ふたりでボードゲーム

2人プレイできるボードゲームを紹介していくブログです。

カテゴリ: インペリアルセトラーズ

インペリアルセトラーズでまず覚えておいたほうがよいことを挙げていきます。

①手札が配られたら、最終形を考える
⇒インペリアルセトラーズは戦略、戦術どちらも必要になるゲームです。
手札が配られたら、まず戦略を考えましょう。

例えば日本だったら大鳥居、エジプトだったらラーの神殿などキーカードがありますが、引けるとは限りません。
引けなかった場合に、プレイの最終形を頭に浮かべます。

②リソースを捨てないようにプレイする
⇒まず最初にリソースを無駄にしない方法を考えます。
このゲームはリソースを無駄にしないだけで、プレイのしやすさが変わってきます。
多少損をしても人変換を使って、任意のリソースを生み出し、少しでも多くの建物を建てます。

③貿易収入、生産カードは序盤から利用
⇒毎ターン入る貿易収入あるいは生産カードは 序盤から利用しましょう。

④攻撃トークンの使い方
⇒直接攻撃にも使えますが、共通カードに使ったほうがリソースが多く手に入ります。
しかし日本が相手の場合は、日本の専用建物を破壊するために使いましょう(勝利点が手に入るため)。
サムライを使わせて少しでも人を減らさないと、日本プレイヤーにいいようにやられます。

①から④までは基本的なところですが、抑えておくとプレイしやすくなります。

他にも

⑤国ボードは男性・女性で裏表になっているが、女性以外使う気になりません。
そして実は国ボードは並べるカードを見やすくしているだけで無くても差し支えないので、旅行にも(無理すれば)持っていけます。

⑥日本人だからといって安易に日本を選ぶと、3人以上だと略奪されるばかりで惨敗します。
仮に略奪されなかったとしたら接待プレイです。

⑦実は相手よりも手札運の方がネックになります

などもあります。

 

【概要】
4つの文明から好きな文明を選び、建物を建て発展させていくリソース管理&拡大再生産カードゲーム
51番目の州のリメイク

【こんな人におススメ】

・気の合う仲間とまったりプレイ

・Civ系ゲームをやってみたい、一つの文明極めたい

・絵がかわいい

・筆者はあんまり実力差がでるとやる気がなくなるので、適度に運があるものを好む

・蛮族に性的興奮を覚える、すでに先っぽはノアの箱舟が必要(←意味不明)

評価;A

面白さ(☆1〜3) ☆3
⇒ルールの数は多い
殆どカードに書いてあるので、日本語が読めれば簡単に把握
リソース管理と拡大再生産要素があり、ラウンドが進むたびにやれることが増えるのが楽しい
筆者はここに快楽を感じる、すでに先っぽはアマゾン川(←意味不明)
直接攻撃要素はあるが許容範囲
一部の建物しか効果がなく回数制限もあり、大きく戦況を変えることはないと筆者は感じる

寧ろカードの引き運の方が要素として大きい

内容物(☆有無) ☆1
⇒トークンとカードだけなので、若干物足りないような気もする
アークライトにしては誤訳はすくない

入手(☆有無) ☆1
⇒どこでも買える

合計 ☆5

4種類の文明から1種類を選びランダムに出てくる建物カードをコストを支払い立てる


○共通カードの特徴
・コストが安い
・略奪で資源化できる(自分のカードを)

○固有カードの特徴
・コストが高め
・効果が強い
・枚数が少ない

共通カードは弱い反面、略奪でいつでも資源化できるので、使い分けが重要であり、筆者は好意的に受け止めている、すでに先っぽはエメラルドスプラッシュ(←意味不明)
また文明には以下のような特徴がある


○エジプト
⇒石と人が多く手に入る
勝利点を稼ぐ建物が多い
金貨を繰り越せる

エジプト編はこちら

○ローマ
⇒コンボで勝利点と金貨を稼ぐことができる
コンボ重視なので、手札運が悪いとツラい
略奪を繰り越せる

ローマ編はこちら

○日本
⇒人が多く手に入る
建物に人(サムライ)を配置することで略奪を防げる
どう見ても中国人にしか見えない
食料を繰り越せる

日本編はこちら

○蛮族
⇒人が多く手に入るかわりに資源は殆ど手に入らない
略奪するたびに勝利点が入る建物が多い
人を繰り越せる

 蛮族はこちら

【プレイのコツ】 
○まずはローマとエジプトでプレイする
➡基本的にはローマが標準的で、エジプトはややクセがあると筆者は感じる
しかし日本と蛮族は全く異なる能力なので、これらの文明は慣れてから使うことを強く勧める

