ふたりでボードゲーム

2人プレイできるボードゲームを紹介していくブログです。

2017年10月


テラミスティカすら立たない

私の妻はボードゲーマーではないんですけど、かなりボードゲームに付き合ってくれるので、まあ感謝しているんですけど、絶対に立たないゲームがあります。

それはブルームーンとテラミスティカです。
どうしても絵柄が受け付けないらしく、困ったなあと思うわけですが、まぁ全く立たないわけです。

テラミスティカは確かに2人プレイと4人プレイだとまったく別のゲームのような気がするのですが、ガイアプロジェクトとクランズオブカレドニアはどうなんでしょうか??2人プレイでまぁまあ面白ければ再度チャレンジしたい気もします。
どちらもテンデイズゲームズ様が取り扱われるそうなので、楽しみですね(小学生並の感想)

でもなんか動画を見ていたら3位のアズール(Azul)にひかれている自分がいるのは気のせいだと思います。


Ans.絶滅危惧種(センザンコウ含む)的なボードゲームを楽しみたければ

さて、突然ですが、操り人形の新版が出ます!! 楽しみですね!!!
きっとこんな光景が見られるに違いありません!!!!


王様だ〜れだ?ハイ!!僕が裸の王さまです!!!

じゃあ暗殺者と傭兵がポッキーゲームね、ホラホラしっかり食べないとダメだよぉ〜

そいじゃあまた〜♪













で終わっても仕方ないので、とりあえずあやつり人形について思い出してみました。
多分2000年代初頭に散々プレイしたゲームですから、実家にありますし、私はいらないです。

さてあやつり人形はマルチ全開なので、ボードゲームマニア受けは悪い感じがします。

簡単に説明すると王様ゲームがコンパで流行した世紀末に、偶然日本で旅行していたゲームデザイナーがヒントを得て作成したらしいですよ(虚言)
※本当はフェレータにヒントを得たとのことです。

ゲーム内容は1ターン毎に役職を選んで、家立てたりお金稼いだりするのですが、その中には特定のプレイヤーを暗殺(1ターン無駄にさせる)できる暗殺者や、相手のお金を盗む盗賊がいたります。

そんな感じですから「ウェーイ!!」なノリで初心者に暗殺者なり泥棒を使われたら、マニアは

「なんで1位を狙わずに、(こっそり息を潜めている3位の)僕を狙うのプンプン!!」

となるからです。

まあウェーイなノリだからいいんじゃん、と思うんですよね。
高々ゲームですから。
ゲームくらい好きにプレイしたいですよね。
でも命をかけてプレイしているマニアにとっては許せないんだと思います。

あやつり人形はそんなヘイト値マックスゲームですから、いまや絶滅危惧種、といってもいいジャンルかもしれません。さまよえるオランダ人くらいかなぁ?今どきそんなゲーム買えるのって。

ですから、とーーーっても仲のいいメンツでやるといいんじゃないでしょうか(適当)
きっと味わったことのないウェーイ感が楽しめると思います。

個人的にはGWTをプレイしたほうが面白いのでそちらをおすすめしたいです……




 


こんな感じのゲーム?(全然違う)

エッセンも終わり、スカウトアクション2017が発表されましたね。
テラミスティカ勢がワンツーフィニッシュのなか、アズールが3位という意外な結果です。

アブストラクトが3位を取るって珍しいことだと思うんですが、そんなことないんですかね?
個人的にはアブストラクトは好きなので、ちょっと興味がわいてきたので調べてみました。
ルールは4Gamer様に詳しく掲載されているのでそちらをご覧下さい(オイ)

さてルールを一通り読んだ感想だと、実力の差が出そうなゲームだなぁという気がします。
得点ボード(ウォールというそうです)の模様が裏と表の2パターンしかないので、研究がすすめば、効率的な得点の取り方が明らかになるでしょう。

第1感では青いタイル(対角線に並んでいる)を揃えたほうがウォールを広く使えますね。タテヨコにつながると得点が高くなりますから。
ということで、青いタイルに接続しやすい水色とオレンジのタイルの価値が2番目に価値が高くて、一番価値が低いのが黒と赤、という感じです。

【タイルの価値】
青>水色=オレンジ>赤=黒

しかしタイルのサプライがランダムなので、かならずしも価値が一定にならない、ということが、このゲームのミソなんでしょう。

先手が有利っぽく見えますが、減点が-1ということなので、それが妥当か?と言われるとよくわかりません。
ここら辺はプレイしてみないとちょっと…

というわけで、結局相手に嫌なタイルを渡すのがこのゲームの醍醐味みたいですね。
まあルールも簡単なので、DIYしてもいいかと思います(オイ)




オデは?

