ふたりでボードゲーム

2人プレイできるボードゲームを紹介していくブログです。

2018年05月


ぼったくりバーのマダム?

さて、全ボードゲーマー待望のAllGamersがついに創刊!!
でも雑誌で1000円って高杉じゃないですかね?
あきらかに創元文庫とかの単行本と同じで

「どうせボードゲーマー(創元文庫の場合は、海外小説読者)なんて数がすくないんだから、単価高くしないとやってけねーよ!!」

理論が働いています。

でも今の時代、無料でなんでも楽しめますからね。
これじゃあ、1年くらいで廃刊‥‥ああ、雑誌の場合、休刊でしたっけ?
まあそんな感じだと思います。

じゃあどうすれば売れるのか?と考えてみると、ボードゲーマーに訴求するには

「ボードゲームのミニ拡張を付録としてつける」(月刊ブシロード方式ですね)

これが手っ取り早く、そしてもっとも効果的でしょう。





2016年6月頃はこんなゲームにはまっていたみたいですね。
ちょっと古いものばかりで、あまり新鮮味はありませんが…

3位:ウミガメの島
⇒正直チャオチャオやガイスターをプレイして、同じ作者ということでナメてましたが、これはかなり面白いです。
結局ダイスの目が良いほうが勝ちますが、それを差し引いても興奮させてくれます。

2位:ブルームーンレジェンド
⇒こちらもかなり昔の作品ですが、面白いです。
アンドロイドネットランナーも面白かったですけど、結局Jackson Howardが手に入らないと、コーポはどうしようもない感がするのは気のせいでしょうか?
LCGも結局カード次第なところがあります。

ブルームーンレジェンドは「結局カード次第だろ」という言い訳を排除しているところが良いです。
最大のネックは絵柄が個性的すぎて妻にプレイしてもらえないところでしょうか…

1位: トラヤヌス
⇒プレイしたのが最近のせいか、一番印象に残っているゲームです。
一時期歩きながら、どのアクションが強いか…など、考えたりしていました。
歩きスマホより危ないですね。

このゲームの優れている点は、得点効率のよい手を打っていればよいわけではない、という点です。
その点を、ヌルさと取るか、大らかさと取るかは、人それぞれでしょう。
懐が広いゲームの方が緊張感が緩和される分気楽にプレイできて心地よいです。

まあゲームに緊張感を求めることもできますが、そればっかりだと疲れてしまいます。



腕の見せ所

何を勧めるか?とか結構ボードゲーマーとしての腕の見せどころだと思うんですよ。
ここでトリカーリオンの話をしても、

ふーん、ところでウォリアーズとキャブスってどっちが優勝したっけ?

と傷に塩を塗られるだけです。

やはりボードゲームの話が出たら
①直ぐに出して「なんで常時持ち歩いているの!!」と突っ込まれる

②直ぐにプレイできる簡易さ

③直ぐに面白さのツボがわかる

という3点が重要です。

そうなると、実はカタン携帯版はかなり有力な候補です。
あれだけ小さければ携帯できますし、あの小ささでクオリティが高いゲームは他にないかもしれません。

というわけで圧縮したら持ち歩けそうなゲームをまとめてみました。

○インペリアルセトラーズ
⇒2文明くらいなら持ち歩けそうです。
しかしそれでもカードは150枚くらい、トークンも多数必要なので、プレイ中無くさないように注意が必要です。

○ブルームーンレジェンド
⇒2種族くらいだったら持ち歩けそうです。

カードゲームは②と③が弱いのが欠点でしょう。

○デュエル(アンギャルド)
⇒ここらへんはギリギリ持ち歩け、コマとボードがあるので俄然ボードゲームっぽくなります。
手札運の要素も十分にあるので、初心者でも勝てる可能性はあります。

○戦国時代
⇒お手軽ダイスゲームです。
お手軽すぎるので、ふーんと言われたら直ぐに下げるのが大人でしょう。

○ハードケースタルギ
⇒タルギはボードが入っていないかわりにカードをボード状に並べます。
飲み会でカードが濡らされたら困るので、100均のハードケースにいれてカードするのが大人の対応です。


