ふたりでボードゲーム

2人プレイできるボードゲームを紹介していくブログです。

2017年04月


男の世界(犯罪者)

いくら日本に表現の自由がある、といってもオープン会でホワイトチャペルを出したら、周りはドン引きです。
もし貴方が、だいすけお兄さんのように剽軽な雰囲気であれば洒落で通じるかもしれませんが、大抵のボードゲーマーは

○太り
メ○ネ
チェック○シャツ

が定番ですから、洒落は通じないでしょう。

というわけで、オープン会で女子がいたら特攻(ブッコ)みたいゲームを挙げていきます。

○タケノコ
⇒いきなりど真ん中です。でも考えてみれば、野球のピッチャーだって自信があるときは内角ストレートを投げます(偏見)。
あえて媚びているタイトルをぶつける、これが第一歩です。

○ウミガメの島
⇒そして次に変化球を投げます。
脱力系パーティゲームです。

○フードチェーンマグネイト
⇒1-1からの3球目は勝負球です。
そう、ここでカウントが悪くなるか、良くなるか決まるわけですから最高の球を見せたいわけです。
私だったらやっぱりフードチェーンマグネイトで勝負したいですね。


○CV
⇒そして疲れきった頭にどうでもいいダイスゲーム(失礼だな)で休みを入れます。
素直に休憩しても良いでしょう。


○ジャイプル
⇒タケノコ〜CVまでですっかり女子とも打ち解けましたね(何処が?)
というわけで最後はサシゲーで親密になりましょう。
もちろん勝ってはいけませんが、露骨に負けてもイケません。
ここは1-2で負けるように調整しましょう。




BC4000年の歴史

さてエッセン2016スカウトアクションNo.1のファーストクラスが人気ですが、新しければ面白いとは限らないのがボードゲームのいいところです。

というわけで古い順に今でも面白いゲームを挙げていきます。

○囲碁(数千年前?)
→三国志の時代よりもさらに昔からプレイされていました。
しかし今のような打ち方をし始めた歴史は江戸時代の日本でした。
昔は占いだったので、最初は決まった打ち方をしており、どこにでも打ってよくなったのは意外と最近です。
つまり関羽が手術中に打っていた碁と、現代の戸塚図書館2Fで打たれている碁は違うということなのです。

どうでもいい情報


○エルグランデ(22年前)
→かなり古いゲームですが、エリアマジョリティの決定版といってもいいでしょう。
拡張には、プレイ開始前にカードを選択してからプレイする、デッキ構築要素もみられますから、明らかに時代を先取りしてます。


○チグリスユーフラテス(20年前)
⇒チグユーもこんなに昔なんですね。
最近のチグユーおススメプレイは相手の足元をみた戦争を無理矢理しかける嫌がらせプレイです。

性格悪い


○Ra(18年前)
⇒意外と最近?なんですかね。
まあ考えてみれば舞台が古代エジプトなだけで、数千年も前からあるゲームではないわけですよ

当たりまえ

日本では手本引きが博徒の最終地点みたいな感じになっていますが、私はRaの方が遥かに最終地点に近いような気がするような、しないような…


○王と枢機卿(17年前)
⇒The渋いゲー。
コマを置いてマジョリティを判断するだけですから。
でも街道がうまい具合に入っているため、陣取り要素もありますね。
こういうゲームをピュアユーロって言うんですかね?
でもこうしてみるとピュアユーロってちょっと今みると古臭い感じがしますね…





さてこれらのゲームを鑑みると、システムはシンプルで面白さが相手に依存している、という点が共通しています。
昨今人気のゲームはプレイヤーにゲームシステム分析を強いている点もありますから、昔のゲームにも昔のゲーム特有の面白さがありますね。
 


オデ‥定石怖い‥

さて昨今のボードゲームはかなり複雑ですから、覚えないといけないことも増えています。
そうなると定石も増えるわけですが、大概のゲームは定石だけでは勝てないです。
所詮、定石は知識で、知識だけでは勝てないのに勝てると錯覚してしまうわけです。

定石は嫌いだから、そういうゲームはプレイしない

でもそれってなんだか寂しくないですか?

というわけで、定石アレルギーを克服する3つの方法を考えてみました。

○アブストラクトを適当に研究する
→自分で定石を作ってみましょう。
するといかにも稚拙なものしかできないでしょう。
そう、定石とはそういうものです。
まさに、幽霊の正体みたり枯れ尾花というやつですな


○苦手なゲームの定石を実践してみる
→自分で定石を実践してみましょう。
ドミニオンやプエルトリコ、アグリコラあたりは研究がすすんでいるので、調べればいくらでも出てきます。
で実際に使ってみます。

ほら、勝てないでしょ。

そうです、定石を実践しているだけで勝てる、そんなゲームはただの幻想なのです。


○定石は失敗するものだ、と思い込む
→定石を覚えて2目弱くなり、という格言もあるくらいですからね。
思い込むことは大切です。







時は有限

もうそろそろオープン会ではサントリーニが立ちまくっているころでしょうか?
今のうちに自慢しておかないと、時間がたって研究が進んだら、持ち主がボロ負けしてしまうかもしれません。
若い芽は潰しておきましょう(オイ)

