ふたりでボードゲーム

2人プレイできるボードゲームを紹介していくブログです。

カテゴリ: スルージエイジズ


ウポー!!(訳:原始時代に戻りたい)

ストーンエイジってすごいゲームだと思うんですよ。

【ゲーム性とテーマの融合】
ボードゲームにテーマは必要か?

といわれれば、ルールが素晴らしければ、必要ないと思います。

一方でテーマと内容が一致していれば、インストがしやすくなり、感情移入しやすくなるかもしれません。
まあテーマに興味がわかなければ意味ないですけど。

その点でストーンエイジはすごいです。

石器時代の生活をサイコロで表現する。
これって当たり前のようで、すごい発明です。

不安定な生活をサイコロで表現する。

考えたのは恐らく人間ではなく、人間の姿かたちをした神だったのでしょう。

○木が強い?
別にいいじゃないですか、実際に当時は木が強かったのでしょう。

○考える要素が少ない?
原始人だから、サイコロ任せでいいと思います。

実はサイコロの目を有効に使うことが効率的なプレイスタイルだったりします。

古いゲームですから、BGGを見ると色々な攻略がフォーラムで上がっているので、読んでみましょう。


 


吾輩の辞書は「長時間」しかない

冬休みがもうすぐやってきます!!
そして!冬休みだからこそ!!あえて時間のかかるタイトルをおすすめしたいと思います。

通常の週末ではプレイしにくくても、年末なら幾らでも時間はある?というわけです!!

今年の年末は、重厚長大なゲームで決めるのが良いでしょう。

【おすすめ重厚長大ゲーム】

①歴史スペクタクル
→歴史物は時間がかかる、というのが世の常です。
というわけで、時間があるときこと、積んでいるスルージエイジズやトワイライトストラグルを崩すチャンスです。
妻がプレイしてくれない?今のうちにイノベーションで再教育しましょう。














 
②LCGのデッキ構築で時間を潰す!!
→アンドロイドネットランナーのデッキ構築をしていれば、あっという間に時間は過ぎていきます。




③金星の商人で年越し宇宙旅行
→30ターンプレイしたら、そりゃ4時間超えますわ


 

みなさんも是非冬休みに長時間ゲームを楽しんで下さい。


戦争カードがヤバすぎない?

値段もこなれてきたスルージエイジズですが、戦争カードでは随分大味だなぁというのがちらほら出てきます。
軍事差分だけ勝利点強奪とか、下手したら一発で投了だと思うんですけど、気のせいですかね?
4時間プレイしていて、カード1枚で投了させられたら普通だったら

クソゲー

ってなるかと思うんですけど、スルージエイジズにはそれを言わせない風格があるのでしょう…多分


一方で似たような文明構築ゲームで時間も15%程度で終わるイノベーションときたら

カードのバランスが悪い
クソゲー
チャデク嫌い

と散々な言われようです。

というわけで、本当にカードがヤバイか検証してみます。
あまりカードの中身を見ると楽しみが減るので、時代1〜3まで見てみます。

【時代1のプチやばいカード】
さすがに時代1は大したカードはありません。

○弓
⇒相手に時代1のカードを引かせて、一番高いカードを奪う
相手の手札に時代2や3がある場合に奪えますね

【時代2のプチやばいカード】
時代2も大したカードはまだありません。序盤ですから、当然です
○暦
⇒影響カードの枚数が手札より多い場合、時代3から2枚引く

【時代3のやばいカード】
ここからが本番です
○工学
⇒石を生み出す相手のアクティブなカードを全て自分の影響下における
石を生み出すカードは時代3までですが、実際のダメージよりも精神的ダメージが大きいです。

○機械
⇒手札を全交換
普通のゲームだったら、最大級の嫌がらせですね。
イノベーションだと序の口ということでしょう。

○医術
⇒相手の一番影響力が高いカードと、自分の一番影響力の低いカードを交換する
嫌がらせ以外の何ものでもありません。

時代3まで確認した限りですが、結構ヒドいカードが多いです。
特に手札強制交換はボードゲーマーが一番嫌うんじゃないでしょうか?
 
