ふたりでボードゲーム

2人プレイできるボードゲームを紹介していくブログです。

カテゴリ: コラム

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ボードゲームブームですから、オープンゲーム会をひらきたいという方も多いと思います。
しかしやはり心配されるのが、

レアなゲームを持っていくとなくなるんじゃないか?

という点です。
さすがに影も形もなくなるってことはなさそうですが、誰が出入りしているかわかりませんからね。
考えてみると……

貴族が高価な宝石を常に持ち歩くでしょうか?(←21世紀に貴族?)
宝石は舞踏会につけていくものです。
舞踏会はある程度来る方が信頼できるから持っていくのではないでしょうか?

ではSNSだけでつながった相手は本当に信頼できるのか?
冷静に考えたら、HNしか名乗らない人たちの集まりで自分のレアゲーをプレイされる、と想像するだけで不安になると思います(性悪説とか性善説以前の、危機管理ですね)。

”まさに個人が自分で判断して決めること”だと思います(←最近周りからよく言われるセリフです)

というわけで、仮に欠品してもあるいは丸ごとパクられても痛くなさそう、そしてほどほど楽しめそうなゲームを用意するのが無難でしょう。
「レアゲープレイしたいけど、相手がいないなぁ〜」とかそんな軽い気持ちでは後悔する可能性もありますよ。

○ワードバスケット
⇒既にカードに折り目らしきものが見えるのは、きっと気のせい‥

○ナゲッツ
⇒部品が細かいのが難点ですが、入手しやすいですし

○カタン
⇒定番マルチゲーム。オープンゲーム会には打って付けですね。

○ギルドホール(ギルドマスター)
⇒プレイしてみると面白いんですけど、人気ないです。

なんか途中から人気のない作品ばかりあげてました。
まあ無くなっても後悔しない作品が無難ということで。

 



なんかすごい完成品を見ると、作る気なくなるよね…

さてボードゲームの魅力を改めて考えてみると「レアゲーを自分だけが所有する優越感」では勿論なくて

プレイするのが楽しい

わけです

でも「プレイするのが楽しい」って一言でいっても色々あるわけです

プレイするのが楽しい理由
①自分のレアゲーをプレイさせて、「これどこで買えるんですか?」と聞かれたら鼻孔を膨らませ「いや、実はこれ買えないんですよ!!」とドヤ顔する、いわゆる「スネ夫型」

②オレより強い奴に会いに行く「リュウ型」

③オレに傷を負わせたリュウを倒すことが目標「サガット型」

④自分の美しさを表現したい「バルログ型」

⑤力で弱者を蹂躙したい「ベガ型」

⑥思考している間、自分の時間が∞に続くんじゃないか?と錯覚するのが楽しい「キングクリムゾン型」

⑦あの子の嗜好が知りたい「変質者型」

………まあ色々あると思うんですよ。

つまり楽しいと思うツボが個々人によってちがうわけです。
ということはメモと私では感覚は違うことだってあります。

じゃあ自分の感覚とメモの感覚どっちが大切か?って言われたらそりゃ迷うことなく自分を選んだほうが良いでしょう。

そうすればヘラスを買わずに済むってものです。



 


絶賛熟成中…

夏は観光シーズンです!!
どこに行っても暑いので、早く宿に戻ってボードゲームがしたいです。

というわけで手に入れることが出来るゲームで旅行におススメゲームを挙げていきます。

【初心者向け】
○5本のきゅうり
⇒メーカー品切れですが、トランプでも代用できるのがミソ

○ドミノ
⇒かなり運要素が高いゲームが多いですが、

①場所を取らない

②汚れない

特に②が強みですね。

飲み会だとカードが汚れる可能性が高いです。

【中級者向け】
○古代の建築士たち
⇒中世の建築士たちでも可。 
お手軽拡大再生産です。
箱のスペースが少なくて済むのが良いですね。

○バベル
⇒箱のままだとスペースを食うので、圧縮すれば持ち運びできます。

○ジャイプル
⇒同上。

○Mr.Jack ポケット
⇒↑のゲームとは毛色が異なるパズルゲーム。
ちょっと探偵が有利すぎるかもしれません。

【上級者】
○スプレンダー(宝石の煌めき)
⇒圧縮すれば持ち運べないこともない!?
ただし重さは変わりません…

○イノベーション
⇒圧縮よりもゲーム内容が上級者向けです。

 

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いつかやるかもしれない

そんな感じで買ったゲームなど恐らく二度とプレイすることはありません。
そして妻の目に触れないようにするために実家に送ったりもしましたが、距離が離れるほど、思いも遠ざかってしまいます。

そうというわけで早めにバトルラインとトロワを回収したいのですが、暑さと妻の監視の目が厳しいため、なかなかうまくいきません。

話にまとまりがないのは暑さが原因でしょう。

さて先日パーっとイエローサブマリンにいきましたが、以前ほど魅力を感じなくなりました。
ボードゲームEDでしょうか?