世の中パーティゲームばかりだね

ボブジテンがテレビに取り上げられ?、転売ヤーがあいかわらず群がり、NHKのニュースでボードゲームがブーム?という謎ニュースが取り上げられます。

しかし実際にブームなのは、ボードゲームの中でもパーティゲームという1ジャンルだけなんじゃなかろうか?とも思うわけです。まあ別に私は業者でも商売人でもないので、どっちでもいいんですけど(適当)

さてボブジテンがどういうゲームか?といえば

カードに書いてあるカタカナをカタカナなしで説明する

大喜利です。
これは辞書があればできるんじゃなかろうか?と思いますが、流石に旅行に辞書は持っていけないので、これはこれでありでしょう。私は並んで買いませんけど。


世間では
「こういったパーティゲームを素人にプレイされると、ボードゲームがパーティゲーム程度のものと思われて、い神崎!!(押入れから出てきながら)」
というボードゲーマーの方もいるかもしれませんが、まあ

重ゲーもパーティゲームもどちらも所詮ゲーム

ですから、適当に付き合えばよいと思います。



タイムボム
アークライト
2017-11-24






 


もうレイダーは狩り飽きたニャぁ~

なるほど、4本シナリオが入っていて7千円なんですね。
高い気もしますが、どうなんでしょう。

そもそもFallOutってシナリオが売りなの?という気がしないでもありません。
私が好きなプレイは

レイダーが再生するポイントに地雷を仕掛けて、再生した瞬間に爆死させてロケットランチャーを奪うのが好きなのです(あるいはレイダーが屯している砦を、長距離からハンティングライフルやスナイパーライフルで狙撃し、頭数が減ったところで、ショットガンで強襲)


そう、FallOutのすごいところは、私のように屈折した人間にも母性的な懐の深さでゲームの楽しみを教えてくれるところではないでしょうか?

そのように考えると、FallOutはもしかするとあくまでその世界観を踏襲しただけのボードゲームなのかもしれません。

まあ本家FallOutがそうであったように、日本では売れると思えませんから、きっと数年間はホビージャパンフェスティバルでセールス品の常連になりそうな気もしますし、かりに売り切れたとしても、私の心にはいつもウェイストランドが広がっているので(異常者ですね、わかります)、寂しくありません。





ほぼ2人専用

さてレアげーが再販するとやたらありがたがられますが、冷静に考えてみたいです。
まず12季節の魔法使いがどういうゲームかルールを調べてみると‥

○ダウンタイム長い

○ダイス使う

○ゲーム中の手札がゲームの最初に決まる、そのくせゲームの見通し悪い

なるほどこれは4人プレイしたら、NFMの烙印を押されることうけあいです。
冒頭の画像はBGGから取りましたが、

4人でプレイするとクソゲー

ということを50パーセント近くの外国人が投稿している、というアンケート結果です。
ですのでほぼ2人専用ゲームと考えてプレイする機会があるか?と考えた方が良いでしょう。

○とても見通しが良くない

ですのでプレイヤーは自己実現型のプレイではなく臨機応変型のプレイを強制されます。
この場合、見通しが悪い、というのはゲームの特性を示しており欠点ではありません。

たとえばトロワなんて一寸先は全く見えないゲームですし、グランドオーストリアホテルだって先は全く見えません。ラとかもお先真っ暗系です。
これらのゲームで先が見えてたら、イカサマしかありません。