なるほど勝利点を奪われるのは我慢できるけど、手札交換は我慢できないということですね、わかります。



 


儂もリメイクされたんですが…

さて昨今のボードゲーム人気にあやかって、どこもかしこもボードゲームボードゲームですが、本当に楽しめるものなんてごく一部だと思います。
端的に言えばテストプレイもしないで

なんかいいこと思いついた

的な一発ネタルールが多くて、それじゃあルールだけ読んでレビューしているのと変わりません。
まあルールと演劇の脚本が近いといっている人もいますが、これは

半分当たっていて、半分間違いです。

なぜなら演劇の脚本は「戯曲」というコンテンツで完成している場合もありますが、ボードゲームはルールだけでは絶対に完成しないからです。 
さてそんなルールだけでレビューできるか?屁理屈合戦はここまでで、本題は名作ゲームのリメイクを楽しもうという話です。まあリメイクされるくらいですから、大抵面白いので買いましょう、終了。

といいたいところですが、そこはそれ。
昔のゲームは今のゲームと異なり マルチ人数に対応していない頑固な作りになっているので、注意が必要です。

○メキシカ
⇒マップを特定の大きさに区切る、区切られたエリアにピラミッドを配置する、などで得点を獲得するアブストラクト的ボードゲーム。
狭義のアブストラクトではありませんが、広義ではアブストラクトですね。



○ティカル
⇒リッチなタイルめくりゲーム。
4人で最大の力を発揮するゲームですが、2人用のヴァリアントも存在しますので、BGGで調べてみましょう。
コンポーネントはメキシカ同様、かなり良い出来です。



○アメンラー
⇒コンポーネントは素晴らしく、ゲーム内容もかなり良さげなんですけどねぇ、惜しむらく

5人で最大の力を発揮するゲーム

ってところが、どう考えても立ちませんね。
しかも競りゲーですからね、初心者お断りなところがありますよね。

競りゲーの欠点は、相場がわかっていないプレイヤーが入るとゲームバランスが容易に崩れる、という点でしょう。


○ヨーヴィック
⇒倉庫の街のリメイクです。
一見すると、サンクトペテルブルクっぽいですが、実際は拡大再生産がほとんどないところがボードゲームIQを求められるので、家族向けに出しにくいです。




戦争こそ我が性(たち)

これほど直接攻撃を全面に出したゲームも滅多にありません。
しかし酷評する意見が目立ちません、これがBGGの威光でしょうか
普段直接攻撃するボードゲームをけなすボードゲーマーでも

やっぱり日本語されるとイイね!(戦争なしルールしかやらないけど

となります。
スルージエイジズに普通のマルチゲームにない特徴としては投了でしょう。

投了すると勿論投了したプレイヤーはプレイできませんが、他のプレイヤーからの搾取の対象にもなりにくくなります。
つまりキングメーカーになることを回避できます。

この投了システムはとても理にかなっています。
負けたら投了するだけで、他のプレイヤーはゲームを継続することができますし、投了したプレイヤーは別のゲームをプレイすればいいわけです。

実は(攻撃的な内容は無視すると)オープン会でお試しプレイしてもいいかもしれませんね。
生殺与奪されても、責任は持てませんが…



 


戦争カードがヤバすぎない?

値段もこなれてきたスルージエイジズですが、戦争カードでは随分大味だなぁというのがちらほら出てきます。
軍事差分だけ勝利点強奪とか、下手したら一発で投了だと思うんですけど、気のせいですかね?
4時間プレイしていて、カード1枚で投了させられたら普通だったら

クソゲー

ってなるかと思うんですけど、スルージエイジズにはそれを言わせない風格があるのでしょう…多分


一方で似たような文明構築ゲームで時間も15%程度で終わるイノベーションときたら

カードのバランスが悪い
クソゲー
チャデク嫌い

と散々な言われようです。

というわけで、本当にカードがヤバイか検証してみます。
あまりカードの中身を見ると楽しみが減るので、時代1〜3まで見てみます。

【時代1のプチやばいカード】
さすがに時代1は大したカードはありません。

○弓
⇒相手に時代1のカードを引かせて、一番高いカードを奪う
相手の手札に時代2や3がある場合に奪えますね

【時代2のプチやばいカード】
時代2も大したカードはまだありません。序盤ですから、当然です
○暦
⇒影響カードの枚数が手札より多い場合、時代3から2枚引く

【時代3のやばいカード】
ここからが本番です
○工学
⇒石を生み出す相手のアクティブなカードを全て自分の影響下における
石を生み出すカードは時代3までですが、実際のダメージよりも精神的ダメージが大きいです。

