ふたりでボードゲーム

2人プレイできるボードゲームを紹介していくブログです。

カテゴリ: 美術館


パンデミックでも可

先日、東京ステーションギャラリーでやっているシャガール展に行ってきました。
ご存知のとおり、シャガールといえば、名前は知れた画家ですが、私はあんまり好きじゃありませんでした。
なんというかネームバリューの割には内容がない、という印象ですか…つまりカタンみたいな感じですよ。

数は多いけど、中身はねぇ………

みたいな。

でも実際今回の展示は100以上も様々な作品があって、実物をみるとやっぱりすごいなぁ〜と感心しました(小学生並の感想)
たしかにシャガールの画風は、明らかにフォービズムやキュビズム、そしてその当時の他の作家の影響を受けたような印象があります。でも絵画だけではなく立体も版画もやっぱりどこまでいっても一目で

シャガールだなぁ

とわかる、ということはすごいことだと思います。
オリジナリティあふれる、とか歴史に名を残す、というタイプではありませんが、それでもやはり人に何かを残すアーティストだなぁと感心しました。

まあ美術とゲームが同じってことはないかもしれませんが、カタンも今プレイしてみたら印象が変わるかも?と思いましたが、今からやるならどのカタンをプレイするのか迷ってしまいます。我が家のカタンは実家のどこかに眠っているでしょうし……

やっぱりエジプトカタンですかね?ちょっと高いんですけど……





アジアの力!!

サンシャワー展に行ってきました。
インスタ映えしそうな写真が撮れてとても面白かったです



さてこれではなんにもならないので、お勧めポイントを挙げます。

①東南アジアの歴史がなんとなくわかる
→新国立美術館は社会性の高いテーマが多いです。

②キャッチーな絵が取れる
→森美術館はおしゃれな作品が多いです。

③人が少ない
→ボストン美術館展は人が多すぎでしたが、サンシャワー展は人が少ないのでおすすめです。

22日で終わりです!!

インスタ映えする絵を撮るために、インスタ好きは集合しましょう!!

くどい表現ですね

以降は素人が好き勝手撮った写真です。












一眼レフを忘れたのは一生の不覚です。


結局どちらがメインなの??

先月業務が忙しいのに無理やり連休をとり、台風直撃のなか徳島→香川→岡山→兵庫→大阪という弾丸ツアーを強行しましたが、本当に楽しかったです。

まあボードゲームしか書いていない(ん?)ブログですけど、やっぱりボードゲーム一色の人生だとつまらないですよ。いや別にいいんですけどね笑

さてボードゲーム合宿ならいざ知らず、旅行のお供にボードゲームを持っていくと持て余すことがあります。
なるほど、確かにさんざん旅行で疲労している頭脳にボードゲームをぶっこんでも眠くなるだけですね。

といくわけで、旅行に向いているボードゲームを挙げていきます。

○5本のキュウリ

○ワードバスケット

○ジャイプル

○イノベーション

イノベーションはちょっと慣れが必要ですけど、意外と頭使わないのでお勧めします。


 


出会った時にビビッときたでしょ……

台風が倉敷に直撃した先月の連休に、約23年ぶりくらいに大原美術館にいきました。
AM10:30到着で、すでに台風接近のため12:00閉館が決まっていたので 駆け足になってしまいました…でも本当にエルグレコは素晴らしかったです……はぁ写真撮りたかった(現在は禁止されています)。

あらためてエルグレコの受胎告知をみると、マリアの衣服は赤と青、ガブリエルの黄色が信号機みたいでちょっと面白いですが、気にしません。
圧倒的な雲間からあふれる光の表現を前にしたら、信号ボウシン間違いなし(危険!!)I

ガブリエルの腕が長すぎる?どうでもいいことです。
恐らく祭壇画として、見上げたときに、最適な比率をエルグレコは選択したのでしょう。

前日、大塚国際美術館でエルグレコの祭壇画をみましたが、本当に素晴らしかったです。
国立西洋美術館に小さいエルグレコはありますが、エルグレコは大きいほうが素晴らしい、というか迫力が断然違います。

また大原美術館は、エルグレコだけではありません。
ロートレックも素晴らしいので見て欲しいです。
ロートレックの大きい絵は珍しいので、是非じっくり見てください。
あとブラマンクも良かったです。

こんどは台風がないときじっくりと行きたいですね


ひそかな楽しみ

ボードゲーム以外の趣味で何が楽しいか?といえば冷蔵庫マグネットを利用した美術館、いわゆる

冷マ美術館の作成

が楽しいです。
私も若い頃は「色味が違うからいらない!!」など、とがったことを言ったりしていましたが、実際集めると楽しいのです。

なにがいいかって、美術館の思い出を思い出せるからです。
そしてなにより自分の好きなアートに囲まれて生きることが楽しいんですね。
 
是非みなさんも自分だけの冷マを集めて楽しんでください!!