○運の要素が強いので、負けても気にしない
➡文明固有のカードが30枚あるが、ゲーム全体で10枚程度しか引く機会がない
建物の能力でどんどんカードを引くことが出来るようになるが、全てを引くことは難しい
文明固有カードには強力なカードが多いので、結局カードの引きが重要
時間はそんなにかからないので、何度もプレイしてみると良いです。

○リソースを余らせない
⇒リソース管理の基本である

3人以上でもプレイできるが、2人あるいは3人がかりで略奪すると容易に1人を沈められそうなので、2人プレイがおススメ。
鬼畜プレイに走らないぬるま湯プレイであれば、3人以上でも楽しめると筆者は考える


 

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インペリアル・セトラーズ 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2015-12-12

【概要】
4つの文明から好きな文明を選び、建物を建て発展させていくリソース管理&拡大再生産カードゲーム。
51番目の州のリメイクです。

【こんな人におススメ】

・気の合う仲間とまったりプレイ

・Civ系ゲームをやってみたいけど、一つの文明を極めたい

・絵がかわいいのがいいよね

・あんまり実力差がでるとやる気がなくなるので、適度に運があるといいよね

・蛮族大好き!!

評価;A

面白さ(☆1〜3) ☆3
⇒ルールの数は多いですが、殆どカードに書いてあるので、日本語が読めれば簡単に把握できます。
リソース管理と拡大再生産要素があり、ラウンドが進むたびにやれることが増えるのが楽しいです。
直接攻撃要素はありますが、一部の建物しか効果がなく回数制限もあり、大きく戦況を変えることはありません。

寧ろカードの引き運の方が要素として大きいです。

内容物(☆有無) ☆1
⇒トークンとカードだけなので、若干物足りないような気もしますが、やはり和訳は便利です。
劇団の誤植は許容範囲外かなあ?
まあ許せない場合は買わない方向性で。

入手(☆有無) ☆1
⇒どこでも買えます。

合計 ☆5

4種類の文明から1種類を選びランダムに出てくる建物カードをコストを支払い立てていきます。
また建物カードには共通カードと文明固有のカードがあります。

○共通カードの特徴
・コストが安い
・略奪で資源化できる(自分のカードを)

○固有カードの特徴
・コストが高め
・効果が強い
・枚数が少ない

共通カードは弱い反面、略奪でいつでも資源化できるので、使い分けが重要になります。
このゲームは全5ラウンドで行いますが、ラウンド毎に資源の繰越が出来ないのでリソース管理は重要になります。

また文明には以下のような特徴があります

○エジプト
⇒石と人が多く手に入る。
勝利点を稼ぐ建物が多い。
金貨を繰り越せる

エジプト編はこちら

○ローマ
⇒コンボで勝利点と金貨を稼ぐことができる。
コンボ重視なので、手札運が悪いとツラい。
略奪を繰り越せる

ローマ編はこちら

○日本
⇒人が多く手に入る
建物に人(サムライ)を配置することで略奪を防げる
どう見ても中国人にしか見えない
食料を繰り越せる

日本編はこちら

○蛮族
⇒人が多く手に入るかわりに資源は殆ど手に入らない
略奪するたびに勝利点が入る建物が多い
人を繰り越せる

 蛮族はこちら

【プレイのコツ】 
○まずはローマとエジプトでプレイする
➡基本的にはローマが標準的で、エジプトはややクセがあります。
しかし日本と蛮族は全く異なる能力なので、これらの文明は慣れてから使いましょう。

○運の要素が強いので、負けても気にしない
➡文明固有のカードが30枚ありますが、ゲーム全体で10枚程度しか引く機会がありません。
建物の能力でどんどんカードを引くことが出来るようになりますが、全てを引くことは難しいです。
そして文明固有カードには強力なカードが多いので、結局カードの引きが重要になります。
時間はそんなにかからないので、何度もプレイしてみると良いです。