横浜女性フォーラムは空いていて良いです。
図書館も好きですが混んでいるのがイマイチです。
ブログの内容が思い浮かばないのは、きっと刺激が足りないせいなので、欲しくもないシニョーリエの購入でも検証しましょうか。

了 



犯人を追い詰める!!

ホワイトチャペルは、切り裂きジャックをテーマにしたスコットランドヤード系のゲームです。

標的(娼婦)を殺害してからアジトに逃げるという、従来のスコットランドヤードよりも複雑な処理が面白いと思うのですが、何しろ”殺害する”必要があるので、 抵抗があります。

ご丁寧に血だまりパーツまで付属されていますし。
そもそも切り裂きジャックがテーマの時点で女性ウケは悪いです。

ここでは妻にプレイしてもらう方策を考えていきます。
幸いBGGでは最適人数2名なので、プレイしてもらえれば面白さはわかってもらえるはずです。

【プレイしてもらう方法】
○犯人役は切り裂きジャックではなく、ホットドックが大好きなMr.Xと説明する
⇒やはり”標的を定めて殺害する”といく流れが女性ウケを悪くしている点です。
ここは(泣く泣く)設定を変更することにしましょう。
まあボードゲーマーたるもの、オリジナルのルールや設定のみで遊ぶだけが能ではありません。

※新しい設定
犯人はホットドックがとても好きな怪盗です。
そしてホットドックを食べるとどうしてもケチャップがこぼれてしまうので、足跡が残ってしまいます。
そして定期的にホットドックを仕入れる必要があるのです。

こんな感じで説明すれば血だまりもケチャップに見えてくるかもしれません。

○ホワイトチャペルに興味を持つようにする
⇒ホワイトチャペルを舞台にした作品に触れるようにしましょう。

連続ドラマのホワイトチャペルでも良いですし、映画なども良いでしょう。

個人的にはジョニーデップのフロム・ヘルなどは見やすい作品だと思います。

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長考はもっとも嫌われるプレイスタイルの一つです。

たしかに待っている間は暇ですからね。
ましてや

どうみても考える場面ではない

このケースでは本当にストレスが溜まります。

しかし実は、その長考は相手には意味のある行動かもしれません。

巌流島ではありませんがワザと遅らせてイライラさせミスを誘っているかも…
というわけで相手の長考イライラ作戦に対抗する方法を考えてみました


○素数を1から、頭で考えずに口で言う
➡相手の集中力を削ぐ効果があります。

○終わってから行くラーメン屋について考える
➡最近のマイブームは濃厚味噌ラーメンです。
もちろん野菜は炒めていれなければ意味がないです。
茹でた野菜は飾りです。

○本を読む
➡3分を超える長考には本を読みましょう。

個人的にはひと目の詰碁、ひと目の手筋がオススメです。
1問、1問短く、詰碁なので囲碁をパズル感覚で楽しめます。
覚えるくらい読んだら級位者くらいにはなります。

○2面打ちを敢行
➡10分を超える長考には、2面打ちを実行します。
10分あればけっこう色々なゲームが出来てしまいます。
2面打ちに適したゲームは、やはり2人プレイ可能なカードゲームとかです。

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アメリカのゲームといえば

プレイ時間が長い!ボードがデカい!!フィギュア!!!

そして運!!!!

ということでしょう。
ヨーロッパのゲームを愛するプレイヤーからは嫌われますが、実際どうなんでしょうか?

○ルーンバウンド(第3版)
○タリスマン
○デッドオブウィンター(⇒フィギュアはないけど)
○金星の商人

どれもデカくて長くて、最後は運で決まるという典型的なゲームです。

やはりこれらのゲームを楽しむにはノリが大事です。
つまりカードのフレーバーテキストもしっかり読んで雰囲気を作り出すことが重要だと思います。

となると、プレイを開始する時間も考えなくてはいけません。

例えば、朝10時にプレイしたら、2時間で12時、昼ごはんの時間です。
空腹でプレイしたら、すぐに集中が切れてしまいますね。

やはり13時からプレイして、午後全部を使う、くらいの豪華な時間の使い方をしましょう。
そして重要なこと、アメリカンなゲームは

二つで充分ですよ









あまり2人プレイでの評価がないので、感想を書いてみました。

①時間は1時間程度まで短縮できそう
⇒2人だと4ラウンドですから意外と直ぐに終わります。

②ダイスを買われるとツラい
⇒ プレイヤーが2人しかいないので、ダイスを買われるダメージが大きいです。
影響力を使ってダイスを振りなおすことも視野に入れます。
これは3人プレイでも同じですかね?

