2020年08月
ガイスターは軽ゲー?いやまじめにプレイすると重すぎるので、初心者には向かない
ガイスターはよく勧められるゲームです。
このゲームは大変よくできたブラフゲームです。
おススメゲームとしても頻繁に紹介されます。
しかし私は違和感を覚えます。
初心者向けではないからです。
将棋のようなコマを取る動きと、コマを当てる要素(ブラフ)がガイスターのキモだと思いますが、二つに目を向けることが初心者向けとは言えないのです。
考えることが二つ以上あるゲームは初心者には向きません。
ナゲッツにも同様のことが言えます。
そしてもう一つ初心者向けではない点がブラフ要素です。
ガイスターは定石の動きを複雑化するためにブラフ要素があると思うのですが、定石を知らない初心者にはあまり機能していないです。
初心者向けとしては、5本のきゅうりあたりのすぐにプレイする規範がわかるゲームが適しています。
世界の七不思議デュエルやインペリアルセトラーズはある意味初心者向けにもプレイできるので、いいと思います。
○世界の七不思議デュエル
⇒カードを取り、建てる or 捨てるを選択するだけなので、わかりやすい。
間違った手を打ったら、経験者が修正すればよい
○インペリアルセトラーズ
⇒資源を残さないように進めれば、ある程度はうまく回せる。
間違った手を打ったら、経験者が修正すればよい
ボードゲーマーなら主張の違いはボードゲーム で決着を着けるのが掟
勝った者が正義
さてボードゲーマーにはお口が上手な方が多いので、いたるところで舌戦が繰り広げられております。
一昔前の囲碁棋士には結構多弁な方もいて、趙治勲は雄弁な棋士の代表格といえるでしょう。
趙治勲はその著作で露骨に宇宙流を非難するあたり、
さすが闘争心の強い韓国人
と舌を巻いたものです。
囲碁の場合、同じゲームをプレイしていますから、舌戦を繰り広げても
結局強い方が正しいことを言っているよね
と納得できる点が良いですね。
その点ボードゲーマーの方々も見習うとよいでしょう。
ということでボードゲーマー同士で言い合いになったら是非プレイしてほしい、実力勝負なボードゲームをあげてみます。
①囲碁、将棋、チェスなどの伝統アブストラクト
→ガチンコ対決が期待できます
②ワードバスケット
→口が達者な方が勝ちますね
↑
偏見
③おっぱいおしりサンシャイン
→カードのエロさで主義主張の違いも忘れそうですね
ボードゲーマーならボードゲーマー同士、つまらないロジックではなく実力で勝負したいものです。
持ち運べないビッグシティ20周年記念よりも、持ち運べるビッグシティーになれ!!
初心者向け重ゲーはこれだ!!
僕一択!
さて初心者向け重げーでアグリコラ、サイズ、テラフォをすすめていましたが、これはどう考えても初心者向けではありません。理由としては
① アグリコラ、テラフォはカードシナジーのゲームなので、全てのカードを覚えてから本番
→初心者には難しい
②マルチ要素の強いサイズで、初心者を混ぜても、キングメーカーになるだけ
→初心者には難しい
まーそもそも、これらの作品が重げーか?と言われると私は中級クラスだと思いますが、ここら辺は個人の感じ方なので、アグリコラ、テラフォ、サイズと同じくらいの重さで本当に初心者向けのボードゲームを考えてみました
①コンコルディア
→アクションの種類は多めですが、押さえるところは少ないので、予め教えれば普通にプレイできるでしょう。
②村の人生
→有効なアクションが少ないので、初心者が迷いにくいです。
取り敢えず市場が安定でしょう。
③グレートウェスタントレイル
→こちらもアクションの種類が少ないのでわかりやすいゲームですね。
拡張無しだとカウボーイが普通に強いので、初心者にも安心ですね
我が家でマジェスティが流行した話
白ブラスはまだお預け!!
さて、もうすぐお盆休みが終わりますが、最近は我が家のボードゲームシーンが充実しつつあります。
手札を使わない、あるいは使っても最小限しか使わないゲームを選択したところ、周りが良いですね。
あーあと、
1プレイが30分以内
これ、重要ですよね、特に小学生低学年がいる場合は。
というわけで、いまさらマジェスティをプレイしました。
ちょっとA面は、小学1年生が初プレイ時に
「これ、姫様(城カード)集めるゲームだよね」
と看破するくらい薄っぺらいゲームですが、B面だと話が変わって面白いです。
A面ははっきり言って
①平均的にカードを取る
②①の上で、右の方にあるカード=酒場か城カードを一番取れた人が勝つ
といっても過言でないくらい単調なゲームですが、B面になると、いきなり最強2TOPカードがなくなり、全体的にパワーアップするので、カードの能力が平均化されます。
まあ我が家のプレイレベルだと、ブラスは早すぎるので、気長にプレイスキルが上がるのを待つとしますか!!