○機械
⇒手札を全交換
普通のゲームだったら、最大級の嫌がらせですね。
イノベーションだと序の口ということでしょう。

○医術
⇒相手の一番影響力が高いカードと、自分の一番影響力の低いカードを交換する
嫌がらせ以外の何ものでもありません。

時代3まで確認した限りですが、結構ヒドいカードが多いです。
特に手札強制交換はボードゲーマーが一番嫌うんじゃないでしょうか?
 
なるほど勝利点を奪われるのは我慢できるけど、手札交換は我慢できないということですね、わかります。



 


どうせ1回しかプレイしないなら深淵を覗いた方が楽しめるんじゃないですかね?
さてあれほどまでに望まれて(?)いた待望の日本語版にもかかわらず、殆ど話題にのぼらないのにはワケがあります。

日本人は文明発展ゲームが本質的に好きではない

ということです。

理由としては

①直接攻撃がキライ⇒農民だし

②自国の歴史以外興味ナシ!!⇒島国根性だね

③っていうか日本出てこないし

冷静に見ると結構日本人?というかアジア人向けではないコンテンツですよね。
表紙はアングロサクソンしかいないって、

時代錯誤じゃね?

と言いたくもなります。

しかしプレイしないで文句をいうのはよくありません。
せめてルールブックを熟読した上で文句を言いましょう

プレイしてないけどね

とりあえず親父にもぶたれたことのない諸兄はイノベーションで理不尽さを味わってからプレイすることを強くおススメします。
そう、歴史とは理不尽なものなのです。

 


もうジジイってことですかね…

スルージエイジズのルール本はたしかに全て日本語なので(当たり前)その点は読めるのでよいです。

当たり前

しかしイマイチ、ラウンドごとの流れが分かりにくくて結構困ります。
まあ加齢による脳の衰え、ということでしょうか。
しかしアルルの丘の時もそうだったのですが、全体の流れが把握しにくくて困ります。

細かいところ、例えば

植民地は競りで決める

とかは、お~なるほどと分かるんですけどね、全体の流れがフローとかあるともっと分かりやすくなると思うんですよね。
そういう点で、アンドロイドネットランナーのフローは分かりやすかったです。

まあTCGとはルール自体の難易度が違うので、なんともいえないところですけど。

h 


というか、枯山水だったら取り上げるに値しそうですけど、どうなんですかね?
そうすればダブつき気味な市場在庫もはけるんじゃ…

取らぬ狸の皮算用はともかく、スルージエイジズをプレゼンするのは難しそうですね。

世界の歴史を作っていくゲームです



みたいになりそうですね。
ルールが分厚く説明しにくい、しかもカードしかないので見栄えがイマイチです。

私自身はこういうゲームがもっと広まって欲しいと思います。
ボードゲームレビューで、短所:直接攻撃という表現が、個性:直接攻撃多め
になればいいと常日頃考えています。

直接攻撃、いいじゃないですか!!

どんどん攻撃して、女子供関係なく泣かして、そして泣かされていけばいいと思うんですよ。
やっぱり生きてる実感は戦場じゃないと得られないと思います(←多分違う)



 



やはりボードゲームを知らない方には、ルールがどうとか面白さがどうよりも、やはり

テーマ性

ということなのでしょうか?

そういう意味でシュールなテーマのボードゲームが手にいれやすいか?と言われるとなかなか難しいです。

ハーレム作るゲーム
オナラした犯人を見つけるゲーム
家にあるパチンコ玉の数を当てるゲーム

と言われたら、何それ!!ってなりますけど、

勝利点を稼ぐゲーム

と言われるといきなり興味度が減りますよね。

私もテーマがバカっぽくて受けそうなゲームを思い浮かべてみましたが、なかなかありません。
ニムトを◯牛病の牛を押し付け合うゲームといってもひかれるだけですしね。

↑このページのトップヘ