寄せはありますけどねぇ…
将棋やチェス、囲碁をプレイしないボードゲーマーにとっては最善手という言葉は違和感がないと思います。
普通に使いますよね。
最善手を探して長考した
でも最善手ってなんですかね。
客観的な正解のことですか?
それとも最も効率的な手ですか?
最善手は
プレイヤーが考えた最も良い(効率的とは限らない)と思われる手
のことです。
決して、問題と対になる正解ではありません。
というか寄せや死活(囲碁の場合)でない限り、正解なんてありませんからね、将棋も囲碁もチェスも。
プロであれば全てが見えているように思えるかもしれませんが、そんなことはありません。
読みの深いプレイヤーは幾らでもいますが、彼らは訓練なり経験なり才能なりで、正解っぽいと思える手を取捨選択しているわけで、最善手だと思い込んではいるでしょうけど、正解など考えていないでしょう。
まあ日本人は受験勉強中心の詰め込み型の教育のせいか、なんにでも答えがあると考えがちですが、あんまり答えがある問題ばかりじゃないですよね、現実では。
さて日本の教育問題に深くメスを入れたところで(どこがぁ?)最善手に話を戻します。
最善手を探して長考した
というのは優柔不断な人間の言い訳にしか聞こえません。
まぁ私は優柔不断な人間なんで長考してしまうわけですが(オイ)
来年の目標は長考(を極力)しない人間になることです。
プロ棋士はこんな風に考えている、というのがわかりやすいのが入神です。
こちらは竹本健治が書いた漫画です。
小説家が書いた漫画なので絵は下手ですが、かなり面白い内容です。
ヒカルの碁では碁の中身には殆ど触れていませんが、こちらは中身にバッチリ触れているので
「あ~碁ってのはこういうゲームなのか!!」
というのがわかるのでおオススメです。
それに1巻で終わるのもいいですね。
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買えると思ったら品切れでした…というか入荷するんですかね…
待てない方は中古で買うと良いでしょう