○リソースを余らせない
⇒リソース管理の基本ですが、このゲームでは資源の持ち越しが殆どできないので、より緻密な管理が求められます。

1年前のゲームですが、ようやく和訳がでました。
誤植も(殆ど)ないので、是非たくさん購入して拡張が出るようにしましょう。

カードの引きが結構重要なゲームですので、実力7割で運が3割といった感じです
4種類の文明がありますし、それぞれプレイスタイルが大分違うので、やり込めます。

7wonderデュエルもありますが、カードも多くトークンが立派なのはインペリアルセトラーズなので、まずはこちらから買うと良いでしょう。

3人以上でもプレイできますが、2人あるいは3人がかりで略奪すると容易に1人を沈められそうなので、2人プレイがおススメです。
鬼畜プレイに走らないぬるま湯プレイであれば、3人以上でも楽しめるでしょう。 


 

数学的にありえない 上 (文春文庫)
アダム ファウアー
文藝春秋
2009-08-04

クランク! 完全日本語版
アークライト(Arclight)
2019-09-26


エラッタの閉店セール@横浜や!!

さて誤訳論がほどほどに燃え上がっていますが、どうなんですかね?
そもそもアナログゲームの誤訳なんてプレイに支障が出るほどか?と言われるとそうでも無い気がします。

たとえばクランクのような雑なゲームに多少誤訳があったって、大勢には影響ないし、面白さには全く影響がありません。

ドミニオンがカチカチの10代だとすれば、クランクは50代のふにゃふにゃなボードゲームと言えるでしょう。そんなゲームに対して

誤植でゲームがだいなしになった!

などというのはお門違いというものです(意味不明

それにかなりアークライトの訳はマシになっていると思います。
サンダーストーンの頃なんて説明書とカード名が一致していないし、そもそも説明書が読みにくくてルールを把握することすら困難でしたからね。ルールに書いてあるけど該当するカードがないとか、ちょっとした謎かけみたいなもんですし。
またサンダーストーンを取るとゲームが終わるのに何故かサンダーストーンが2枚あり、そのうちの1枚に「ほかのサンダーストーンを持っていると勝利点追加」とか書いてあるし。これは後々の拡張向けなんですが、唐突に出てくるので混乱します。

しかしサンダーストーンにしてもクランクにしても、ドミニオンほど真面目なゲームでは無いので、みんなが楽しめればそれでいいじゃん!という気になります。

そもそもサンダーストーンの誤植を気にするくらいなら、もっと突っ込むところは沢山あるはずです。
たとえば、一番最初の基本セットに入っているファイアボールとショートソードが強すぎて、後から拡張に出てきた武器がパッとしないとか。そっちのほうがエラッタよりもよほどバランスブレイカーになっている気がします。

…話が逸れました。

とりあえずルールを間違えても

「もう一度やればいいか!!」

くらいおおらかな気持ちでいたいですね、結局ストレスでコルチゾールが出て困るのは自分自身ですから



直接攻撃の話は以前したのでそちらを読んでもらうとして

直接攻撃って

直接攻撃ガーっていうボードゲーマーは元(あるいは現役)ビデオゲーマーに多い気がします。

なぜなら

ビデオゲームには直接攻撃が(殆ど)ない

からです。

高難易度を特徴とするACTゲーム(ダークソウルシリーズとかダークソウルシリーズとかダークソウルシリーズとか) や弾幕SHTゲームを除いて、本当にプレイヤーを根こそぎ懲らしめるような暴力的な攻撃は存在しません。
あー昔のSNKの格ゲーCPUはひどかったかもしれませんが…

もともと攻撃されたことがないから、ちょっとした妨害を

攻撃サレター

ってなるんじゃないでしょうか。

はっきり言ってインペリアルセトラーズやダイスシティ程度の攻撃を

直接攻撃ガー

となるのはちょっとピーキー過ぎて無理です。
もうちょっと社会の荒波に揉まれたほうがいいと思います。

しかし私も囲碁をやっていなければ、攻撃ガーとすぐになっていたかもしれません。
本当の個人攻撃とはトラビアンの麦ロックくらいじゃないですかね?(古い…) 