さてというわけで、アブストラクトが立つ=長考問題の季節となりました。
しかし長考問題はプレイマナーと混同されることが多いです。

○他人の手番で携帯をいじっていて、自分の手番で長考する
⇒これは長考以前に携帯をいじっていることが問題です。
これじゃあ三浦○段と変わりません。

○ルールを理解していなくて、長考する
⇒これはインストの問題もあるかもですが、大半は居眠りしていたからです。
これじゃあ阿佐田○也と変わりません。

○負けたくないので、長考する
⇒これは長考ではなくて、牛歩です。
これじゃあPK○と変わりません。



これらは全て、長考問題ではなく、プレイマナーの問題ですね。
純粋に長考だけに焦点を当てるのであれば

時間が切れたら負け(or 減点)

このルールを加えるだけで、解決します。
というわけでチェスクロックをおススメしたいです。


 


エリアマジョリティハンター

さて突然ですが、実家から密輸してきた孫子兵法があるのでプレイしてみました。



世間的な評判は高くないけど自分は好きなゲーム、とかいぶし銀っぽく扱われますが、BGGで1000位以内なので、BGG偏差値は80以上ということでしょう。

さて内容は5つの国(エリア)のマジョリティをカードの強弱で決める、とてもわかりやすいエリアマジョリティです。国によって使用できるカードが若干異なっており、傾斜がついています。
また手札があるので、運要素もあります。

よく考えられたエリアマジョリティだと思いますが、ゲームとして自由度以上に、重苦しさを感じるゲームでもあります。

【エリアマジョリティを陣取りと表現することへの違和感】
私は囲碁をプレイするので、エリアマジョリティを陣取りと表現することに違和感を感じます。

数字の大小を決めるだけ

のエリアマジョリティには、陣取りゲームのもつ広がりよりも、数字をどの順番にだすか?

という深さを感じるからです。

そして私にとって、ゲームの深さはどうでもいいことです。
なので、あんまりエリアマジョリティって好きじゃないです。

【エリアマジョリティをゲームとして成り立たせるには工夫がいる】
エリアマジョリティというシステムは、クニチーの古代ローマの新しいゲームに収録されているインペリウムで既に確立しています。
エリアマジョリティというシステムだけではあまりに味気ないので、各作品ごとに工夫があります。

エルグランデはカードに様々な能力をつけたり、拡張ではデッキ構築要素をつけたりしています。
ドミナントスピーシーズは種族毎の特殊能力とイベントカードです。
孫子兵法は特殊能力満載なカードで深みを与えようとしています。
メキシカだとエリアを自分で区切れるので、かなりエリアマジョリティ要素の比重が減っていておススメです。

【で孫子兵法はどうですかね?】

○5つの国のマジョリティを争うが、争点が不明瞭
⇒要するに事故る確率が多いってことです。
途中の決算で点差がつきすぎていると負けになります。

○心理戦がメイン
⇒カードの引き運が結構強いです。
体感ではバトルラインくらい高いです(←わかりにくい!!)
まあ心理戦がメインといったところです。

何度もプレイしないと勘所が掴みにくいゲームですが、バトルラインが3度の飯より好きなら、アッパーゲームとしておススメです。


「マデイラじゃな…」「それは名作!!」「‥‥‥はい…」

世間的に知られてない、って日本ではということですかね?
まあオープン会だと最新ゲーム以外は殆どリプレイされないですし、せいぜい5回?そんなにやらないかな。
という感じですので、殆どが世間的にはプレイされていないゲームってことになります。

でも世界的にはバンバンプレイされているので、やっぱり世間的に知られていないってことであればやはりBGG1000位以下、可能であれば本当にカオスになるのは5000位以下が理想だと思います。

というわけで私は初心者なので1000位以下で結構好きなゲームを挙げていきます。

○雷鳴と稲妻(1200位くらい)
⇒世界一仲の悪い夫婦の喧嘩に巻き込まれる可哀想な愛人たちのお話です。

キーポイントはメデューサの使い方です。

強いカードだけれども、移動ができなくなるので、自陣が硬直しやすい。
自陣にカードが出せなかったり、カードが動かせなくなると、即負けという変わったルールなので、適度にカードを動かしつつ、相手のカードを読むことが重要という、他に似たようなゲームがない感じです。

強いていえば、デッキ構築しない簡易アンドロイドネットランナーみたいな感じでしょうか?
あんなにルールは複雑じゃないですけど…


○カエサルとクレオパトラ(1200位くらい)
⇒カエサルとクレオパトラの関係をバトルライン風に表現したゲームです。
じゃあバトルラインでいいじゃん、ということになりますが、我が家のバトルラインは売り払われたので、これをプレイしています。
有名なヴァリアントがあるので是非適用したいところです。

○ヴァンパイアエンパイア(1900位くらい)
⇒これは結構、というかかなり好きなんですが妻が一言

絵が気持ち悪い

ということでお蔵入りしています。

でも絵も雰囲気があってすごくいいです。
簡単にいうと9人中3人がドラキュラの手下なので当てるゲームです。
カード運もありますが、ブラフ要素が多めにあるので、誰でも楽しめる部類ではないでしょうか?