今から始めるボードゲームpart4~とりあえず10個を一区切りとするか・・・
タルギ・エルドラドを探して・白ブラス・マンションオブマッドネス・アズール・コインブラ・テラフォーミングマーズ・クアックサルバー・スペースベースを買った
さて、とりあえず9個買ったので、総額と区切りの10個目をどうするか考えてみました。
9個の総額
2,500+4,500+8,000+11,000+4,500+4,500+6,500+4,500+4,000 = 約50,000円
なんか適当に安そうなものも混ぜて買ったつもりですが、約50,000ですか・・・
これは結構高い買い物になりましたね、普通にPS4とソフトが買えそうです。
まあこれくらいの量はボードゲーマーならあっさり3か月くらいで買いそうですが、実際にプレイしないともったいないですね。
上記タイトルは比較的少人数でも立ちやすいので、是非試してもらいたいです。
さて次に10個目について考えてみました。
記念すべき10個目ですから、とりあえず10がつくもので覚えやすいものがいいですかね?
あとやはりそれなりのクォリティーがあり、比較的現在入手しやすいといえば・・・
①ノートルダム2017
→2017年に発売されたノートルダム10周年記念バージョンです。
少人数でもたのしめますし、初心者にも比較的インストしやすいですね。
一方で、ちょっと運要素が少ないので、実力差が如実に出ますが、ドラフトなのでそこまで絶望的な感じは受けないと思います。
②ナヴェガドール
→2010年発売タイトルです。
③トロワ
→2010年発売タイトルです。
・・・・①はとにかく、②、③は10周年ですが、ちょっと入手しにくいですかね………
というわけで、記念すべきコレクション10個目はコンコルディアにしましょう。
別に10にこだわる必要はないんですよね、自分で覚えておけばいいですから
↑
①~③まではなんだったのか・・・
ホビージャパン、ゲームマーケット浅草から撤退!!この高い衛生意識はパンデミック日本語版から生み出されたわけですが、パンデミックはどんなボードゲーム??
子供にも理解させやすい内容、世界地図の勉強にもなるので、ボ育に使おう!!
パンデミックのいいところ、として
簡単な基本ルール
キャラクタ選択やランダムなカードによるリプレイ性
定期的に入手しやすい
パンデミックレガシーがBGG1位だった
などいろいろありますが、
テーマが秀逸
という一点に尽きるでしょう。
子供とプレイしてもインストで詰まる必要ありませんし、誰かを攻撃することもない。
そしてボードゲームを遊びながら、世界を救うような気分になれる、なんてゲームはなかなかありません。
蟻になったり、ヨーロッパの名士になったり、ハーレム作ったり、神々の遊びに興じてみたり‥
色々なテーマのボードゲームがありますが、パンデミックは直球なテーマで、一般受けしやすいと思います。
まあ人数が多すぎるとリーダーが必要になったり、パンデミック奉行が現れたりすることに多少目をつぶれば、最初の一個として良い選択でしょう。
今から始めるボードゲームpart3 ~とりあえず6個手持ちがあるので、次を買うとするか・・・~
タルギ・エルドラドを探して・白ブラス・マンションオブマッドネス・アズール・コインブラを買った
さて、とりあえず6個買ったので、じゃあ次は何を買うか?ということを考えてみます。
このラインナップを見ると、なかなかいい感じですが、カードメインのボードゲームが欲しくなります。
①テラフォーミングマーズ
→バリバリのアメリカンカードゲームです。正直カードバリバリなので、TCGをプレイしていた真性カードオタクが「対戦する相手がいなくなって」プレイするようなゲームですから、最初からプレイするには若干ハードルが高いです。
しかし今の手持ちの6個を見てみると、ちょっと優等生すぎますので、金髪ボイン(死語)が一人(一個?)くらいあってもよいでしょう。
現在は手に入りにくい拡張もありますが、気にする必要はありません。
だって「プレリュードは必須!!」とか散々SNSで言っていたのに、いまではそもそも
テラフォーミングマーズ自体プレイしていないんですから
トワイライトストラグルでもいいですけど、ちょっとハードルが高いかなぁ~まあ日本語版があるし、日本語読めれば大丈夫じゃないですかね??
②クアックサルバー
→運ゲーオブザイヤーといえばクアックサルバーですね(違う)
今のラインナップは比較的実力差が如実に出るガチゲーが多いので、ちょっとお気楽ボードゲームを入れたいところですね。
③スペースベース
→このラインナップをみると圧倒的に足りないダイス感を補うためにスペースベースを加えます。
オープン会とは無免許の初心者ボードゲーマー(上級国民)が無謀プレイ(時速100Km)で突っ込んできても泣き寝入りする世界と認識せよ!!
だからって「なんでそんな手を打つんですか?」とか言い出したら、すげぇみっともない
ボードゲームオープン会は交通法規がない公道と一緒です。
赤信号も法定スピードもなく、初心者と上級者が混じって運転しますから、ある程度事故ってしまうのは仕方がないところです。
オープン会で事故らない方法があるとすればまず思いつくのは、オープン会の責任者(別に主催者でなくてもよい)が交通整理することですが、すべての卓で交通整理するわけにはいかないので、せいぜい
服を綺麗に
コンポーネントを大切に
風呂入れ
とか、プレイングとは関係ない話をするしかないわけです。
他には初心者と上級者の卓を分けるという方法が思いつきますが、初心者ほど自分の実力がわからないので、混ざってしまう可能性があります。
結局オープン会で事故を防ぐ根本的な方法はありません。
ですので、もしオープン会で事故った際には、SNSでオープン会の名前ごと拡散してほかの方が事故るのを防ぐようにしてほしいものです。