でも直接攻撃がキライとかそういう理由をつけてプレイしないのは、そもそもゲーム自体との相性が悪いからだと思います。
そのゲームは縁がなかったということでしょう。 

 


【概要】

5個のダイスを振り、個人ボード(共通)に割りふり、資源を獲得したり建物を建てる。
勝利点が多い方が勝つ。
というか、これってインペリアルセトラーズ・ダイスですね
(ロール・フォー・インペリアル、インペリアルセトラーズ・キュア、私のインペリアルセトラーズでも可)

【こんな人におススメ】
•ダイス大好き

•インペリアルセトラーズのような絵柄が好き

・インペリアルセトラーズのようなゲーム性も好き

•手が小さい

評価;C

面白さ(☆1〜3) ☆2
⇒拡大再生産で建物を建て、交易か軍事で勝利点を稼ぐというオーソドックスなタイプです。

内容物(☆有無)
☆0
⇒カードのサイズが小さくないですか?
個人ボードがデカくなるので、仕方ないのでしょうけど。

入手(☆有無)
☆1
⇒どこでも買えますね

合計 ☆3

攻撃要素ありの拡大再生産で、5種類のサイコロを個人ボードに割り振り、サイコロの目に応じた行動をしていきます。
サイコロの出目と、場に出てくる建物カード(ランダム)によって展開が変わります。

全プレイヤーが共通の個人ボードからスタートするので、サイコロの出目に依存した展開になりそうですが、

・一時的に軍事力を上げる

・場の建物カードを入れ替える

・任意の資源を手に入れる

・サイコロの出目を変える

・相手のダイスを振りなおさせる

など様々なアクションも選択できるので、テクニックも発揮できそうです。

【プレイのコツ】
○基本的な流れは資源⇒建物⇒交易船

⇒拡大再生産のお約束ですね。
ダイスシティでは交易船という勝利点を大きく稼げる手段があるので、最終的には

交易船を獲得しろ

ということでしょう。

ただしこのゲームは2人プレイがちょうどよい(後述)ので、結局は相手より点を稼ぐ、ということで必要以上な勝利点は無駄とも言えます。

○軍事力の活かし方
⇒軍事力は勝利点を稼ぐ効率は若干低いものの、建物を使用停止にできる点が大きいです。
相手が細々としたコンボを用意している、と察したら、キーになる建物を攻撃すると良いでしょう。
ただしこのゲームはサイコロの出目次第なので、確率と相談すると良いです。

○最適人数は2人
⇒ダイスシティの軍事力がかなり強力です。
建物の使用停止+勝利点、しかも全ての建物が標的になるので色々と邪魔し放題です
インペリアルセトラーズは、(日本以外)共通建物しか攻撃対象にならなかったのに…

さて3人プレイした日には、強力な軍事力を背景に2人がかりで1人を潰せば良いのです。
つまりこのゲームは2人プレイがバランス的にちょうど良いです。

どこかでインペリアルセトラーズに似ていると書いてあった気がしますが、確かに絵柄だけではなくゲーム性も似ています。
街コロよりもインペリアルセトラーズと比較できそうです。

じゃあインペリアルセトラーズと比較してどっちが面白いか?と言われると、私はインペリアルセトラーズと答えます。
やっぱり文明を選べる方が面白いし、想像しやすいからです。
それにクレオパトラもいるし…しかし、この点は完全に好みの問題です!!

何故なら

同じ条件からスタートしたほうが平等で良い

という考え方も成り立つからです。
痛し痒しというところですな。

ダイスゲームというとイメージとして頭使わないという感じですが、最近のダイスゲームはかなり複雑化しており(除CV)、頭を使います。
時間もかかるので、気軽さを求めるのであれば街コロが良いと思います。

【概要】
4つの文明から好きな文明を選び、建物を建て発展させていくリソース管理&拡大再生産カードゲーム
51番目の州のリメイク

【こんな人におススメ】

・気の合う仲間とまったりプレイ

・Civ系ゲームをやってみたい、一つの文明極めたい

・絵がかわいい

・筆者はあんまり実力差がでるとやる気がなくなるので、適度に運があるものを好む

・蛮族に性的興奮を覚える、すでに先っぽはノアの箱舟が必要(←意味不明)