個人的にはナビ派展マグネットと、ホロフェルネスの首を持つユディトがお気に入りです。
あと黒猫のポスター笑 


まさに美術界のドリームチームや!!

さて、秋といえば芸術の秋!!ということで、美術を体感するために旅行に行ってきました。
場所は徳島県鳴門市にある大塚国際美術館です。知らない方のために概要を説明すると、陶板でできた本物と同じサイズの複製を飾ってある美術館です。

「なーんだ本物じゃないのか…」

という方もいると思いますが、展示の数と質がすごいのです。
作品数が1,000点以上あります!!本物をすべて見るとしたら200箇所近い美術館に行く必要があります。

そして作品の中にはシスティーナ礼拝堂まであります。これは圧巻でした。
何故なら本物は暗くてよくわからないところがありますが、大塚国際美術館であれば明るいので、細部まで細かく見ることができるからです。

まあ、これだけ褒めても
「でも本物じゃないでしょ…」という方はいるでしょう。

確かに本物と陶板絵画ですから、似ているものとそうでないものがあることは否定しません。
しかし、それでもやはり名画が1,000点以上ある、という空間は圧巻以外の何ものでもないのです。

そして本物に近い絵をみることで新しい発見があります。
私はゴヤという画家があまり好きではなく、というか「なんで世間では評価が高いのだろうか?」と疑問にすら思っていたのですが、大塚国際美術館で作品群を見たら「あー、ゴヤは天才ですね」といきなり手のひら返しすることになりました、いつかプラド美術館で本物みたいです笑

大塚国際美術館は美術に触れるきっかけには最適です。
ここで色々な画家に出会い、「自分は○○に興味を持ったので、今度は別の作品を見たい」で充分文化的な役割を果たしているといえます。

というわけで、是非多くの方に体感して欲しいですね


ヒロシだよ!

吉田博展を新宿の青児記念美術館でやっていますが、見応えがありましたね。
こういう箱絵だったら、アメリカ人が手に取るかもしれません。
アメリカ人は版画が大好きですからね。

というわけで吉田博美術館についてレビューします。


混雑度
→すっごく混んでいます。ただし美術館の導線が上手なので、自由に動けます。

バラエティ度
→吉田博一色です。
これは良し悪しですが、水彩、油彩、版画と色々な作品があるので飽きません。

お得度
→かなり見応えがあるので満足感が高いです。
吉田博の版画はイラストっぽい要素もあるので、結構楽しめます。


大エルミタージュ展がマスターピース揃いの件について

休日、といえばオープンゲーム会に参加、というのも一つの生き方ですが、一流のものにも触れておいた方がいいですよ、ということで大エルミタージュ展をオススメします。
エルミタージュらしく名作揃いです。しかし人が多い‥というわけでボードゲーマーらしい変態ムーブを決めます

①朝0930到着
➡ゲームマーケットよりは遅いので楽勝です

②会場後は目的のスペインコーナーへ!!
➡日本人は律儀に列を作って並びますが、絵の前に並ぶのは時間のムダです
(ちなみに新国立美術館だと最前列鑑賞は並ばせますが‥)

今回の目玉はスペインのムリーリョとスルバランです。
ベラスケスに及ばないものの当時人気のあった画家ですので、すぐにみにいきます。
するとどうでしょう、誰もいません。
日本人は最初から見るのが好きですがそんなルールはないので

③好きなところから見る

これが絵画鑑賞の基本です。
スペインが済んだらそのままフランス➡ドイツと進むと、めっちゃ快適に見れます。
まさに他プレイヤーと競合しないところを狙う、というボードゲーマーらしい鑑賞方法です。

日頃培ったボードゲームテクニックを現実に活かせるなんて、美術鑑賞ってイイネ!!

 

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