でもこれらのゲームには一定数の固定ファンがいることを考えれば、やはり先が見えないからといっても先を読んだり対応する楽しさはある、ということでしょう。

なんでもかんでもキッチリしたいプレイヤーに12季節の魔法使いは向かないので、買わない方がよいです。まあ良くも悪くも癖はありそうなゲームですね

あと永久コンボもあるので、きめられてもトラウマにならないようにしましょう。



なんか書いていたら随分雑なゲームがしてきたので、買う必要ないかも(笑
 


赤い壁

さて、サイズの日本語版が年末に発売になりますが、2人プレイがどうか?と調べてみると、BGGの最適人数では4人がダントツで高い、ということです。

2人プレイはレコメンドが68%ですから、そんなに悪くないものの、3人プレイもレコメンド69%ですから、結局サイズは

4人専用ゲーム

といっても差し支えないでしょう。

一方で、サイズは確かにBGGで高い順位ですが、

①フィギュアによる補正

②世界観(みんな大好き第1次大戦後のIFストーリー) による補正

③4人でプレイしたらまあ大体どんなゲームでも楽しいよ補正


が加わっているので、素直にスルーでもいいんじゃないか?という気がしないでもありません。

まあフィギュアを塗るのは結構楽しいので、子供と一緒に塗ったりすると「楽しい時間はプライスレス」ですから、 いいんじゃないか?という気もします。

結局サイズは見た目で得をしているタイプのゲームですから、複数回プレイする環境があれば買ってもいいですけど、とりあえず1回こっきりしかプレイしないのであればボードゲームカフェでお試しプレイする、という選択肢が一番良いと思います。
ああ、そういう意味でゲームカフェ大賞なのかもしれません。




 


完全無欠のゲームなど……ない!!(ワシ以外)

さて抽選販売騒動(そんなですかね?)にまで発展しているサイズですが、勿論この世の中に完全無欠なボードゲームなど存在しません。
そこでサイズの弱点について考えてみました。

①4人プレイで初めて真価を発揮するゲーム性
→最近のボードゲームはマルチ人数対応ゲームでも、2人用の調整が行われていたりします。
しかし残念ながら、サイズにはそのような調整はありませんので、4人プレイが至高となっています。

②初心者に向かないゲーム内容
→じゃあ4人のプレイヤーは誰でもいいか?といえば、勿論そんなことはありません。
ルールを覚えればプレイできるタイプのゲームではありませんから、ある程度の戦術を理解しなくては上級者のカモになるという大変シビアなタイプのゲームとなっております。

③フィギュアを塗装しないと真価を発揮しない外見
→さて蓋をあけるとカラフルなフィギュアが入っているだけで、わびさびがありません。
これは塗装して初めて真価を発揮します。

④サイズだけにSizeの問題
→転売に不向きなのはボードゲーム全般の問題です。

⑤水分に弱い
→駒以外は水分に弱いです。

転売屋におかれましては、是非湿気に注意して保管していただきたいですね


 


不自然さを感じる

まあボードゲームカフェがどんなゲームを大賞に選んでも、別に興味はないのですが、やはり人が選んだ賞にはあまり価値はない、そんな気がします。

結局自分が選んだものが一番良いわけで、それに加えて一緒にプレイした人が同じものを選べば、ボードゲーマー冥利につきるのではないでしょうか?

さてサイズが大賞?という気持ちはやはり否めません。

①万人受けするとは思えない世界観

②フィギュアを塗ってこそ愛着が沸く

③価格が一般向けとは言えない

④多人数ではじめて真価を発揮

ここら辺が「ボードゲームをはじめる人には敷居が高く感じる」ところでしょうか?
そういう意味でいえば、アズールや宝石の煌めき(スプレンダー)あたりを選んでおくのが無難じゃない?
という気はしないでもありません。

私だったら何を選ぶか?

そうですね‥‥‥‥‥やっぱりGWTかグランドオーストリアホテル(二人限定)ですかね??

グランドオーストリアホテルは結構お高いと思いますけど‥‥‥


オデ?(選外)

もし家に10個しかボードゲームを置けないとしたら、何を選べばよいでしょうか?
私だったら‥‥‥‥

囲碁

宝石の煌めき(スプレンダー)

GWT

スルージエイジズ

グランドオーストリアホテル

キーフラワー

トラヤヌス

トワイライトストラグル

サヴァンドールの杓

FCM

ちょっと!!これじゃあ全然ほしいゲームが残らないじゃないですか!!!
やっぱり10個ってのは無理ですね‥‥

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