評価;A

面白さ(☆1〜3) ☆3
⇒ルールの数は多い
殆どカードに書いてあるので、日本語が読めれば簡単に把握
リソース管理と拡大再生産要素があり、ラウンドが進むたびにやれることが増えるのが楽しい
筆者はここに快楽を感じる、すでに先っぽはアマゾン川(←意味不明)
直接攻撃要素はあるが許容範囲
一部の建物しか効果がなく回数制限もあり、大きく戦況を変えることはないと筆者は感じる

寧ろカードの引き運の方が要素として大きい

内容物(☆有無) ☆1
⇒トークンとカードだけなので、若干物足りないような気もする
アークライトにしては誤訳はすくない

入手(☆有無) ☆1
⇒どこでも買える

合計 ☆5

4種類の文明から1種類を選びランダムに出てくる建物カードをコストを支払い立てる


○共通カードの特徴
・コストが安い
・略奪で資源化できる(自分のカードを)

○固有カードの特徴
・コストが高め
・効果が強い
・枚数が少ない

共通カードは弱い反面、略奪でいつでも資源化できるので、使い分けが重要であり、筆者は好意的に受け止めている、すでに先っぽはエメラルドスプラッシュ(←意味不明)
また文明には以下のような特徴がある


○エジプト
⇒石と人が多く手に入る
勝利点を稼ぐ建物が多い
金貨を繰り越せる

エジプト編はこちら

○ローマ
⇒コンボで勝利点と金貨を稼ぐことができる
コンボ重視なので、手札運が悪いとツラい
略奪を繰り越せる

ローマ編はこちら

○日本
⇒人が多く手に入る
建物に人(サムライ)を配置することで略奪を防げる
どう見ても中国人にしか見えない
食料を繰り越せる

日本編はこちら

○蛮族
⇒人が多く手に入るかわりに資源は殆ど手に入らない
略奪するたびに勝利点が入る建物が多い
人を繰り越せる

 蛮族はこちら

【プレイのコツ】 
○まずはローマとエジプトでプレイする
➡基本的にはローマが標準的で、エジプトはややクセがあると筆者は感じる
しかし日本と蛮族は全く異なる能力なので、これらの文明は慣れてから使うことを強く勧める

○運の要素が強いので、負けても気にしない
➡文明固有のカードが30枚あるが、ゲーム全体で10枚程度しか引く機会がない
建物の能力でどんどんカードを引くことが出来るようになるが、全てを引くことは難しい
文明固有カードには強力なカードが多いので、結局カードの引きが重要
時間はそんなにかからないので、何度もプレイしてみると良いです。

○リソースを余らせない
⇒リソース管理の基本である

3人以上でもプレイできるが、2人あるいは3人がかりで略奪すると容易に1人を沈められそうなので、2人プレイがおススメ。
鬼畜プレイに走らないぬるま湯プレイであれば、3人以上でも楽しめると筆者は考える


 



こっちも立たない

日本で一番不遇なBGG100位程度のゲーム、といえばやはりインペリアルセトラーズでしょう。
私は運と戦略の兼ね合いがちょうど良く、2人プレイベストなので、妻とよくプレイします。
さてこの不遇なゲームが何故不遇なのかを考えてみました

①発売から約1年後に日本語化

②もともとリメイク作品

③ベストが2人プレイ、というか他の人数だとマルチゲーム全開
⇒④があるからです。

④お手軽直接攻撃がある
⇒まあ2人プレイなら些細なもんですけどね…ダイス版インペリアルセトラーズことダイスシティの方が遥かに攻撃はエグいです。
3人以上になると、1人(特に日本が標的にしやすい、勝利点が稼げるし)を潰してからプレイしたほうが勝率が上がる、というマルチゲーム感しかなくなる

⑤絵が子供っぽい

⑥その割にコンボ重視

⑦値段の割にコンポーネントがカードとトークンのみ

⑧日本が明らかに中国

まあ難癖をつける人はいるだろうなぁ〜という感じですが、サシでプレイする分には比較的バランスが取れているような気がするので、バトルラインを買うよりもおススメしたいです



 