‥‥ちょっと5000位以下はカオス過ぎて、好きなゲームが見つかりませんでした。
こうなったらキャッシュ○ローをぶっこむしかありませんね(オイ)



黄金のマスクを見つけたときは興奮したんだがなぁ…

さて先月インフルエンザに罹ってからというもの、すっかり生ける屍になってしまいました。
ネットを見ても、何を見てもぴくりとも反応しません。
まあ繁忙期なので仕方がないんですかねぇ………

毎日やっていることといえば、子供からせがまれてプリキュアの絵を描くことだけが楽しみになっています。
今にして思えばギルドホール(ギルドマスター)のコンボを考えているのが健全なのか、キュアビートが描けなくて悶絶しているのが健全なのか、それともどちらも不健全なのか?
もう区別がつかない状態です。

それもこれもグランドオーストリアホテルの完成度が高すぎて、ラグランハがいらなくなったから悪いんだと思います(多分違う)



 


花はいい!!

4月1〜3日まで横浜で開催している日本フラワー&ガーデンショウに行ってきました。
花に囲まれる生活はいいものですが、やはり出店休憩コーナーでボードゲームをプレイしたくなるのがサガでしょう。

というわけで、休憩スペースでプレイするのに打って付けなタイトルを挙げていきます。

○薔薇と髑髏
⇒場所もとらないので最高のゲームですね。
薔薇が出てくる点もポイントが高いです。
今ならスカルの方が入手しやすいですね。

○チャオチャオ
⇒小箱くらいの大きさで済む点が魅力です。
今は売られていないんですかね?まあ簡単にDIYできるので、問題ないでしょう。

○砂漠を越えて
⇒細かいパーツが多いのと、花と砂漠のアフィリティが悪い点が難点です。
一つの盤面しかない点はグッド!!

○5本のきゅうり
⇒これはけっこうおススメできます。
家庭菜園できゅうりは充分ありえます。

せっかくなのでTPOに合わせたタイトルを選びたいですね!!

ボードゲームを持っていくことが一番TPOをわきまえていない、とも言う




絶賛開催中

ボードゲームはコミュニケーションツールである、ということを最近よく聞きます。
そんなコラムがありましたね、ボードゲームで知り合った男女は長続きする、でしたっけ?
まあきっとソムリエが選んだゲームですから、かなり厳選されていると思います。

確かにボードゲームには様々な側面がありますね。
コミュニケーションとかコレクションとか負債とか財産とか。

でもコミュニケーションしたいんだったら、ほんとこの間イッテQでやっていたパイ投げゲームで充分じゃないですかね?




なんか一つのゲームにこだわるのってカッコ悪いみたいな風潮ですが、大体負け犬の遠吠えっぽいので、す振りでもなんでも練習すればよいと思います。

負けることは恥ではない、練習しないのが恥なのだ!!

それに世間的に見たら、ゴミ屋敷みたいにボードゲームが積んであるほうが遥かに異常だと思うんですけど…




カエルの煮込みでも作るとするか‥

さて最近はあまりフィクションを書かなくなったので、フィクションを書こう。
近年キャッシュフローというゲームが色々な意味で話題である。

大概のオープン会ではキャッシュフロー禁止となっているのだから、とりあえず調べてみる。
なるほど一時期はやった金持ち父さん、貧乏父さんの流れを汲むものか…

いつの時代にもうまい話をする人間はいる

世界一おいしいスープ、という童話にもあるじゃないか?
巻き込んだ方が強いのだ

情報があふれる社会だからこそ、ネガティブな情報でもあったほうがマシなのだ。
情報が人の目に付けば、インターネットで調べる。
大半の人間は引っかからないが、やはり騙される人間はいる。
人の知性とはその程度だからだ。

うまい話に食いつく

でも食いつくのは、必ずしも個人の責任だろうか?
社会的弱者だったら、やっぱりうまい儲け話には食いついてしまう。
誰もが恵まれた生活をしているわけではない。
だから貧しい者は、ダボハゼのように餌に食いつく。

それを一概に自己責任と言って良いのか?
社会的弱者に生まれたことが自己責任なのか?

私にはわからない。
私はそういう環境にいたことがないからだ。
食うに困ったこともないし、運賃に困ったこともない。
簡単に想像できる、なんてとてもじゃないが言えない。

しかし過剰に反応しないことが大切だ、ということはわかる。
つまりオープン会でキャッシュフロー禁止なんて書く事がキャッシュフローを間接的に広めているようなものだ。

だからオープン会では是非フードチェーンマグネイト禁止、と規則に入れて欲しい。
あれはいいゲームだから、もっと広がって欲しい。
一家に1フードチェーンマグネイト。
そのためにはタカラトミーあたりから3000円くらいで売られるとよいのではないだろうか?





 

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