もう2017年も終わりに差し掛てきましたので、ランクをまとめてみました。
売上は関係なく、私が好きなランクです。

HOF:囲碁、チグユー

…………(すぐ超えられる壁)………

1位 グレートウェスタントレイル
→少人数で面白いボードゲームといえばグレートウェスタントレイル一択でしょう。
なにが楽しいって「牛を買うのが楽しい」(妻談)
そして目的も「いかに効率的に出荷するか?」の一点に集約されるので、説明しやすくて良いですね。

2位 グランドオーストリアホテル
→もともとノーマークだったので、反動でよけい面白く感じますね。
拡張が出ないのは、すでに完成されているからです。

3位 コンコルディア
→毎年マップがでる、ということは無限にプレイできる?ってことでしょうか…
私は塩抜きが好きです、純粋に販路を拡大していくこととカードハンドリングに集中できますから。

正直、上位3つはどれも素晴らしいので、あまり順位は決められません。
グランドオーストリアホテルは入手しにくいのですが、GP様が定期的に販売されているようなので、お願いしてみるとよいです。
私もヴィアネビュラをお願いしたいです。

以下はこんな感じです。
便宜上、順位はついていますが、あまり差はありません。


4位 村の人生
→最近拡張は売り切れていますが、本体のみでも結構楽しいです。

5位 砂漠を越えて
→複数人でプレイ可能なアブストラクトとしては、かなり良い出来です。

6位 トラヤヌス
→フェルトの中では一番箱絵がカッコイイですね。
面白いか?といわれるとアクアスフィアの方が深い気はしますが、アクアスフィアは実力差がでやすいからなぁ〜それに海の中って閉塞感があるんですよね。というわけでトラヤヌスのほうが好きです。

7位 スプレンダー(宝石の煌めき)
→家族が好きですね。

8位 ダイアモンド
→同上

9位 インペリアルセトラーズ
→クレオパトラが好きです。

10位 CV
→家族が好きですね。





牧場主

さて、正方形の盤面をピースで埋めるボードゲーム、といえば

○パッチワーク
→ガッチワークになると、パスで粘る試合になるため、子供に教えにくい。
「目標は盤面を埋めることだけど、相手に有利なピースを渡さないことも重要」
なんて子供に言ったところでわかりませんからね。

○コテージガーデン
→パッチワークのブレイクダウン版と思いきや、ガッチワークへのアンチテーゼ(盤面を埋めろ、というウヴェの意図)になっており、好感が持てます。でも盤面をリセットされるので棋譜が作りにくいです。
充実感も得にくい。

○クマ牧場
→?

あたりが挙げられます。
そして11月上旬にクマ牧場が出ますね、というわけで、クマ牧場はおすすめできるか妄想してみました。

クマ牧場のルールを調べてみると………
なんとなくコテージガーデンに似ていますね。

違うのは主に3点で

①タイルを直ぐに配置しない
→一旦手元に引き寄せる必要がある

②盤面に応じて、使用できるタイルが限定されている
→自由度が低い

③盤面がリセットされない

ここら辺でしょうか?

我が家でプレイした感じだと、子供はあまりコテージガーデンが気に入らなくてパッチワークの方が好きな理由は、

「盤面がリセットされてしまうこと」
みたいなので、盤面がリセットされないクマ牧場の方が子供受けはいいかな?
確かに盤面が残っていたほうがインスタ映えしそうです

結論として、クマ牧場とコテージガーデンは細かい点が違うので、ルールを読んで好きな方を買うとよいでしょう(適当)個人的には盤面が残るクマ牧場は子供や初心者に、得点区切りがやや複雑なコテージガーデンはマニア向け…といってもマニアがコテージガーデンをヘビーローテーションする姿は見えないので、まあ初心者向けにクマ牧場が安定かもしれません。

私は水彩画の雰囲気が好きなので、コテージガーデンにしておきます(単純にクマ牧場を買うスペースがないともいいます)



 


列車強し!!

さてホビージャパンの秋リリース作品のBGG順位を調べてみると……

チケットトゥライド北欧の国々
104位 

クマ牧場
500位くらい

バニーキングダム
2238位

クロンダイクラッシュ
4800位くらい?

狂気山脈
5500位くらい?

オーティス
none

これはもうチケットトゥライドを買うしかない、という結論に到達しました(極端)。

といってもヘビーユーザーはもう既に持っているので、どこがすごいのか?ということを初心者の方にもわかりやすく説明します。

【ここがすごいよ、チケットトゥライド北欧の国々】

①実力差が出る
→研究をすると良い暇つぶしになります。

②手札運もある
→勝てば実力、負けたら手札のせいにできるので、気が楽です。

③盤面やカードがおシャンティ
→実際の地図を使うのと、雪が綺麗ですね(小学生並の感想)

④実はBGGランクが囲碁より上

2〜3人向けなので、オープン会では出番はないかもしれませんが、クリスマスに向けてファミリー向けに買うのは大いにあり!だと思います。
ただし大人気なく子供を負かして泣かせないように気をつける必要がありますね。



 


お仕事は放棄!!