インペリアルセトラーズでまず覚えておいたほうがよいことを挙げていきます。

①手札が配られたら、最終形を考える
⇒インペリアルセトラーズは戦略、戦術どちらも必要になるゲームです。
手札が配られたら、まず戦略を考えましょう。

例えば日本だったら大鳥居、エジプトだったらラーの神殿などキーカードがありますが、引けるとは限りません。
引けなかった場合に、プレイの最終形を頭に浮かべます。

②リソースを捨てないようにプレイする
⇒まず最初にリソースを無駄にしない方法を考えます。
このゲームはリソースを無駄にしないだけで、プレイのしやすさが変わってきます。
多少損をしても人変換を使って、任意のリソースを生み出し、少しでも多くの建物を建てます。

③貿易収入、生産カードは序盤から利用
⇒毎ターン入る貿易収入あるいは生産カードは 序盤から利用しましょう。

④攻撃トークンの使い方
⇒直接攻撃にも使えますが、共通カードに使ったほうがリソースが多く手に入ります。
しかし日本が相手の場合は、日本の専用建物を破壊するために使いましょう(勝利点が手に入るため)。
サムライを使わせて少しでも人を減らさないと、日本プレイヤーにいいようにやられます。

①から④までは基本的なところですが、抑えておくとプレイしやすくなります。

他にも

⑤国ボードは男性・女性で裏表になっているが、女性以外使う気になりません。
そして実は国ボードは並べるカードを見やすくしているだけで無くても差し支えないので、旅行にも(無理すれば)持っていけます。

⑥日本人だからといって安易に日本を選ぶと、3人以上だと略奪されるばかりで惨敗します。
仮に略奪されなかったとしたら接待プレイです。

⑦実は相手よりも手札運の方がネックになります

などでしょうか?

インペリアルセトラーズは拡大再生産を気軽に楽しめるゲームなので、ぜひ2人プレイで楽しんでほしいですね。
3人以上だと直接攻撃で2 VS 1の構図になりがちなので、おすすめできません。




吾輩は?

【コンポーネント】
インペリアルセトラーズの方が実売価格で1000円程度高いです。
しかしコンポーネントは木製コマが多く、かゆいところに手が届くくらい色々なものが入っているので、インペリアルセトラーズの方がよいと思います。
世界の七不思議デュエルはメインで使うカードが小さいのが残念です。

絵柄は世界の七不思議デュエルの方が大人向きでしょう。

”豪華なのはインペリアルセトラーズ、大人向けなのは世界の七不思議デュエル”

【初心者向けはどっち?】
どちらのゲームもインタラクションは高くはありませんので、初心者向けといえます。

直接攻撃はありますが、殆ど相手に影響を与えないからです(武者だまり除く)。
インペリアルセトラーズに至っては攻撃なしバリアントルールまで説明書に書いてあるので、幾らでもインタラクションを下げることができます。

世界の七不思議デュエルは適当にプレイしていても、それなりに点が稼げますし、相手の邪魔などもしやすいです。

インペリアルセトラーズは拡大再生産としては、初心者向けだと思いますが、カードの特殊能力などが複雑である程度ゲーム慣れしていないと計画的にプレイできないかもしれません。

”初心者向けなのは世界の七不思議デュエル”

【やり込み度】
4種類文明があるインペリアルセトラーズの方がやり込み甲斐はありそうです。
相手の選んだ文明により、多少プレイスタイルを変えた方が勝率は良さそうです。

世界の七不思議デュエルは対戦相手と山札に応じて臨機応変に対応する、といったタイプのゲームのような気がします。

”やり込み度はインペリアルセトラーズ。世界の七不思議デュエルは対戦相手の癖を見抜く楽しさがある”

【気楽にプレイ出来るのは?】
世界の七不思議デュエルです。
勝てば自分の実力、負けたら山札の並びのせいにしましょう。
インペリアルセトラーズはプレイすると、疲れます(褒め言葉)。

”気楽にプレイするには世界の七不思議デュエル”

【総合評価】
甲乙つけがたいです。

”ガッツリ遊びたい時はインペリアルセトラーズ”
”気楽に遊びたい時は世界の七不思議デュエル”

が良いのではないでしょうか。





 

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