手に入るかどうかかかっていますからね、なかなかシビアです。
休日出勤がかったるいからってポチポチとボードゲーム買っても現実は変わらないゾ、ということで別の方法を考えた
きにボド~マンションオブマッドネス第2版はどうなのよ?~
呼んだ?
テーブルトークRPGを気軽に体験できるボードゲームの二大巨頭といえばディセントとマンションオブマッドネスでしょう(偏見)
先日マンションオブマッドネス第2版が発売されましたので、情報をまとめてみました
【ここがすごいよマンションオブマッドネス第2版】
①フィギュアがたくさん
②GMいらずのアプリでプレイ
③セットアップがラク
【ここがヘンだよマンションオブマッドネス第2版】
①アプリがないとプレイできないのに、アプリの出来がいまいち
②定価が高い
③中古の値段はPS4や任天堂スイッチなみに高い
アルケミストもアプリと融合型のボードゲームでしたが、マンションオブマッドネス第2版はさらにアプリへの依存度が上がりました。
これは一長一短で、アプリの完成度がプレイアビリティに直結します。そして現時点ではアプリの出来がイマイチなので、今後のアップデートが重要になります。
でもここまでしてテーブルトークRPGってやりたいもんなんですかね…それだったらオンラインRPGでいいんじゃないかなぁ(本末転倒)
キルクス・マクシムスがどう熟慮しても見えている地雷原なんですけど、ボードゲーマーとして試されているのだろうか?
街コンにうってつけなボードゲームを挙げていくので、練習してモテ男になろう(初級編)
リラックスしてのぞみたい
街コン…甘美な響きです。
昨今のボードゲームブームを考えれば、当然事業者も目をつけるでしょう。
しかし街コン業者は街コンのプロかもしれませんが、所詮ボードゲームの素人です(偏見)
うっかり金星の商人を持ち出して、セットアップ30分インスト30分プレイ30分(2ターンのみ)、で終了してしまい、なんの盛り上がりもないまま
「で、箱絵の宇宙人は結局何人?」という
誰しも抱く感想のまま終わってしまうかもしれません。
であんた何人?
というわけで初心者向けには小箱がよいでしょう
○アブルクセン
→進化系大富豪
ペンギンパーティも無理やりできるので、ルールを覚えておくとよいでしょう
↑
貧乏くさい
○ワードバスケット
→鉄板
下品ワードはTPOをわきまえて使用しましょう(←ダメだって)
○クイズいいセン行きまSHOW!
→ペア戦にすると親密度UP?
○クー
→人数が多い場合はこちらもいいでしょう。
ニムトでも楽しめそうです
さて街コンでボードゲームをプレイすることになって忘れてはいけないことは、自分はピエロに徹して場を盛り上げる、ということです。
ゲームの勝利は二の次、ということを肝に銘じます。
「負けるが勝ち」ということもありえるからです。