一昔前であれば とりあえず初心者にはカタンを勧めとけ!!的な風潮があったかもしれませんが、 いまはカタンよりも遥かにボードゲームの楽しさを直感的に感じられるタイトルが多いので、とても良い時代になったということでしょう。

カタンは何がいやか?といえばやっぱりマルチ色が強いので、自分の得にはあまりならないけど、一人を独走させないためのお仕事を強要されたりキングメーカーになったりしてしまうことが、ひとことで言えば

面倒

ということです。

いや悪手を打つのは個人の勝手だからいいんですけど、それを他のプレイヤー、あるいは外野に野次られようものなら、盤面をひっくり返して

もう僕帰る!!

となるわけです(もちろん良い大人なのでしませんが……)

まあお仕事が好きな方も勿論いるわけで、そこらへんはマスゲームの快感とでも申しましょうか、つまり日本人的な「行列に並ぶとストレスを感じるけど、何故か安心する」といった一体感なのかもしれません。

でも私は普段充分「お仕事」をやらされているので、ボードゲームくらいは好き勝手にプレイしたいなあ〜と思う次第であります。
 


2年も経つのか…

ボードゲームを購入するとき、迷ったら…私の場合、BGGを参考にすることが多いです。

こんなゲームはBGGで評価が高かったゲームです。

グラスロード紹介はこちら

ジャイプル紹介はこちら

ファイブトライブス紹介はこちら

ポリス紹介はこちら

BGGとはBrowse Board Gamesの略で、殆どすべてのボードゲームを網羅しているサイトです。

英語のサイトなので、ちょっと抵抗がありますが、簡単です。

TOPページにアクセスしてBrowse⇒database⇒gamesを選ぶだけで、投稿者によるレビューランキングが確認できます。

またベストなプレイ人数なども確認することができるので便利です。 

【なぜBGGなのか?】
日本語のゲームブログやツイッターでの評判が参考にならない理由は、プレイ回数不足に原因があります。

昨今のゲームはシステムが複雑化しており、1回や2回のプレイではとてもシステムを理解できません。

将棋や囲碁のルールは簡単ですが、ルールだけではプレイできないのと同じです。
昨今の流行りのゲームは、悪く言えば一見さんお断りなゲームが多いのです。

私はやり込みがいのあるゲームが好きなので、プレイ回数の母数が少ないゲームレビューでは参考にならないです。 

というわけで投稿者が多いBGGを利用するのが一番手っ取り早いのです。


【BGGを利用する注意点】
・アメリカバイアスがかかっている
⇒トワイライトストラグル(冷戦がモチーフ)が1位を取る時点で、アメリカバイアスが かかっています。
これは、ボードゲームという遊びにおける評価が、テーマと密接に関係しているからです。

2015年度の国際ゲーマーズ賞で”我ら人民”が投票で大賞を獲得しました。
我ら人民は良いゲームですが、 冷戦下の西ドイツと東ドイツをテーマにしている時点でドイツ人には高評価をつけやすい作品になっていることは間違いありません。
逆に日本人が見ても、イベントカードの殆どを理解できないので、魅力は半減してしまうでしょう。

また明らかに日本人の好みと異なる点もあることは考慮したほうが良いでしょう。

パッと思いつくところで、
①長時間ゲームがマイナス要素にならない

②英語表記がマイナス要素にならない

③直接攻撃がマイナス要素にならない

④SF(特にスターウォーズ)やファンタジーをテーマにすると評価が上がる

などは考慮した方が良いでしょう。

しかしこのような欠点は些細なものです。
何故なら自分で①〜④のフィルタをかけた上で、レビューを確認すればいいからです。

また書いてあるレビューは英語ですが、ヨーロッパ人の書いた英語は読みやすいので、勉強がてら参考にするのは如何でしょうか?



ちょっとむずかしいけどあまり考えてもしかたない
3手くらいで長考やめるとスムーズ
このおんなのひとセクシーでドキドキする





箱絵がどうみてもルネサンス初期

さて、アークライトからマジェスティが発売になりますが、もう箱絵からして「宝石の煌き」の廉価版っぽくて駄目な雰囲気を醸し出していますけど、大丈夫ですか?アークライトさん。

GWTを「わずか1年」でリリースした神企業のアークライトさまに不満などほとんどありませんが(逃げゾンビのキャラクターパネルエラッタはゆるさん)、それでも心配でたまりません。

マトモなルールが出ていないので、ゲーム内容うんぬんを今の段階ではいえませんが、絵柄を見る限りではちょっと子供っぽい雰囲気でやばい感じがします。

そして食傷気味の拡大再生産です。

いや拡大再生産なんて、宝石の煌きとギルドホールとそれでも足りなければスパイスロードで十分じゃないですか?さらに必要でしょうか?それに多少複雑ですが、グレートウェスタントレイルをプレイすれば拡大再生産しつくしたといっても過言ではありません(意味不明)

まあ宝石の煌きはホビージャパンさまの看板タイトルなので、アークライトさまも欲しくなったのかもしれませんが、アークライトさまはグレートウェスタントレイルという神ゲームをお持ちなので、こちらを売る方法をお考えになったほうが世のため人のためになるような気がします。
 

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