③最後の2ラウンドしか余裕はない
⇒ 3ラウンド目と4ラウンド目にならないと、全てのカードが出てきません。
実質2ラウンドで決着をつけることになります。

④人物カードの得点が馬鹿にできないので、出来る限り幅広くプレイする
⇒4人の人物カードが出てくるので、6点は無理でも3点、少なくとも1点は取れるよう手広くプレイする。
そのためには相手の人物カードを読むことが大切です。

結論)
並の2人専用ゲームよりも面白いので、是非プレイして欲しいです。
4ラウンドしかないので、

さあこれからが本番……ってもう終わり!?

感がハンパないので、毎日プレイするといいですよ。

アンドロイドネットランナーとブルームーンレジェンドを比較してみます。

両作品ともにトレーディングカードゲームを意識した作品ですが実際のプレイ感覚はどうでしょうか?

【ルール】
◯アンドロイドネットランナー
➡プレイヤー同士目的が異なるコーポ、ランナーでプレイします。
コーポは計画書を勝利点にすること、ランナーは計画書をコーポから盗むことを目的とします。

◯ブルームーンレジェンド
➡プレイヤーは9つの種族からひとつを選びます。目標はカードを出して数字の大小を競うだけの簡単なお仕事です。相手より多い回数勝てばよいのです。

ルールの簡明さはブルームーンレジェンドでしょう。初めて同士である程度すすめることができます。

アンドロイドネットランナーは初心者に渡しても、ちんぷんかんぷんです。ルールが複雑で例外処理も多いので、かなり経験が必要です。またカードの使い方も説明なしでは…

トレーディングカードゲーム未経験者には断然ブルームーンレジェンドがよいと思います。


【プレイ感】

◯アンドロイドネットランナー
➡コーポとランナーで全く異なるゲーム性、多数出ているブースターパック、様々な勝利条件などのおかげで多種多様な戦法がとれます。
またデッキ構築により、様々な戦法も取れるので、プレイする前から夢が広がりますね。

◯ブルームーンレジェンド
➡数字が大きい方が勝ち、というシンプルなルールですが、考えどころはあります。
勝つべき戦いと負けるべき戦いの見極めです。
ゲームのキモはコンボではなく、いかに効率よく勝ち負け、トータルで相手を上回るか?ということです。まさにヒリヒリとした心理戦です。

またデッキ構築要素はありますが、カード枚数の上限が30枚、しかも同じカードは1枚のみ。デッキ構築要素はアンドロイドネットランナーの方が大きいでしょう。

【コストパフォーマンス】
ブルームーンレジェンドが圧倒的に良いです。
2箱で同種族対戦も出来ますし!!まあアクアだけ別売りしてくれてもいいですけど!!

アンドロイドネットランナーは拡張をちまちま買っていくとボディーブローのように効いてきますね。

【イラスト】
これは間違いなくアンドロイドネットランナーです。
ブルームーンは何故かキモい種族しかいないので、女子受けが悪すぎます。インペリアルセトラーズのように女子供に媚びたデザインであれば、天下を取っていたのではないでしょうか?

【総評】
トレーディングカードゲームをプレイしたいならアンドロイドネットランナー。
すぐに遊べるヒリヒリとした緊張感を味わいたいならブルームーン。

アンドロイドネットランナーは優れたシステムと多くの追加カードを要求する点がトレーディングカードゲームっぽいです。デッキを考えるのも楽しいです。
しかしデッキ構築に重きが置かれているため、相性の悪いデッキに当たると手も足もなく負けるのもトレーディングカードゲームらしさでしょう。

一方ブルームーンレジェンドは一見トレーディングカードゲームですが、手札の回転を早くすることで純粋に戦闘を味わうことができる点が優れています。
コンボを意識して出し惜しみすると負ける、でも出し過ぎると息切れする、というジレンマを存分に味わうことができます。
相手の手札を予測することが求められます。
相性の良くないデッキはありますが、比較的どうにかなるみたいです。しかし捨て札が山札に帰るアクアはかなり強いみたいなので、1強8弱なんですかね??

アクアは素人には使いこなせないみたいですが、どうなんでしょう。

あるいはアクアのカードを他の種族に入れると強くなるのか、色々検討できそうですね。

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光あるところに闇あり。
豪華なコンポーネントもあれば、華奢なコンポーネントもあります。
というわけで、しょぼいコンポーネントのゲームをまとめました。

○空港で買ったドミノW6
➡メイドインチャイナらしく雑な塗装で、プレイするたびにどこか剥がれるのでガン牌しにくいです。
フィギュアは頑張っているのに‥

○バトルライン
➡再販を繰り返してますがカードがチープです。
遊びたおせってことでしょう。

○テーベの布袋
➡縫い方が雑すぎると妻が申しておりました。
すぐほつれますね。

○古代ローマの新しいゲーム
➡良し悪しです。
これだけゲームが詰まっていたら仕方ないかもしれません。

まあ、コンポーネントが質素だと

傷んだらまた買えばいいや

となるので、プレイ回数が増えるような気がします。 


 

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